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こんちわ、柿田ぴんとです!
今日紹介する1冊はこちら
『先送りせずにすぐやる人に変わる方法』佐々木 正悟
本書は、無理せず「すぐやる人」に変われる方法を55個紹介!
どの方法も心理学的な分析に基づいているので
気合いや勢いに頼らずともスムーズに
最初の一歩を踏み出せる1冊となっております。
仕事、勉強、運動、ダイエット、片付け…
「すぐやる人」になれる方法とは一体何なのか?
![](https://kkperial2.com/wp-content/uploads/2019/02/pinto_sashibo-1-e1549518621399.png)
目次
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先送りせずにすぐやる人に変わるには「未来の自分に期待しない」
すぐ行動できない人の口ぐせ
![](https://kkperial2.com/wp-content/uploads/2019/02/pinto_doyagao-1-e1549517914752.png)
ぼくもよく使う言葉で、その気持ちの裏には
「あとでならできる気がする!」
「あとでやったほうが絶対いいものができる!」
という気持ちがあるけど、実際やらないっていう。
んでまた「あとでやる!」の無限ループで
なにも変わらず、先送りばかりの人生なわけですが
本書では、先送りしてしまう原因について
幸せは「いま」ではなく、つねに「ちょっと先」にあるからだといいます。
人の「想像」は、つねに「現状」よりも彩られています。
だから、未来はつねにいまよりもよく、 未来の自分はつねにいまの自分よりも有能で素晴らしい。
人の心理にはそう思いがちな傾向があります。しかし、それは残念ながら、ただの「錯覚」にすぎません。
その「未来」が「現在」になったとき、目の前にあるのは「大きくは変わっていない現実」です。
答えの出ない考えごとや手につかない仕事もほぼそのまま現れます。
たしかに、未来の自分なら何でもできそうな気がして、つい期待してしまうことも多いなと。
ちなみに、未来の自分に期待してしまうのは
「自我を守ろうとする正常な心理機能」が働くからで
![](https://kkperial2.com/wp-content/uploads/2019/02/pinko_defo-1-e1549516687551.png)
と思えるからこそ、人は生きていけるっていう。
つまり、人は基本的に楽観的だと。
希望があるから生きる。
「よりよくなる」と思うから働くと!
そこで本書では、先送りで大切なことについて
こうした先送りの心理が発生するのは仕方がないかもしれません。
ただ、大切なことは、「ちょっと先の状況」がベターになるように手を打っておくことです。
つまり、 未来の自分がすぐに取りかかれるように準備をしておけばいいのです。
「幸せはいつもちょっと先にある!」
というのを、妄想ではなく
本当の意味で、その状態に近づけることが大事だと!
ちなみにぼくがブログを書くときは
未来の自分が手をつけやすくできるように
1週間分の本を先に読んでおいて
・書く内容を決める
・アイキャッチ画像をつくる
・リード文、まとめを先に書いておく
という状態にしてあるので
あとは本の内容を書評するだけで!
未来の自分がすぐに取り掛かれるように準備しておくと、先送りを防ぐこともできるので
「幸せはいつもちょっと先にある」状態を
意識しながら、すぐやる人を目指していきましょい!
先送りせずにすぐやれない人は「パッキング」をしてしまう
本書では、先送りの原因のひとつに
脳は「ひとつのまとまった概念」としてものごとを取り扱い
あらゆる作業を、ひとまとめに「パッキング」したがるとのこと!
本書では、パッキングを飲み会を例に紹介。
たとえば、飲み会の準備をするときも「駅から近くて雰囲気のよいお店をピックアップして、参加費をどれくらいにするか検討し、料理のコースを決め、○月×日に予約を入れて、参加者全員にメール連絡して……」などとは考えません。
「幹事をやる」とひとことでまとめてしまいます。
このように、いろいろな作業があるのに
ひとつにまとめたがるのが「パッキング」だと。
パッキングすると、思い出したり
紙に書いたりするのには便利だけど
いざ実行しようとすると難しいのは確かで
それが「すぐできない」原因になっていると。
そもそも、TODOリストとかも
「ブログを書く」
「旅行に行く」
「部屋を片付ける」
「プレゼンの準備をする」
みたいに、ひとことでまとめていることも多くて
脳にとっては楽だけど、手がつけられるかは別の話で。
「やりたいこと」を書き出すときも
「パッキング」って悪影響を与えてるなと。
![](https://kkperial2.com/wp-content/uploads/2019/02/pinto_egao-1-e1549518434533.png)
って書き出すと、脳はワクワクするし
なにも成し遂げられてなくても
すでに達成できそうな気分になってくる。
書く事は楽しいし
満足感も得られるけど
何かを実行したことにはならなくて
書き出して、妄想することに慣れてしまうと
いつのまにか「すぐやれない人」になってしまうと!
次の項目では、脳がやりがちな「パッキング」への対処法を紹介!
![](https://kkperial2.com/wp-content/uploads/2018/09/img_6778-719x1024.jpg)
先送りせずにすぐやる人に変わるコツは「パッキング」を分解すること
では、すぐ実行するには
一体どうすればいいのか?
それは、パッキングを小さく分解していくだけ!
「部屋を片づける」であれば
「ペンをペン入れに戻す」
「レシートを捨てる」など
すぐに実行できるところまで分解することが大切で!
「ブログを書く」であれば
「書く内容を決める」
「アイキャッチ画像をつくる」
「タイトルを書き込む」
「○月までに○○万稼ぐ」であれば
「今週中に○○に取り組む」
「明日までに○○稼ぐ」
「1時間で○○の成果を出す」
みたいに、細かく分解して
作業ひとつひとつに意図を
仮説をもって取り組んでいくことが大事で
イメージが漠然としてたら
すぐにやることは難しいんですよね。
「運動をする」
「ダイエットをする」
「貯金をする」
「運動をする」を分解すると
![](https://kkperial2.com/wp-content/uploads/2019/02/pinto_sashibo-1-e1549518621399.png)
ってとこまで分解すれば、すぐにできるわけで!
ちなみに、「走る」ことを目的にするのでなく
「ジャージとランニングシューズを履く」にすると
「せっかく準備したしなあ。」という強制力が働き
走らざる追えない状況になるので、めちゃんこ効果的!
まとめると
すぐにできないときは漠然と思い描くのではなく
分解していって、すぐできることを探すことが大事!
具体的な行動プランにするとが
すぐやる人になる第一歩なので
みなさんもぜひ実践してみてくださいね!
書評まとめ『先送りせずにすぐやる人に変わる方法』
![](https://kkperial2.com/wp-content/uploads/2019/02/matomememe.png)
『先送りせずにすぐやる人に変わる方法』佐々木 正悟
いかがでしたでしょうか?
・「ちょっと先の状況」がベターになるように手を打っておく
・未来の自分がすぐに取りかかれるように準備をしておく
・脳はあらゆる作業を、ひとまとめに「パッキング」したがる
・すぐにできないときは漠然と思い描くのではなく、分解していって、すぐできることを探すこと
人生は行動した量で決まる。
つまり、先送りすればするほど
人生を変えるきっかけを逃しているということ。
ぼくもブログだけは毎日書いていますが
本書の内容を実践していることも多かったので
すぐやる、すぐできる人に必要な要素が
かなり詰まっているなと感じる1冊でした!
目標達成にも役に立つのもポイント!
本書は上記以外にも
・「誘導タスク」を設定する
・「現状維持バイアス」を外す
・「スタンバイ状態」をつくる
・カンペキ主義をやめる
・「選好逆転」に気をつける
・締め切りがなくても動ける方法を探す
・最大の損失を先取りする
・ボトムアップシートをつくる
などなど、無理せず「すぐやる人」に変われる方法を55個紹介!
仕事、勉強、運動、ダイエット、片付け…
これまでいろいろ試して挫折してきた人はぜひ
本書を読んで、心理学的な分析に基づいた
「先送りせずにすぐやる人」を目指してみてはいかがでしょうか?
![](https://kkperial2.com/wp-content/uploads/2019/02/pinto_egao-1-e1549518434533.png)
ありがとうございました!