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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、芥川龍之介のおすすめ作品・書籍ランキング7冊を紹介していきます!
目次
- 1位. おすすめ作品・書籍│『羅生門』芥川龍之介
- おすすめ作品・書籍レビュー│『羅生門』芥川龍之介
- 2位. おすすめ作品・書籍│『鼻』芥川龍之介
- おすすめ作品・書籍レビュー│『鼻』芥川龍之介
- 3位. おすすめ作品・書籍│『杜子春』芥川龍之介
- おすすめ作品・書籍レビュー│『杜子春』芥川龍之介
- 4位. おすすめ作品・書籍│『羅生門 ─まんがで読破─』芥川龍之介
- おすすめ作品・書籍レビュー│『羅生門 ─まんがで読破─』芥川龍之介
- 5位. おすすめ作品・書籍│『藪の中』芥川龍之介
- おすすめ作品・書籍レビュー│『藪の中』芥川龍之介
- 6位. おすすめ作品・書籍│『マンガで読む名作 地獄変・河童』芥川龍之介
- おすすめ作品・書籍レビュー│『マンガで読む名作 地獄変・河童』芥川龍之介
- 7位. おすすめ作品・書籍│『蜘蛛の糸』芥川龍之介
- おすすめ作品・書籍レビュー│『蜘蛛の糸』芥川龍之介
- 芥川龍之介のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
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1位. おすすめ作品・書籍│『羅生門』芥川龍之介
【作品・書籍の内容】
大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の代表的な短編小説。
初期作「青年と死」、龍之介自身が好んだ「秋」、最晩年の「或阿呆の一生」まで学生時代から最晩年の代表作11作、読者へ語りかける「文芸鑑賞」、遺書ともいわれる「或旧友へ送る手記」を収録。
おすすめ作品・書籍レビュー│『羅生門』芥川龍之介
45日前には盗人になるなど考えもしなかった下人が、今はもう盗人になるしかないと考える。
人間は追い詰められると、正義や倫理などは忘れ、己の身を守るために全力を投資する。
この点に関して、現代でも同じところがあると思った。
本当は意志さえあれば目標を達成できる人間が、現代社会に甘え、言い訳をし、行動をしない。
追い詰められれば何事も達成できるにもかかわらず。
しかしこう誰もが悪となってしまったら世も終わりです。救いようがありません。
髪を抜かれた女は蛇を干し魚と偽って売りその女の死体の髪を老婆が抜きその老婆の着物を下人が引き剥がす…悪と負の連鎖です。
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2位. おすすめ作品・書籍│『鼻』芥川龍之介
【作品・書籍の内容】
「鼻」[春陽堂、1918(大正7)年]に収録。原話は「今昔物語集」巻第二十八「池尾禅珍内供鼻語」第二十。長すぎる鼻を気にしている「禅智内供」がどうにかして鼻を短くしようと奮闘する話。執筆当時、久米正雄に高く評価を受けた。
おすすめ作品・書籍レビュー│『鼻』芥川龍之介
芥川賞の作品ではないですよ。
賞に名前が付いている作家ですよ。
内容もやっぱすごいです。
なぜか、短編なのに長編を読んでいるみたい。
さずが、作者の力量なのですね。
「鼻」は初めて読みましたが、小説の中に引き込まれたまま
しばらく出られず、
気持ちの良い疲れが出ました・・・。
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3位. おすすめ作品・書籍│『杜子春』芥川龍之介
【作品・書籍の内容】
親の財産を使い果たした青年「杜子春」の前に老人が現れ、老人の指示通りに穴を掘ると大金が見つかる。その後も老人は度々現れる。原典は鄭還古「杜子春伝」。教育教材としても多く論じられてきた。
おすすめ作品・書籍レビュー│『杜子春』芥川龍之介
杜子春で、煽り耐性について考えさせられました。
しかし2回もゲットした大金を、浪費してしまうとは杜子春、情けないぞ。8割くらいは貯金しとかないと。
無料本ということなので読んでみたら、読みやすい文体で主題も分りやすい。
冗長な部分がなく、さくさくと展開するのでストーリーがスッと頭に入ってきました。
「読んでよかった。」そう思える作品でした。
kindle本なので、自分のiPhone、嫁のiPhone、自分のデスクトップPC、嫁のノートPC、自分の仕事用ノートPC
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4位. おすすめ作品・書籍│『羅生門 ─まんがで読破─』芥川龍之介
【作品・書籍の内容】
天災や飢餓に苦しむ平安時代の京都。都のシンボル羅生門にも盗人が住み、死人が捨てられ荒廃していた。屋敷をリストラされ路頭に迷う使用人が、死人の髪の毛を盗む老婆と出会い、生きるための手段を模索する表題作「羅生門」。その他、大正文壇の寵児が今昔物語を題材に描いた「王朝もの」と呼ばれる作品全3編を漫画化。
おすすめ作品・書籍レビュー│『羅生門 ─まんがで読破─』芥川龍之介
表題作『羅生門』を教科書で読んだ程度だったのですが、下人と老婆のやり取りに鬼気迫るものがあったし、芥川作品の中では触れていなかった部分も描写されていたりと非常に読みやすかったです。
蛇足と感じる人もいるかもしれませんが、こういった描写がされているのは非常に好感が持てました。
このまんがを読んで原作の方も読んでみたのですが、教科書で読んだのとはまた違っていてこれも非常に面白かったです。
原作に触れる良いきっかけになった作品でした。
●取り敢えず、武弘が刃物で刺され死に、真砂が手ごめにされ、多襄丸が捕まった事に変わりはないと。
●無論、木こりや旅法師、巫女に放免が犯人である可能性もあると。
●最も、巫女が武弘の霊魂を連れてくるといったって、それは不確かな要素なのだから、一番信憑性に欠ける。
●こういったケースでは、証言者は自分の都合の良いように事実を捻じ曲げる可能性が高い。
●百歩譲って武弘の証言を重要視するとしたら、真砂は相当に魔生の女である(笑)
●凶器に使われた刃物の行方は未だに謎。
……以上の事柄から推理すると……「なぞーがある なぞーがある こたーえは藪のなかー」
*『明日があるさ』の替え歌
皆さんはどう思われますか?
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5位. おすすめ作品・書籍│『藪の中』芥川龍之介
【作品・書籍の内容】
検非違使の尋問に答えた旅法師らの供述と当事者である「多襄丸」の陳述など、複数の人間の証言からなる形式で殺人事件の真相にせまる物語。「今昔物語集」巻二十九第二十三「具妻行丹波国男 於大江山被縛語」を原典とする。発表当時から現在まで実に多くの関心を寄せられているが謎の多い名作。
おすすめ作品・書籍レビュー│『藪の中』芥川龍之介
なんだかちょっと気分を変えてみたくてダウンロードしましたが、小説を読んだのはかなり久々でした。
芥川龍之介の作品を読むのも学生時代国語で出てきた『羅生門』以来。
そんな私でも、100年ほど前に書かれた小説で、しかも検非違使とか出てくる時代ものなのに、
意外とするする読めてしまったのは驚きでした。
登場人物の言うことが食い違う中物語は終わるのでモヤ―っとします。
彼らは自分にとって都合の悪いことは極力言いません。誰かが嘘をついているでしょう。
でもビデオカメラが現場に設置してあるわけではない。
何を「真実」と捉えるのかは、読者に任されています。
誰もがテキストデータを垂れ流すことができる時代には、品格ある文が輝いて見えますね。
登場人物の語りだけで、表情や佇まいがまざまざと浮かび、竹の葉を踏みしめる音も聞こえそうです。
捕まった山賊の自供内容と、犯された女の証言、
そして殺された男の幽霊(!)の証言が見事なまでに食い違っており、
だれが本当のことを言っているのかがまったくわからないというのが本作の最大の見どころです。
やはり芥川龍之介は天才ですね。
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6位. おすすめ作品・書籍│『マンガで読む名作 地獄変・河童』芥川龍之介
【作品・書籍の内容】
時は平安時代。異常の天才絵師・良秀は、大殿様に頼まれた地獄の屏風絵が描けずに苦しんでいた。遂には、業火に焼かれ悶え苦しむ女の姿を、実際に見たいと望む良秀。そこで大殿様は…。芸術至上主義を凄絶に描いた『地獄変』と、人間社会を痛烈に批判した最晩年の代表作『河童』をあわせて漫画化。
おすすめ作品・書籍レビュー│『マンガで読む名作 地獄変・河童』芥川龍之介
(原作を読んだのが何年も前なので断言はできませんが)
同じようなシリーズのものがありますが、「完読」シリーズの方が満足度が高かったです。
名作文学の漫画化ですが、子供時代に読むのをさぼって大人になったので、とてもありがたいです。
絵をとてもきれいに書いています。
自分としては、人間交差点のようなタッチに感じました。
内容的にも原作がよく分かりました。
これからもどんどんこのシリーズを読んでいきたいです。
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7位. おすすめ作品・書籍│『蜘蛛の糸』芥川龍之介
【作品・書籍の内容】
大泥棒の●陀多は、釈迦から地獄脱出の機会を与えられたが、自分のエゴイズムのためにその幸福を逃がしてしまいます。表題作の他に「地獄変」「舞踏会」「杜子春」など七編を収録。
おすすめ作品・書籍レビュー│『蜘蛛の糸』芥川龍之介
ルビがふってありますので、小学1年生でも読むことができます。
挿絵もすばらしく、自分一人で読むことができない子でも
読み聞かせてあげれば、物語の世界に自然に入り込んでいきます。
多少難しい言葉も出てきますが、文章にリズムがありますので
すんなり耳に入っていくところにも作品の力を感じます。
ぜひぜひおすすめの一冊です。
「純日本文学」というカチカチ、コチコチのいかにもとっつきにくそうなジャンルもこんな絵本になったらずいぶん親しみやすく、身近なものになることまちがいなしです。
遠山繁年氏の絵が奇術師のように、物語の中に引き込んでいってくれます。おどろおどろしい地獄の様子が、なぜかしら笑みながら通り過ぎ、極悪非道の=陀多も憎めぬ、あわれな主人公として目に入ってくる。
今、この絵本を小学1年の息子に手渡した。・・・・小学生の児童にも「純日本文学」にふれることのできるすばらしい絵本です。
今後、この絵本<偕成社の「日本の童話名作選シリーズ」>を少しずつ息子に手渡していこうと思っている。
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芥川龍之介のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
『芥川龍之介のおすすめ作品・書籍ランキング7冊』いかがでしたか?
ぜひ、気になった芥川龍之介の作品・書籍を読んで、あなたの人生に役立ててみてくださいね!