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こんちわ、柿田ぴんとです!
よく本屋の健康本の棚に行くと
「睡眠で人生は決まる!」
「これだけ食べれば大丈夫!」
「医者がすすめる健康法!」
ってジャンル多くて、どれを選べばわからんし!
医者(著者)によって言ってることバラバラやし!
ということで、今日紹介する1冊はこちら!
『最強の健康法 世界レベルの名医の「本音」を全部まとめてみた【ベスト・パフォーマンス編】』ムーギー・キム
本書は50人を超える一流の名医・健康専門家オールスターチームが集結し、朝ご飯、歩き方、座り方、呼吸法、入浴法、休息法、睡眠法集中力、生産性…パフォーマンスを最大化するあらゆる実践法をすべて網羅した1冊となっております!
と見てみると
わいの好きなメンタリストDaiGoもおるし、あの脳科学者の茂木さんもいるだと!?!?
てな感じで、各球団の最強選手が集まったようなこのオールスターぶり。
しかも、その専門家のプロ達が各項目を担当し、よりすぐりの内容を紹介すると!!
さらに、専門家の解説を、小林弘幸、中川恵、堀江重郎と
3人の医学のプロが、トリプルチェックする徹底具合!
読む前から楽しみすぎ問題だったわけですが
今日は、その中から
「体」と「意識」の両面から披露に対処し生産性をあげる方法を書評していきたいと思います!
目次
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「体」と「意識」の両面から疲労に対処し、生産性を上げる方法とは?
生産性向上について専門とするのは
「疲れにくい体をつくる方法」
「能率を上げる方法」の普及に努める
医学博士であり予防医学研究者の石川善樹氏!
石川さんは、生産性を高めることについてこのように話している。
「ムーギーさん、仕事の生産性を高める上で一番重要なのは、『すぐにできる』ということです。
つまり、『簡単にできて、なおかつ短期間で大きな効果が出る』ということ。
もっと言えば周囲にも実践していることが伝わり、効果が出ていることをほめられる。すると自分もうれしくなって、もっと実践し続ける…この好循環の輪が完成して、ようやく意味があるのです。」
たしかに、すぐに成果がでると嬉しくなって
「もっと頑張ろう!」と思うけども
そんな簡単に生産性ってあげれるんか?ってことで
石川さんは、この3つが大切だと本書!
②「座りっぱなし」を防ぐ
③オンとオフのメリハリをつける
つまり、デスクワークによる体への負担を軽くしながら、日中は元気に活動し、夜はきちんと仕事を切り上げる習慣をもつこと。
個人的に生産性を高めるにはどうすればいいか?さっそくみていきましょい!
最強の健康法①「疲れない姿勢」に整える。ー鍵は「モニター」と「キーボード」の位置にあり
ブログを書く時もそうですけど
仕事をするうえでパソコンでの作業は欠かせないですよね!
ノートパソコンだと
目線が下がって前かがみになったり
椅子によりかかってしまったり
本書ではこのような姿勢は、首の痛みや肩こりなど
疲れやすくなるだけでなく、デスクワークが長いビジネスパーソンにとっては、生産性の低下に繋がるといいます。
ぼくもエンジニアでパソコンとにらめっこする機会が多いのですが、マッサージ屋に行くと「肩に石が詰まってるくらい凝ってますよ」と言われるくらいに、肩こりには悩みがち!
そんな悩みを解決するために、石川さんは
モニターの上部を3分の1の高さにくるようにセットすることで、目線を落とさず効率よく作業ができると!
ぼくも自宅ではこのように
スピーカーの上にモニタを置いているんですが
目線の高さを変えるだけで、首の疲れがなくなり
だいぶ長い時間集中できるようになりました!
余談ですけど「上を向いて歩こうよ~」って有名な歌詞があるように
人は上をむくと姿勢が良くなり、呼吸機能が活発になり、
ポジティブな気持ちに、周りの人にも良い印象を与えるそうで!
デスクトップパソコンを持っている人は
分厚い本で高さを調整したり
ノートパソコンの人は、キーボードを別で用意して
本体画面の代わりにして、高さを変えたりして
目線を落とさないことを意識してみてくださいね!
さらに本書では、キーボードを膝の上に置くのもオススメだといいます!
たしかに、腕と肩を不自然にあげるのは
身体の負担になりますよね。
ぼくも膝の上にのせるのを試してみたんですが
楽だけど違和感が半端ないってことで、すぐやめちゃいました(笑)
やってみてわかるんですが
僕も含め「座り方」を意識している人は少ないのかなと
結果、気づかないうちに集中力が下がっているんだなと気づかされました。
(※本書198pから引用)
まずは、目線を整え、姿勢をよくすることが生産性を高める第一歩です!
最強の健康法②1時間に一度は立ち上がって、体を動かす
と意気込むものの、本書では
「座りっぱなし」は寿命が縮むと!!!
めちゃ怖すぎなんですが
2012年のシドニー大学の調査によると
1日に合計11時間以上座っている人は、そうでない人より、3年以内の死亡リスクが40%も高まるという結果がでたそうで・・・
なんで「座りっぱなし」が
そんな危険なんてことで本書!
「これまでの研究から、長く座り続けると身体の代謝機能屋血液の流れに悪影響をおよぼし、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などといった深刻な病につながることがわかってきました。
立ったり歩いたりしているときは足の筋肉がよく働きます。
このとき、筋肉の細胞内では血液中から糖や中性脂肪が取り込まれ、エネルギーとして消費される『代謝』が盛んに行われます。ところが座ると、全身の代謝機能を支えてきた足の筋肉が活動せず、糖や中性脂肪が取り込まれにくくなり、血液中で増えてしまうのです。」
1時間に一度は立ち上がり、その場で数分間
腕を大きく振って足踏みするといいよって言うんですが
ぼくもよく気分転換に
職場の階段を上がり下がりしたり
外の空気を吸いに行くことは多々あるなと(仕事しろ)
けれども、運動するとスッキリして
集中力も回復するんですよね!
寿命も延びれば、なおよし!ってかんじで
なので、デスクワークが多い人は
定期的に足を動かしてみてくだされい!
最強の健康法③「仕事を終える時間」にルーズにならない
日本人は、はじめる時間は守れるのに、
終わる時間は守れない、という不思議な習性があると本書。
これを聞くと
なぜ会議が始まる時間には厳しいのに、終わる時間にはゆるいの?
Why?仕事も同じ。始業には厳しいけど、残業にはゆるいのも訳がわからないよ。
と、厚切りジェイソンさんの言葉を思い出す。
たしかにムダに残業する人は多いんかなと
始業だけでなく、就業も時間を厳守すれば
いやでも時間を惜しむようになって、生産性は向上すると思うわけですが(夏休み、地獄の最終日みたいにね)
【書評】お金も知識も健康もすべて手に入る!『レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 』
石川さんは、就業時間を守ることも大事だけれども
「仕事をうかつに終えないこと」も重要だといいます。
その日のうちに仕事が終わらないと、ずっと気になるものですよね。
自分の中で就業時間を決めて、その時間に仕事を切り上げたとしても、意識が仕事に残ったままでは、心身ともに休まりません。つまりよい睡眠が得られず、翌日に疲れが残り、結果、効率ダウンにつながるということです。
めっちゃわかる!
めっちゃわかるぞこれ!!
もちろん
あえて仕事を残して意識化に置くことで
画期的なアイデアを出すテクニックも
本で読んで知ってはいるんだけど
【書評】誰でも「良いアイデア」をだす方法がある?『アイデアのつくり方』ジェームス・W・ヤング
家に帰って、食事中やお風呂とか
寝る時とか、ずっと仕事のこと考えるのって
もうストレスマッハなんよね!!いいアイデアでるけど!!!
ほんとメリハリつけてえええ!!
と思うわけですが
ここで大事になってくるのが
「振り返り」と「プランニング」だと本書!
『今日1日、何をしたか、どこまで仕事が進んだか』
『では明日は、これをする』
この癖をつけることが
「仕事をうかつに終えない」ために重要になると!
TVのチャンネルを頻繁に切り替えるような人は、見てると何がしたいんだって思うように、ぼくも仕事とプライベートをきちんと分けることが大事だなと(自戒)
意識の上で、ダラダラと仕事を続けないためにも
終わったことはすべて忘れて、今を全力で楽しむ!
翌日また元気いっぱいに仕事を始めることが仕事の生産性を上げるコツだと思います!
書評まとめ『最強の健康法 世界レベルの名医の「本音」を全部まとめてみた【ベスト・パフォーマンス編】』ムーギー・キム
『最強の健康法 世界レベルの名医の「本音」を全部まとめてみた【ベスト・パフォーマンス編】』ムーギー・キム
いかがでしたでしょうか?
・キーボードを膝の上に置いてみて、肩と腕を自然な位置に置く
・長時間座り続けず、時折手足を動かす
・「1日の振り返り」と「翌日のプランニング」をしてから、きちんと仕事を切り上げる
ビジネス書でノウハウばかり詰め込んで
生産性をあげようとしてた自分にとって
健康面が疎かすぎたことで、生産性が下がっていることに気づかされる1冊でした!
てか健康に対する知識って
知らないだけで、肩こりに悩まされたり、寿命が縮んだりとか
やっぱり知っておいたほうがいいなと改めて((((;゚Д゚))))
本書は上記以外にも
・歯磨きには「デンタルフロス」「歯間ブラシ」を常用しよう/歯
・「豚肉」「カツオ」「ナッツ」で「ビタミンB群」を補給しよう/うつ病
・「耳ひっぱり」で頭のストレスをとる/疲労回復1日を「0時」から数えよう/不眠
などなど、朝ご飯、歩き方、座り方、呼吸法、入浴法、休息法、睡眠法集中力、生産性…パフォーマンスを最大化するあらゆる実践法が盛り沢山!
なによりも本書は
このように、わかりやすい図があり
読みやすいだけでなく
ハイライトや具体的なアクションプランまであるので
いつでも読み返して、すぐに実践することも可能!
健康法について、さまざまなジャンルをまとめただけでなく
50人を超える一流の名医・健康専門家オールスターチームが集結し
それぞれの得意分野を紹介するというこの最強っぷり・・・
「健康本が多すぎて、何を買えばいいかわからない」
「人によって言ってることが違いすぎて、信憑性が気になる。」
そう思う人は、ぜひ本書を読んで
「最強の健康法」を手にいれてみてはいかがでしょうか?
2年の月日をかけてつくられたという本書
それ以上に「価値がある1冊」だとぼくは思います。