【2023年】ドラえもんのおすすめ本・書籍ランキング７冊！年４００冊読む書評ブロガーが紹介！

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柿田ぴんと

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1位. ドラえもんのおすすめ本・書籍│『ドラえもん 0巻 (てんとう虫コミックス)』

ドラえもん 0巻 (てんとう虫コミックス)

ドラえもんのおすすめ本・書籍レビュー│『ドラえもん 0巻 (てんとう虫コミックス)』

小学館公式コメントによると発売前に増刷が決定したそうです。なので発売直後は品薄でも、程なく解消します。
藤子・F・不二雄全集をお持ちの方は内容が重複してしまいますが、てんコミだけを読んでいた方なら、見たことがないエピソードに出会えますよ。

掲載1話を集めて出版し、0巻という形にしたところにセンスを感じる。大全集とかで見たことある、という人には新鮮味はないかもしれないが、ドラえもんをそこまで詳しくない人には十分な情報であり、誕生秘話があるのも懐かしく面白い。幼稚園や小学校低学年、それぞれに合わせてセリフなどが変わっているのも面白い。スネ夫も嫌味は言うが、幼稚園向けの雑誌に掲載されたものでは「のび太くん」と言っており、呼び捨てはしない。のび太も「父さん、母さん」と言っている。
願わくば掲載当時の表現のまま、しずかちゃんではなく「しず子」で掲載して欲しかったかと思う。後一つ、欲を言えばまぼろしのいそうろう「ガチャ子」の話を1話でよいから入れて欲しかった。まあ、50周年と来年は映画40周年もありさまざまな番組等でコラボしそうだし、グッズもたくさん出そうである。

唐突な始まり方をしてたり、話が短かったりでコミックスの1話に慣れてる愛読者からしたら
違和感があるかも知れませんが、同じ1話でもこんなに違うとは驚きです。特にオチが。
学年に合わせて読めるように、との藤子･F･不二雄先生の愛が感じられます。

また、ドラえもん誕生と各巻収録作品一覧も魅力的です。
作品のアイデアに苦慮しながらも未収録のものを除いても
これだけの作品を、話数を描いてきたんだなあと思うと感慨深いものがあります。

ドラえもんがこれからも愛され続ける作品でありますように。

ドラえもんの第一話を全て読むのは初めてでしたが、懐かしさと新鮮さで一気に読めました😃

たまの息抜きにオススメです👍

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2位. ドラえもんのおすすめ本・書籍│『小説　映画ドラえもん　のび太の新恐竜 (小学館文庫)』

小説　映画ドラえもん　のび太の新恐竜 (小学館文庫)

ドラえもんのおすすめ本・書籍レビュー│『小説　映画ドラえもん　のび太の新恐竜 (小学館文庫)』

8才の息子にせがまれてAmazonで即購入。息子は夢中で読み始め、あっと言う間にすでに3周目だそう。
前ののび太の恐竜の内容もよく覚えており、今回の新恐竜との違いを嬉しそうに教えてくれる。来月公開の映画も楽しみだそうだ。
日本は年々読解力が落ちてるそうだが、教科書的な教養をテーマにした本を押し付けるよりはこういったワクワクする本から始めたら良いんじゃないかと思う。
もし全小学生にこの本を配ったら一年後には日本のこの世代の読解力は上がってるんじゃないかと思う。

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3位. ドラえもんのおすすめ本・書籍│『ドラえもん（１） (てんとう虫コミックス)』

ドラえもん（１） (てんとう虫コミックス)

ドラえもんのおすすめ本・書籍レビュー│『ドラえもん（１） (てんとう虫コミックス)』

ドラえもん大好きな息子に買いました。
持病あるから通院日に１冊ずつ買ってあげることにしました。
大学の待ち時間に楽しく待てたら良いな思います。
ドラえもんはみんなの人気者ですね。
私も子供の頃ずっと見てたドラえもんを我が子がまた見てる不思議な感覚^_^
孫世代にまで受け継がれてほしいですね。

時代はおろか国境も超えてしまった作品で、いわゆる「ドラえもん世代」は一般に存在しえないだろう。あえて言うなら、私には「共同ペンネーム時代、アニメは大山のぶ代で育つ」との但し書きがいるか。

マンガ自体も卒業したものの、大人の視点でみて色々気付かされる。その内容はとても語り尽くせない（他のレビューに譲る）。今回、再発見したのは、漫画としての表現法と構成で、思いの外緻密である。1話10ページの回もあり、ものすごくコンパクトまとめられている。それを可能にするのが大胆なコマ、セリフ省略。通常なら描くであろう場面を、ひとつ前のコマから読者の創造に委ねる。しかし間に大きなリープを入れることで物語全体にリズムがつく。

またこれは多くが指摘するところだが、ストーリー構造は古典落語に非常によく似る。ドラ＝ご隠居、のび太＝八っつあん、道具＝アドバイス。のび太が入手した道具を「誤解」「悪用」して失敗するくだりは、落語の下げにつながる。細部の大胆な省略も共通している。また基本ギャグだが、人情噺もある。

素直にお勧めできる作品。F先生、ありがとう。

輸入品のフランス語版を学習用に入手したのですが、やはりオリジナルのセリフが知りたくてKindleで購入しました。第1巻ですから描かれたのは半世紀も前だというのに、面白さもメッセージも普遍的なもので、感動と笑いに満ちたひと時を過ごせました。
ドラえもんがやってきた22世紀のさらに先までも語り継ぎたい名作。
数十年ぶりに他の話も読みたくなりました。

奥付によると「ドラえもん」の単行本第１巻は１９７４年の発売だ。この長い物語はのび太のお正月から始まったのだ。羽根つきをする少女や竹馬で遊ぶ少年たちに遙かな時代を感じる。初登場のドラえもんは図体が大きく可愛くない。ノビ太の子孫が派遣した教育係であって遊び友達ではなかった。近頃では本屋に並ぶ本は入れ替わりが早いので「ドラえもん」の単行本を本屋で探すのもたいへんだろうと思う。ダウンロードで全巻買えるのはうれしい。

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