【書評Lv.168】高校の首席が億万長者になれない理由とは?『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』

この記事を書いた人

柿田ぴんと
チョコモナカジャンボが好き!
1日1冊ビジネス書を書評してます!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今日紹介する1冊はこちら

残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学するエリック・バーカー

本書は、世の中のありとあらゆる
「成功ルール」を検証した全米ベストセラー

あなたがこのままではダメになる理由と
これからうまくいく方法を紹介しています!

・成功者は優秀?――NO!
アメリカの大富豪の大学での成績はよくない

・成功者は社交的?―― NO!
第一線の専門家やトップアスリートの9割は「内向的」

・成功者は健康?―― NO!
シリコンバレーの成功者の多くは精神疾患スレスレ

などなど、世の中に流通するさまざまな「成功法則」を、豊富な例と科学的な理論を元に検証し、結論を提示する1冊!

世の中のありとあらゆる
本当の成功法則とは一体何なのか?

ぴんと
さっそく、書評していきたいと思います!

なぜ高校の首席は億万長者になれないのか

みなさんは、高校を首席で
卒業したことはありますか?

ぼくは、欠席なら得意なんですが

本書では、高校の首席は万長者にはなれない!とのこと

ボストン・カレッジの研究者
カレン・アーノルド曰く

イリノイ州の高校を首席で卒業した
81人のその後を追跡調査した結果によると

95%が大学に進学し
学部での成績は非常に優秀!

さらに60%が大学院で学位を取得し
その90%が専門的なキャリアを積んで

40%が弁護士、医者、エンジニアなど
社会的評価の高い専門職に就くとのこと!

しかし、彼らのなかに

世界を変革したり、動かしたり

あるいは世界中の人々に
感銘を与えるまでになる人はゼロだという。

さらに、アーノルドさん曰く

アーノルド
首席たちの多くは仕事で順調に業績を重ねるが、彼らの圧倒的多数は、それぞれの職能分野を第一線で率いるほうではない
アーノルド
優等生たちは、先見の明をもってシステムを変革するというより、むしろシステム内におさまるタイプだ

そうはいっても、調査した81人が
たまたま第一線にたたなかっただけでは?

と思ってしまうわけですが、調査によると

学校で優秀な成績をおさめる資質そのもの

一般社会でホームランヒッターになる資質と相反するとのこと!

そこで、高校でのナンバーワンが
めったに実社会でのナンバーワンにならないのは

2つの理由があるといいます。

スポンサーリンク

理由① 学校は言われたことをきちんとする能力に報いる場所だから

1つ目の理由は、学校は

言われたことをきちんとする能力に報いる場所だから。

ちなみに、学校の成績って
知的能力を示すものではなくて

自己規律、真面目さ
従順さを示す最適な指標なんですよね!

それは置いといて、アーノルドさん曰く

アーノルド
学校は基本的に、規則に従い、システムに順応していこうとする者に報奨を与える

と語っており、81人の首席の多くも

自分はクラスで一番勤勉だっただけで
1番賢い子はほかにいたと認めているそう。

アニメやマンガにも
成績はそこまで良くないのに
めちゃくちゃ頭がキレる奴っているなと

思うわけですが

個人的には、良い成績って

深く理解するよりも
教師が求める答えを出すこと

だと思っていて、学ぶことよりも
良い点数をとることを重視してたり。

このように、良い点を取ることを
自分の仕事と考える人を本書では

出世第一主義者に分類されるとのこと。

理由② すべての科目で良い点を取るゼネラリストに報いる学校のカリキュラム

2つ目の理由は

すべての科目で良い点を取る
ゼネラリストに報いる学校のカリキュラム

学生の情熱や専門的知識って
学校じゃあまり評価されませんよね。

けれども社会に出ると
情熱と専門的知識を持ってる人が評価されるっていう!

アーノルドさんは
高校で首席を務めた被験者たちについて

アーノルド
彼らは仕事でも私生活でも万事そつなくこなすが、一つの領域に全身全霊で打ち込むほうではないので、特定分野で抜きんでることは難しい

学校の仕組みって

どんだけ数学が好きでも
優等生になるには、他の科目を勉強が必要で

ひとつの専門知識だけに
特化するには少し残念な環境
だなと。

ちなみに、ぼくは英語と数学だけ勉強して
よく担任に怒られてたけど、無視してた!!

でも、特定分野のスキルが高ければ
そのスキルを活かせる場所にいけばいい話

社会に出ても、ほかの分野の能力はあまり問われないわけで!

アーノルドさん曰く

純粋に学ぶことが好きな学生は学校で苦労するとのこと

 情熱を注ぎたい対象があり、その分野に精通することに関心がある彼らにとって、学校というシステムは息が詰まる。

その点、首席たちは徹底的に実用本位だ。彼らはただ規則に従い、専門的知識や深い理解よりひたすらAを取ることを重んじる。

つまり、学校の優等生は
明確なルールがあると強い

定められた道筋がない社会にでると
優等生は、しばしば勢いを失ってしまう
と。

ちなみに、ハーバード大学の研究によると

大学の成績とその後の人生の成功は関係がなくて
700人以上のアメリカ富豪の成績は「中の上」が多いとのこと!

まとめると

ルールに従う生き方は成功を生まない。

本書では
ルールに従う生き方について
車を例にこのように表現しています。

 車のエンジンにガバナー(調速機)をつけて、制限速度を超えないようにするのと同じだ。

致死的な事故に遭う可能性は大幅に減るが、最速記録を更新することもなくなる。

つまりルールに従う生き方は

負のリスクを排除するかわりに
目覚ましい功績の目を摘んでしまうと。

頂点を極めたいのであれば

ルールに従うのではなく、リスクを取り
情熱を注ぎたい対象、その分野に特化すること

それこそが、成功者になるための第一歩だと思います!

成功したい人はこちらの記事もぜひ!

スポンサーリンク

まとめ『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』

残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』エリック・バーカー
いかがでしたでしょうか?

・学校で優秀な成績をおさめる資質そのものが、一般社会でホームランヒッターになる資質と相反する
・学校は基本的に、規則に従い、システムに順応していこうとする者に報奨を与える
・学生の情熱や専門的知識は、学校じゃあまり評価されない
・情熱を注ぎたい対象があり、その分野に精通することに関心がある彼らにとって、学校というシステムは息が詰まる
・ルールに従う生き方は、負のリスクを排除するかわりに、目覚ましい功績の目を摘んでしまう

個人的には
本書は今まで読んだ本の中でも
TOP10に入るくらいの良書

成功するための主張が
すべてエビデンスをたどって
真偽を自分で確認できるので

読み物としても、めちゃんこ面白い!

普遍的な成功法則ではなく
根拠のある成功法則を学びたい人はぜひ!

本書は上記以外にも

・実社会でどんな人でもできる「増強装置」の使い方
・「最も不幸せな国」の人の特徴とは?
・ギャンブルで「理論的に」勝つたった一つの方法
・どんな困難でも乗り越える人に「必ず共通する習性」
・どんな成功法則よりも役に立つ!「面白いゲームの四つの条件」
・「理想の結婚相手」を見つける理論
・「ありがとうと伝える」が科学的に必要な理由
・容姿がいい人が成功しやすい本当の理由

などなど
世の中に流通するさまざまな「成功法則」を
豊富な例と科学的な理論を元に検証した結果を紹介!

この成功ルールがわかれば
このままではダメになる理由と
これからうまくいく方法がすべてわかる
ので

気になった方はぜひ本書を読んで
成功理論の新しいスタンダードを身に着けてみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき
ありがとうございました!