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こんちわ、柿田ぴんとです!
仕事をしていると、のんびりしているのに
着実に成果を出している人っていますよね!


そういう人は
力の入れどころを見極めて
最大の結果をだしている
「最善主義思考」の持ち主かもしれません!
ということで、今日紹介する1冊はこちら!
『力の抜きどころ 劇的に成果が上がる、2割に集中する習慣』古川武士
本書は、頑張ることが美徳ではなく
頑張らないで結果をだすことが美徳と感じられる
劇的成果をもたらす習慣を紹介!
人気の習慣化コンサルタントが教える
完璧主義から抜け出す方法とは?
さっそく書評していきたいと思います!
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完璧主義の人は無制限に頑張る
上手に力を抜く人は制限を設けてがんばる
完璧主義の自分には
グサグサとくるわけですが
本書で紹介されている
神戸製鋼で7連覇を達成した伝説の元ラガーマン
平尾誠二さんが日本代表になったとき
「日本のチームは練習しすぎだ。練習時間を週に3回、2時間にする。」
という方針で練習に取り組んだそうです。
その理由を、このように説明しています。
海外の強豪チームの練習時間は日本より圧倒的に短い。
日本だと5、6時間練習するところを海外だと2時間です。しかし、練習の密度が全く違います。
日本は6時間で力のすべてを使い切るように練習するので、ある意味時間あたりに発揮する集中力が低いのです。逆に、海外の強豪チームは練習時間が2時間なので、最初から猛烈な動きで練習します。
ラグビーの試合は、40分ハーフの合計80分です。
海外の練習が合理的なのは、試合時間とほぼ同じで、その時間内で高い集中力を発揮するところにあります。本番と同じ緊張感でエネルギーを出し切る練習をしているのです。
平尾監督は、日本人の選手を見ていて、いざという時、集中力を最高潮に持っていく力が弱いと考え、練習時間を短くして、その分密度を高める改革をしたのです。
メリハリ大事って大事だなと。
仕事が終わらないから
残業でカバーは馬鹿野郎!
なんて思うわけですが
ここで大事なのが
「単位時間あたりの集中力をいかに高めるか」
先ほどの例みたいに
試合の時の集中力を最高潮に持ってくるってのは
そのまま自分らの仕事にも当てはまるなと。
ぼくも含め、完璧主義の人って
頑張り屋ですべてに全力投球!!
けれども、長時間働く割には
生産性が低かったりするんよね、つらい!!
一方で、上手に力を抜く人って
一気に集中して短時間で仕事を済ませる
メリハリがしっかりできてるイメージ!!
ここで本書では
「未来工業」っていうめちゃんこ生産性の高い会社を紹介しています。
「未来工業」という、非常に生産性の高い会社があります。
この会社がユニークなのは、残業禁止というところです。朝は8時30分出社、17時40分には退社します。
この時間内で仕事が終わらないならば、何が原因か、どういう改善が必要かを常に考え、最適化し続けるといいます。だから、生産性が向上し続けるのです。
制限時間を設け、その時間に何が何でも終わらせる執念を持って工夫すると、仕事の効率は全く変わるのです。
少し話はズレるかもだけど
言われてみれば
カップラーメンや冷凍食品にも制限時間あるなと!
時間を決めずにいつまでも
お湯入れて待ってたら
麺のびのび~になって、マズマズだし!
学校の試験も60分っていう制限時間があるから
この問題を捨てようとか、この順番で解こうって
戦略をたてることができて、いい点数をとれたり!
それを仕事でもちゃんとやれば
間に合わなかった改善点も見つかるし
単位時間の生産性もあがってくるというわけで!
これを実践するためにも
作業の始まる時間、終える時間を決めて
その時間内で終わらせる習慣をつけていきましょい!
【書評Lv.54】完璧主義は2種類ある!あなたはどっちだろう?『プレッシャーに負けない方法 「できるだけ完璧主義」のすすめ』水島広子
完璧主義の人はタイムプレッシャーを嫌う
上手に力を抜く人はギリギリを活用する
じゃあ「制限時間を決めればいいのね!」
って先ほどの話を聞いたら思うんですが
ここでもう少しだけ、時間について
掘り下げた内容を紹介していきます!
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべって満たすまで膨張する」
これは『パーキソンの法則:進歩の追求』
の中で提唱された言葉なんですが
この理論が語っているのは
ある仕事を行うにあたり、余分な時間が与えられると
人は与えられた全部の時間を無駄なく使うために
仕事のペースを無意識のうちに調整し、生産性の低い仕事になることが多いということ!
つまり、ここで言いたいのは
制限時間をギリギリに設定して、自分を追い込めば
その時間の範囲内で終えることができるってこと!
夏休みの宿題とかも
1ヶ月弱っていう長い制限時間があるから
ついダラダラ過ごしてしまって
最終日になって一気終わらすみたいな!
みなさんも一度は、制限時間ギリギリで
すんげー力を発揮することはあるのではないでしょうか!
ここでは本書では
「ギリギリ効果」についてこのようにいいます。
完璧主義の人は理想的なプロセスを踏みたいので、ギリギリよりも余裕があるほうを好みます。
もちろん、余裕があるからこそ、予期せぬトラブルにも対応できるというメリットはあります。
それを前提にした上で、あえて完璧主義の人には、重要度の低い仕事に関してはギリギリ効果を活用することをお勧めします。「ギリギリ効果」を活用して仕事をすると次のようなメリットがあります。
・集中力が一気に高くなる
・余計な作業を省く思考が働く時間が限られて理想的な手順を踏めなくなると、最も効率的なルートを再構築しなければなりません。
この時に、仕事のやり方を見直す強制力が働きます。
結果、必要な作業とやらなくてもいい作業を区分けする思考力が鍛えられます。
めちゃくちゃ理想のプロセスを踏みて~
と思うわけですが
実際ギリギリでプロセス踏まなくても
最終的な成果物って大差なかったり!!
ここで僕がオススメするのは
分単位で制限時間を決めること!
ぼくは15分区切りで
スケジュールを組んだりするんですが
これをやると、圧倒的にムダな時間が減る!
例えば
休日に、15分で洗濯物を畳んで
皿洗いをして、掃除機をかけるぞ!
って決めたら、1つ5分で終わらせねばならず
遊んでいる時間なんて一つもないんですよね!
いつもなら、時間を決めずにダラダラやって
気づけばSNS見たり、ほかのことやってたり
結果、30分以上かかったりすることもあって
問題なのは、自分がムダなことをしている
ってことに気づいてないってこと!!
つまり、分単位にすることで
何ができるかが絞られて
1つのことに集中せざる負えない状況になると!
自分のスケジュールを15分、45分と
区切ってみると、いかに自分がムダな時間を過ごしていたかがわかるだけでなく、ゲーム感覚で「ギリギリ感」を満喫できてめちゃ楽しいので、ぜひお試しあれ!
細かく時間を区切るメリットを
詳しく紹介している記事はこちら!
書評まとめ『力の抜きどころ 劇的に成果が上がる、2割に集中する習慣』古川武士

『力の抜きどころ 劇的に成果が上がる、2割に集中する習慣』古川武士
いかがでしたでしょうか?
・上手に力を抜く人は制限を設けてがんばる
・完璧主義の人はタイムプレッシャーを嫌う
・上手に力を抜く人はギリギリを上手に活用する
本書の第一章
「短時間で効率的」に仕事を終える
の少しだけしか紹介してないのに
完璧主義の自分はもう瀕死状態!!!
てか、今までどれだけ時間に無頓着だったか
気づかされまくる1冊でした!!
本書は上記以外にも
→がんばること自体に美徳を感じている
【上手に力を抜く人】
→結果が出ることに美徳を感じている
→着手が遅く先延ばしにする
【上手に力を抜く人】
→小さく始めてすぐやる
→妥協することは許されない
【上手に力を抜く人】
→戦略的に妥協して最適化する
→自分のこだわりからスタートする
【上手に力を抜く人】
→相手のニーズからスタートする
→弱点を克服しようとする
【上手に力を抜く人】
→強みを活かす
などなど、33の習慣すべて紹介したい!
ってくらいに完璧主義に特化した1冊です!
他にも、完璧主義診断や種類
改善するための実践項目などもあり
完璧主義に悩まされている人には
効果バツグンすぎるくらいですわ!!
「完璧主義」を手放し
少ない労力で、最大限の結果を発揮したい!
そう思う方はぜひ本書を読んでみてくださいね!

序章 完璧主義が効率を下げる
第1章「短時間で効率的」に仕事を終える
第2章「効果的な工夫」で成果を高める
第3章「失敗を恐れず」行動する
第4章 「精神的な余裕」をつくる
第5章 「他人の力」を上手に活かす