【書評Lv.59】だれでも1冊30分、速読ができる方法とは?『王様の速読術』斉藤英治

こんちわ、柿田ぴんとです!

速読と聞くと

ぴんと
ひたすら目を速く動かすやつね!
ぴんこ
速読って特殊な技能がいるんじゃないの?

って思う人はいるのではないでしょうか?

ぼくも、速く本を読みたくて
速読アプリとかで、ひたすら目を速く動かして
内容を理解するトレーニングをしてみましたが

うん、何一つ内容覚えてないし
身になってすらないよね!!!て

もっと視覚的なもんじゃなくて
ちゃんと速読を身につけられないものか!

ということで
今日紹介する1冊はこちら!

1冊30分でも必要な知識は吸収できる「王様の速読術」』斉藤英治

本書は、目を動かしたり特殊な技能は必要とせず

「1冊を30分で読破する」
「試験に備える」
「1週間で専門家になる」

など、速く読むだけでなく、知識を吸収し
仕事や勉強の成果もあがる速読術を紹介しています!

重要な2割を読んで8割を獲得する『王様の速読術』とは?

さっそく書評していきたいと思います!

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速読の前に意識すべきこととは?

まず本書では、速読を始める前に
「速読の極意」があるといいます!

それは「時間を決める」ということ。

当たり前のように思えますが
本を読むときは、この「時間を決める」というのを
意識していない人は多いのではないでしょうか?

仕事のはじめる時間や、昼休みの時間
冷凍食品の温める時間など、多くのものには
適切な時間が決められています。

カップヌードルも3分の時間があるから
美味しく食べれるわけであって
時間を決めずに、ダラダラとして
のびのびの麺を食べる人はいませんよね。

それは読書も同じ!

「この本を読むぞ!」と、ただ決めるのでなく

どう読むのか?
いつまでに読むのか?
読むことで何を得るのか?

と締切を決めて、戦略を考える必要があると!

電車もそう、目的地を決めて
いつまでに着くか?何で行くか?
があって、はじめて進むことができます!

つまり、まず速読をするうえで
本を読む時間を決めることが大事になってきます!

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30分で1冊を読破ー王様の速読術

ぴんと
速読には、まず読む時間を決めるんやな!んじゃま、2時間くらいで読もうか!!

と思ってたんですが、本書はなんと
「30分で1冊」読むと!!

小学校のテストの時間より短いやんけ!!!

って、「それはキツイやろ~」と思ってたんですが
実践してみると、わりとできなくもない感じで!

じゃあどうやって読むんや!ってことで
本書では30分の速読術を3段階に分けて考えています!

【第一段階】プレビューを5分間行う。
【第二段階】5分間で全ページ写真読みしていく。
【第三段階】残りの20分を使ってスキミング法で読んでいく。
 

なるほど、わからん。

ってことで、三段階の中から少しだけ
細かい方法を紹介していきたいと思います!

第一段階 プレビューの5分間

ここでいうプレビューってのは

これから読む本はなんなのか
どんな本で、どのような構成なのか
なにが重要なのかを把握する段階!

ぴんと
料理でいうなら、レシピで
プラモデルでいうなら、設計書みたいな感じ!

この5分間は
この本を読む目的」をはっきりさせることで

「この本からこういう情報を得たい!」
「そのためにはどこを読めばいいだろうか!」

と考えて、どこに力を入れて読むかをハッキリさせる時間!

では、具体的にどこを読めばいいのか?

目次に時間をかける

「まえがき」や「あとがき」も読む必要はあるが
ここでは1番大事な「目次」を読むことについて!

本書では、目次を鉄道の時刻表のようなものだという。

 目次はいわば鉄道の時刻表のようなものだ。

東京駅の次に品川駅、そして新横浜駅がきて、そのあとは名古屋まで止まらない―というように、目次を見ていると、この本がなにをどこに書き、どんなことを重視しているのかがわかるのである。(中略)

目次をつけている本は、「この本はこういう構成になっています。
知りたいところ、興味のあるところから読んでもいいですよ」と教えてくれているようなものである。

時間のない私たちのために、わざわざ用意してくれているのだと思ってもよい。そして、一読した本を再び読む必要が出た場合にも、大いに役立ってくれるはずだ。

つまるところ
「自分の悩みを解決するところ」に目星をつけて
そこを重点的に読む準備をしましょうね!ってこと。

たとえば、カタログギフトをパラパラ眺めながら
「あ、これ気になる!」って見つける感じ!

参考までに
ぼくが「王様の速読術」を読むときの
5分間プレビューはこのようにしています。

「この本からこういう情報を得たい!」
→30分で1冊読める方法が知りたい

どんな構成か把握するために目次を見る

【目次】
第1章 ワシには30分しかないのじゃ!
第2章 30分で1冊を読破ー王様の速読術
第3章 目的別に速読術を使いこなすコツ
第4章 錬金術でアウトプットしよう
第5章 大王様への道

1章は、本を読む重要性、速読の目的について
3章は、試験や資格や専門書、メール、新聞など速読を応用させる術
4章は、本の選び方、読書を記憶に残すためのコツ
5章は、速読を仕事やアイデアなどに活かす技術

そして目的から逆算して
読者や自分が知りたいのは
2章の30分で1冊読む技術だろうなーと
ある程度重点的に読むところを決めてたりする!

2章以外をどれだけ時間をかけて読んでも
ぜったいに速読が身につくことはないように

本を読むうえで「何が大事で、何が大事でないか?
を見極めることが、一段階の5分間プレビューで大事になってきます!

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第二段階 見開き2秒ですべてのページをチェック

んじゃ次、二段階ってことで
ここでは、見開きを2秒でパパッと眺めていく!

ここでは全ページ平等に!
料理のメニューめくる感じで見ていくことが大事!

ちなみにこの第二段階、周りから見ると

ぴんと
パラパラめくってて、賢そうに見えて超カッコイイ!

って満足感はんぱねーのでぼくは大好き!!!

てのは置いといて
第二段階の目的は「確認作業

プレビューの5分間で見逃した所を発見したり
読むところを絞っていた項目に対する知識が濃くなったりするがポイント!

ここで大事なのが「キーワード」をもってパラパラとめくっていくこと!

本書だと「速読」を意識して読んでいくと、脳が勝手に「ここは大事だぞ!」と探してくれるんですよね!

本書では、二段階に関して
ここはただ機械的に眺めて
潜在意識にまかせることが大事だというように

感覚的なものになってくるので
実践することをオススメします!

やってみるとわかるんですが
ほんと、一気に本の理解度あがりますぜ!

第三段階 スキミングで、重要な2割を読んで、8割を獲得する

ここまで10分なわけですが、
読む前に比べると、本の全体がわかってきて

どんなことが書いてあって
自分に必要な情報や、興味のある情報がどこにあるのか?大体絞れてくると思います!

んで、最後の段階スキミング!

スキミングは

ぴんと
さっとすくい取る
ぴんこ
ざっと読み取る

という意味で

簡単に言えば、全部読むんじゃなくて大事なところをさくっと汲み取るってこと!

第一段階、第二段階で
自分の目的にかなった重要なところだけ
深く読んでいけばいいんですね!

ぴんと
それだけ読んで大丈夫なんか?
全部読まなくてええんか?

ってことで、ここで
大事なところだけ読むことの大切さについて「パレートの法則」を紹介していきます!

パレートの法則は
「20%・80%の法則」とも呼ばれていて
ある事象の2割が、全体の8割を生み出しているという状態を示す経験則といわれています。

例えば

・Webサイトは、2割のページにサイト全体の8割のアクセスが集中する
・売上げの8割は、全体の2割の顧客で占めている
・あるソフトウエアの利用者の8割は、全体の2割の機能しか使っていない
・勤務時間の2割で、その日のアウトプットの8割を実現している

など、上位の20%にあたることを適切に掴めば
仕事の効率が今までの4倍になってくると!

つまり「何が大事なことか」を見極めることが重要になってくるんですね。

それは読書も同じ、この法則を適用すれば
本全体の重要である2割を読めば、その本の情報の8割を得られるということ。

つまり第三段階スキミングとは

なにもかも読もうとして
時間を消費するのではなく

自分にとって価値のあるところに
自分にとって1番価値のある時間をかける技術ということ!

「重要なところ以外」をとばす勇気をもつこと
速読の第一歩になるので、ぜひ試してみてくださいね!

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書評まとめ『王様の速読術』斉藤英治

『1冊30分でも必要な知識は吸収できる「王様の速読術」』斉藤英治
いかがでしたでしょうか?

・速読の極意は「時間を決める」こと
【第一段階】どんな本で、どのような構成なのかを把握するプレビューの5分間
【第二段階】見開き2秒ですべてのページをチェックする5分間
【第三段階】スキミングで、重要な2割を読んで、8割を獲得する20分間
 

いままで、重要でないところまで読んで
自分の大切な時間を犠牲にしていたなと気づかされる1冊でした。

ここで伝えたいのは、今回紹介したのは
速く読むテクニックであって
本書は最大の特徴は、「その速読をどのように仕事に成果に活かしていくか」ということ!

料理で言うなら、速読術が包丁みたいなもので
情報の料理をどう料理するか!が大事みたいな!

もちろん30分で読めることも大切ですが
速読の目的は、「速く読む」ことでなく
「短時間で必要な情報を獲得すること」も意識していきたいなと!

本書は上記以外にも

・速読は役に立つ?立たない?
・速読で挫折するのは、当たり前?
・専門書を短時間で読む
・インターネット、メール、新聞は逆三読みで読む
・ダイヤモンド級の情報から、ダイヤモンド級のアウトプットを
・自分にとって必要な本を見分ける
・王様の速読術は、仕事にも応用できる

など、速読だけでなく
日常の情報に触れる時の読み方や
本の選び方、読んだ内容を最大限活かす方法まで
幅広く紹介されています!

何が重要かを見極め
そこに大切な時間をつかうことは
速読だけでなく、仕事をする上でも
プライベートでも大事になってきます。

メール、プレゼン資料、ネット、SNSなど日々情報は溢れています。

読書だけでなく、多くの情報から
少ない時間で最大の成果を出したい方は
ぜひ本書を読んで「重要なものを見極める力」を身につけてみてはいかがでしょうか?

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
【目次】
第1章 ワシには30分しかないのじゃ!
第2章 30分で1冊を読破ー王様の速読術
第3章 目的別に速読術を使いこなすコツ
第4章 錬金術でアウトプットしよう
第5章 大王様への道

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ぴんと
毎日の料理やジョギング、通勤中など、いつでもどこでも好きな時に聴けるので、1日1冊ラクに本が読めちゃう!
ぴんこ
再生した後でも何回も交換OKだから、
実質無料の「聴き放題サービス」ね!

また、あのメンタリストDaiGoさんも
本を聴くことで1日に3冊は読めるとおすすめしています!

読書やPC作業で目が疲れたときもインプットが続けられますし、移動時間も無駄にならない。

通勤に時間がかかる人なら、少なくても1日1冊分は聴けるんじゃないでしょうか。

テキストをフラットに聴くことにより、文章や論理の構造まできれいに頭に入るので、本がまるごと頭の中に入るような喜びが体感できます。

それによって話すことがうまくなり、言葉も出てきやすくなるので、本を耳で聴くのはおすすめですよ。

引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

さらに、人気俳優・声優のボイスが、
本の魅力をさらに引き出しているので、
スキマ時間を有効活用したい人は、この機会をお見逃しなく! 

 
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