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こんちわ、柿田ぴんとです!
今日紹介するのは
『人を操る禁断の文章術』メンタリストDaiGo
本書は
「自分の書いた文章で他人を思い通りに動かす」
ことを目的とした1冊で
メール、セールス、プレゼン、恋愛、依頼など
文章だけでなく、コミュニケーションにも役に立つ方法を紹介しています!
「文章術 ライティング おすすめ本」と検索すると
多くのブロガー、ライターさんたちがオススメしている本書。
実際に読んでみると
DaiGoさんならではの人の心を読む
メンタリズムを取り入れた文章術が数多く紹介されており
ほかの本にはない魅力が満載、そりゃオススメするのも頷けると。
では、どうすれば
「相手に読まれ、心を動かせる文章」を書くことができるのか?
さっそく「人を操る禁断の文章術」書評していきたいと思います!
目次
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人を操る禁断の文章術①衝動買いさせる文章とは?
文章のたった1つの目的
それは、人に行動させること。
本書では、文章に秘められた力を
ビジネスを例にこのように紹介しています。
Q.ある売り場担当者が紙オムツ売り場に「ある文章」を提示することで、紙オムツよりも高価なまったく別の商品の売り上げを大幅にアップさせました。
その商品とはなんでしょう?あなたもしばらく想像してみてください。
とはいえ、ヒントなしではなかなか難しいかもしれません。
そこで、彼がおむつとおむつの間に提示したコピーをヒントとして出しましょう。「今しか見れない姿、残しませんか?」
もう、おわかりでしょう。
売り場担当者が紙オムツ売り場に陳列した商品は「使い捨てカメラ」です。(中略)
読んだ瞬間、両親は我が子の今の姿を想像します。
そして、日常の中に紛れてしまっている、自分の「欲求」に気づくのです。
「可愛い姿を残したいな」と。たった1行の文章によって日常から非日常へと連れ出され、関連陳列された使い捨てカメラを手に取ってしまう。
「買ってください」なんて一言も言う必要はありません。
私たちは相続力のスイッチを”カチッ”と入れられると、あとは勝手に行動へと移してしまうのです。
つまり文章は、読んだ相手の心を動かし想像力を使ってもらうために書くと。
自動車のトップセールスマンとか
この想像力を刺激する言葉よく使ってたりする

と聞かれると、いやでも
「自分がクルマに乗っている場面」を想像するなと。
彼女のデートだったり、子供の送り迎え
またや真夜中でおしゃんてぃな夜景を眺めながらのドライブ!
友人に、いい車もってんじゃん!
なんて照れてる自分を想像しちゃったりして!
そんな、良い妄想してしまったらね
買う気ゼロでも少しは欲しくなっちゃうじゃんよ!!
つまり、うめえセールスマンは
いきなりモノを売るのではなく、この商品が手に入ったら
どんなメリットがあるかを想像させることがめちゃんこ上手だと!
↓
言葉に反応する
↓
想像する
↓
行動を起こす
この流れが、文章だけでなく
コミュニケーションの鉄則だと!!
「この商品いいから買ってみてよ!」とか
「ぼくと、デートしてください!」と言うものの
いつも思うどおりにならない!そんな人は
まず0から1にする心の準備を
相手の想像力を引き出す言葉を使うことが大事かもしれませんね!
人を操る禁断の文章術②文章をサクッと名言に変える方法
一度は言ってみたかったぜ、このセリフ。
じつはこのスラムダンクの名言も
「試合終了」という言葉をつかって
あきらめが時計の針を進めてしまうという
想像力をかきたてるようになっているんですよね!
本書では、「成功者は夢をあきらめない」
という珍しくもなく、胸に響くわけもない文章を
少しひねることで、名言に変えることができるといいます。
こう言い換えたら、どうでしょうか?
「成功者は、飢え死にしそうなときでも夢をあきらめない」(オリソン・マーデン)
”飢え死にしそうな”という状況を想像させる言葉が入ると
研究にお金を使いすぎて、明日食べるものもないのに、まだ徹夜で実験を続けている。そんな具体的な情景が浮かぶからこそ、「成功者は夢を持ち、どんなときもあきらめなかったから成功した」というストーリーが真に迫って来るのです。
つまり、「飢え死にしそうなときでも」という「条件」を表す言葉が大事だと。
ほかにも
×「成功のために努力を惜しむな」
「失敗してもあきらめるな」
○「成功したいなら1日18時間、ひとつのことに集中しろ」
「失敗なんかしちゃいない。うまくいかない方法を700通り見つけただけだ」
×「なぜか?という疑問を持つことが大切だ」
○「なぜか?といういは、その答えの100倍重要だ」
1日18時間て
寝る時間以外、全部やんって思うし
うまくいかない方法700通りって
どれだけチャレンジングしとるんやって
想像力をかきたてる言葉が入るだけで
ここまで文章の価値があがるってすげえなと!
つまり名言を生み出すには
ありきたりで常識的な言い回しに
過剰で具体的な条件を表す言葉を組み込むこと!
あなたの文章や、言葉は
あいての想像力を刺激するものになっているか!
それが「あいての心を、人を動かす」文章のコツだと思います!
メンタリストDaiGoの人の知性を3分で判断する方法を知りたい人はこちらの記事もぜひ!
メンタリストDaiGoのおすすめ本!【書評Lv.174】人の知性を3分で判断する方法とは?『面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略』
人を操る禁断の文章術「3つの原則」
じゃあ、具体的にどう書いてけばええんや!
ってことで、ここでは
人を操る文章の3つの原則
原則2 きれいに書かない
原則3 自分で書かない
の中から「原則1 あれこれ書かない」
を紹介していきたいと思います!
あれこれ書かない
メンタリズム文章術の原則の1つ目
「あれこれ書かない」
あえて短い文章で相手の想像力を利用して、行動を導く。
というわけですが、ぼくはこれがめっちゃ苦手!!
自分がいいと思うものを伝えようとすると
ついとたくさん話してしまったり
書評ブログも、伝えたいことが多すぎて
結局全部書いては、長くて読みにくい文章になったり!
もっと、スマートに相手に伝えることができたら
時間も短縮できて、あいての心に響く、
そんな記事が書けんじゃないかなと思うわけですが
ここで本書は書き方のポイントについて
書き方のポイントとなるのは、「自分が何を伝えたいか」ではなく、「この文章を読んだとき、相手にどんな行動をして欲しいか」を考えること。
そして、どのように書けば読み手が「それをしてもいいかな?」「ぜひそうしたい!」と思うのか、を考えるのです。
なるほどう。
「お買い得だと伝えたい!」でなく
何を書けば「いま買わないと損だ」と思うのか!
「企画を提案したい」でなく
どんな企画なら「この企画ならいけそうだ!」と思うのか!!
「残業を頼みたい」ではなく
何と頼めば「俺じゃないとできない」と思うのか!!!
つまり文章は自分で考えるもんじゃなくて
書くべきことはすべて相手の心の中になると!!!!
そりゃ、自分が伝えたいことを話しても
あいてを動かすことはできないわな・・・
当たり前ではあるけど
その話を聞く、文章を読むのは相手だもの。ぴんと
ってことで、話を戻すと
「あれもこれも書かない」っていうのは
あえて文章を短くすることで読み手の想像力を借りるということ。
ここでメンタリストのDaiGoさんは
人の習性について、このように説明しています。
人は、受け取った情報が足りないときは想像や予測で判断する習性があります。
では、この想像屋予測が何を基づいていつのかというと、その人の知識と体験、つまり記憶です。記憶に残りやすいものは、強い感情を伴う出来事、例えば自分にとって好ましいことや望んでいること。
ですから、読み手は情報量の少ない文章に触れると、自分にとって好ましい方向へ想像力を働かせやすいのです。
つまり、読み手が都合のいいように想像できる
ある程度の「隙」や「余白」を残している文章が、良い文章だということか・・・
このポイントさえ抑えておけば
心を動かせ、勝手に動きたくなる文章ができると。
あれもこれもと
伝えたいことを並べて、詳しい情報を十分説明しても
読んだ人の心が動くもんじゃないなと気づかされ柿田ぴんと消沈!
まとめると、大事なのは
まず「相手にどう行動してほしいか」を決めること!
どう行動してほしいかわからないのは
晩ご飯のメニュを決めずに
スーパーで目に付いた食材を手当たり次第買ったり
目的地を決めずに、いきなり電車に乗ったりするようなもの!
ラブレターのように
「好きだと伝え、できれば相手にイエスと言わせて、交際をはじめる」
と「あいてにどんな行動をして欲しいか」を考える。
相手が決まれば、
理解してもらいやすいよう
情報を加工することもできるし
相手がイメージしやすい簡潔な言葉を使い
短い文章で伝えれば、直感的に理解してもらえる。
いつもいつも100%正確に伝える必要はなく
相手に合わせて情報の量を調整していくことが大事になってくると!
「人を動かす文章」を書きたい人は
あいて動かすエンジンは、あいての心の中にある!
ということを意識することから始めてみましょい!
書評まとめ『人を操る禁断の文章術』メンタリストDaiGo

『人を操る禁断の文章術』メンタリストDaiGo
いかがでしたでしょうか?
↓
言葉に反応する
↓
想像する
↓
行動を起こす
・名言は、ありきたりで常識的な言い回しに過剰で具体的な条件を表す言葉を組み込むこと
・「あいてにどう行動してほしいか」を決めることで、短い文章であいての心を動かすことができる
いままで、自分が行動してきたのは
ぜんぶ「想像力」を刺激されていたからか!!
いろいろと文章で悩んではいたものの
本書を読んでみればすごくシンプルで
文章や、コミュニケーションに対する
すべての悩みを解決する方法が書いてあったなと。
そりゃ、ブロガーやライターみなオススメするわなと、いうことで
本書は上記以外にも
・4文字で悩みを当てるメンタリストのネタ帳をご紹介
・なぜ、ワケあり商品に惹かれてしまうのか?
・高確率で不動産を買う気にさせる方法
・正直、上司を思うままに操るには、この方法が一番
・目上の人の心をガッチリつかみ、人脈を広げる文章の秘密
・誰も教えてくれない、人を動かす文章のルール
などなど
ブレない説得力のある文章を素早く悩まずにかける
「人間の感情をゆさぶる7つ引き金(トリガー)」と
メールやLINE、ちょっとしたメモでも人を動かせるようになる「5つのテクニック」も紹介されています!
本書を読めば
「自分の書いた文書で、他人を思い通りに動かす」ことはもちろん
メール、セールス、プレゼン、恋愛、依頼など
ビジネス、プライベート、人間関係にも役に立つこと間違いなし!!
ですので、少しでも気になった方は本書を読んで
「思うままに行動する文章術」をぜひ身につけてみてくださいね!

第1章 文章が持つ力は∞
第2章 「書かない」3原則で人を操る―人を操る文章の共通点とは?
第3章 人を動かす7つの引き金で、何を書けばいいかもう悩まない―読み手の心を撃ち抜くテーマとは!?
第4章 あとは、5つのテクニックに従って書くだけ―そのまま使うだけで自在に操れるようになる
誰を乗せたいですかい?