【2023年】理科のおすすめ本・参考書ランキング７冊！年４００冊読む書評ブロガーが紹介！

小学生の子どもも一通り読めたようだ

ずっとこれだけじゃダメでしょうけど、3年生にいきなり受験向けの理科のドリルとかって非常〜！につまらないので、入門に、併用に、とてもおススメです！とはいえ用語も沢山乗っているし、自然と専門用語に親しめるのが良い感じです。遊びたい盛りの3年生に用語を覚えさせるのって意外と難しくて。ただ暗記しろ！って言っても、何で？ってなる(^^)

別本の練習問題でダメダメでも、あっこれツッコミでやったじゃん！(ページの隅っこに書いてあることでも)って言うと、あー！そうだ！と悔しそうにします(^^)しめしめ(^^)

やっぱり、ユーモアが何より大事だなって思うし、こんな感じでいろんな意味で賢くなって欲しいなって思います。

全体として、もともと網羅的で、図版も見やすいので、とりあえずの一冊という意味では参考書としてお勧めですが、理科の試験がある中学では、奇妙な形の振り子や滑車の計算問題など、この程度の基礎だけではまったく歯が立たないと思います。また、新指導要領をよく理解していないのでしょうが、今後はもっと身近な自然の観察などが問われることになると思います。

新指導要領の根幹と向き合うなら、参考書的な知識だけに頼らず、こんな数ページの差し替えだけで「改訂」だの「対応」だの言わず、練習問題や生活体験、身近な実験など、もっと盛り込むべきことがあったはず。編集部に真剣さが足らないように思いました。

欠点といえば、簡単な実験方法も載ってますが、どうせならグラムや濃度書いて欲しかったですね。自由研究にも使えるので。
個人的には丸文字のゴシック体は読みにくく、同シリーズの国語の方の明朝体っぽいフォントの方が読みやすく感じました。また、難しい漢字でもルビ付なので漢字のままにして欲しかったですね。小学以降に使おうと思うとそこの部分が気になります。しかし、オールカラーなのでオススメです。

・気体は温度によって体積が変化
・鉄に強力な磁石をこすりつけると鉄自体が磁石になる
・鉛筆や食塩水は電気を通す

など大人であっても「へぇ〜」と思う自然界の現象を重要なところだけ
わかりやすく豊富な図とともにシンプルに解説してます。

自分としては主に前半の”ものの性質”や”エネルギー関係”がタメになりましたが、
後半の生物は、さすがに既知の部分が多かったのでそれほどタメにはなりませんでした。
でも、時間がなくてもあっさり読めるので大人にもオススメです。