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こんちわ、柿田ぴんとです!
今日紹介する1冊はこちら
『どんな問題も「チーム」で解決する ANAの口ぐせ』ANAビジネスソリューション
本書は
どの業界でも使えて
一人から始められる
チームで成果を出す方法を紹介!
経営危機を乗り越え
V字回復を果たしたANA。
その原動力となった
勤続20年以上の機長、CA
整備士らが繰り返す口ぐせとは何なのか?
![](https://kkperial2.com/wp-content/uploads/2019/02/pinto_sashibo-1-e1549518621399.png)
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【本の内容】
「あれっ、大丈夫?」たったひと言が、成果を生む。
1対1でもできる!3万人企業にも効く!
勤続20年以上の機長、CA、整備士が「世界一の人材」の秘密を初公開!
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ANAの社員は、「あれっ、大丈夫?」が口ぐせ
![](https://kkperial2.com/wp-content/uploads/2019/02/pinko_gimon-1-e1549517653788.png)
気づいたことは、気づいた瞬間に口にする。
いいことも悪いことも
気づいたことは相手に伝えることで
チームの質を高めてくのがANAの流儀!
言われてみれば
チームで仕事をしていると
いろいろなことに、気づくことはあるなと。
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仕事のできる人ほど
周りに対する気づきが
多いと思うわけですが
チームで成果を出すためには
気づいたあとにどうするかが重要で!
そこで本書では
気づいたときの対応を
2通りにわけて説明しています。
こうしたときの対応には、「まあいいか」と思って黙っておくのと、相手や担当者に「言っておいたほうがいい」と思って伝えるのと、2通りあります。
自分に影響が及ぶことでない限り、多くの人は「まあいいか」で済ませようとしがちです。
企業が大きくなればなるほど、その傾向は高まるでしょう。
「まあいいか」と黙るのは
自分のことを考えている人で
「言っておいたほうがいい」と思って伝えるのは
他人のことを考えている人!
自分とコミュニケーションをとるのか
チームとコミュニケーションをとるのか
後者が多ければ多いほど
チームとしての成果は大きくなるわけで。
でも、実際問題
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![](https://kkperial2.com/wp-content/uploads/2019/02/pinko_donbiki-1-e1549517478906.png)
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みたいに、過去の経験から
「まぁ、いいか」と思って黙ってしまう。
そういう場面が多いのも事実。
しかしANAは違くて!
ANAの社員には、この「まあ、いいか」の発想がありません。
どんな小さなことでも、気づいたことを「放置」せず、できるだけ「その瞬間」に伝えます。
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ぼくの場合、気づきを言わないときは
「誰からも嫌われたくない!」
という想いが、優先することが多くて。
でも経験上
自分のことを考えて
保身に入れば入るほど
誰からも嫌われるし、成果も上がらない!
ということに、気づくことが大事で。
個人→成果
ではなく
成果→個人
この意識を常に忘れずに
仕事に取り組むことができたら
きっとあなたの成果にもつながると思いまっす!
「おせっかい」で成果が上がる
ここでは
気づいたことをその場で伝える
ANAの具体的な例を簡単に紹介!
飛行機のコックピット(操縦室)には、機長と副操縦士がいます。どちらかが、「あれ、おかしいな」と気づいたことがあれば、たとえ相手が立場的に上の機長に対してでも声をかけます。(中略)
例えば高度計が3000フィート(約900メートル)にセットされたときに、副操縦士は、 「あれ、キャプテン、管制官は高度4000フィート(約1200メートル)と言っていたと思いますが……もう一度確認しますね」 などと声をかけます。
機内のCA(キャビンアテンダント、客室乗務員)の場合も同様。たとえ相手が初めてチームを組む社員であっても、お客様への対応で気づいたことがあれば、お客様から見えない裏側で、 「いま、お客様にどう声をかけていたの?すごく楽しそうに話していたね」 などと確認しています。
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この「おせっかい文化」が
ANAがチームで成果を上げる秘訣で
自分自身のことだけに注意を払うのでなく
仕事をいっしょにする仲間のことも注意を払う。
そして気づいたことがあれば口に出して言う!
だからこそ、運航の安全性をより高め
お客様へのサービスの質をより高めることができる。
そしてチーム全体の力を高めることができて
結果的に、個人の成果にもつながるわけだと!
少し勇気はいりますが
たった1回のおせっかいが
人間関係を、仕事の成果を
良い方向へ変えることもあるので
積極的に実践していきたいですね!
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相手を思いやる伝え方の工夫
気づいたことを
伝えることは大事。
でも、どう伝える会議室はもっと大事!
ということで
ここでは、ANAが実践する
「相手を思いやる伝え方の工夫」を紹介!
まずANAでは、お客様との会話において
「マジックフレーズ」を活用してるんですよね。
ちなみに、マジックフレーズってのは
「クッション言葉」ともいって
会話にプラスすることで
相手にやわらかく伝わる表現のこと!
「恐れいりますが・・・」
「お手数おかけいたしますが・・・」
「おかげ様で・・・」
みたいに、相手の状況を察した言葉を添えると
気持ちよいコミュニケーションをとることができると!
ここで、ANAのCAが
「身だしなみを指摘する場合」に意識していることについて
ANAのCAたちが使う言い方があります。
「○○してください」ではなく、「○○したほうがもっとよくなるよ」 と、言い方を変えるのです。
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みたいに
行動するとどんなメリットがあるのか
を伝えると、相手は素直に受け入れるもの!
気づいたことを伝えるときは
ぜひ意識してみてくだされい!
きっと気持ちの良い
コミュニケーションがとれると思います!
書評まとめ『どんな問題も「チーム」で解決する ANAの口ぐせ』
![](https://kkperial2.com/wp-content/uploads/2019/02/matomememe.png)
『どんな問題も「チーム」で解決する ANAの口ぐせ』ANAビジネスソリューション
いかがでしたでしょうか?
・相手が自分の行動を覚えているうちに、その場ですぐ伝えることが大切!
・「○○してください」ではなく、「○○したほうがもっとよくなるよ」 と、言い方を変える!
一人では必ず限界はある。
どんなに仕事ができても
そこには相手が必ず存在して!
チームプレイの大切さに
個人プレイに陥りがちなぼくにとって
足りないものに気付かされる1冊でした!
本書は上記以外にも
・いいことはみんなの前で、アドバイスは個別に
・チェックはダブルでもトリプルでもなく、セルフ
・「人は楽をしたい」を前提にマニュアルをつくれ
・おはようございます。その後に、必ず一言
・判断基準は、お客様はどう感じるか?
・危機だからこそ、成長できる
などなど
どの業界でも使えて、一人から始められる
チームで成果を出す方法を紹介!
「リーダとして壁にぶつかっている」
「仕事場の人間関係に問題を抱えている」
「仕事で成果がなかなか上がらない」
そんな悩みを抱えている人には
きっと本書はとてもタメになる1冊だと思うので
ぜひ、『ANAの口ぐせ』を読んでみてくださいね!
![](https://kkperial2.com/wp-content/uploads/2019/02/pinto_sashibo-1-e1549518621399.png)
ありがとうございました!
ANAのおすすめ本ランキングはこちら!