【書評Lv.39】コミュニケーション能力もUPする!『書かずに文章がうまくなるトレーニング』

この記事を書いた人

柿田ぴんと
チョコモナカジャンボが好き!
1日1冊ビジネス書を書評してます!

こんちわ、柿田ぴんとです!

みなさんは
「文章をうまくかける自信ありますか?」

ぼくは文章を書くことが大の苦手で
夏休みの読書感想文が書けなすぎて
よく8月31日は泣いてました。

けれども、それが許されるのは子供までの話
社会人になると嫌でも文章を書く機会は増えると思います。

メール、レポート、企画書、プレゼン資料
PR記事、社内報、営業日報、議事録
ブログ、メルマガ、SNS

「何を書けばいいかわからない」
「あいてに伝わらず、思った通りの結果が返ってこない」

などなど、日々の仕事の悩みに「文章力」はいつでもつきまとう。
だからこそ、相手に伝わる文章を身につけたいと!

そこで、今日紹介する1冊はこちら!

『書かずに文章がうまくなるトレーニング  山口拓郎(著)』

「書かずにうまくなるってなんやねん!」って思うわけなんですが
18年間で2300件以上の取材・インタビュー歴を誇るライターの著者曰く、書く前の「思考」と「準備」が大事だといいます。

料理が上手な人も、いきなり作るのではなく
レシピを考え、材料を準備するように
料理をする前に時間をたくさんかけます
よね。

だからこそ、うまい料理ができあがると!

では、そのレシピ、材料とは文章にとって何なのでしょうか?
さっそく、書評していきたいと思います!

人と話すとき、本を読むとき、プレゼントをするとき…。18年間で2300件以上の取材・インタビュー歴を誇る著者による、日常生活でちょっと意識を変えるだけで、あなたの文章がみるみる上達する方法!

「読み手本位の文章」を心がける

本書では、文章を書く前に必ずしなければならないことがあると。

それは「読者」の設定をすること!

ここではわかりやすくラブレターを例に紹介しておりまっす!

仮に、Zさん(男性)がラブレターを書くとして、三年前にA子さんに渡したラブレターと、これからB子さんへ渡すラブレターの文面が同じ、つまり、コピペでOKでしょうか?OKなはずがありませんよね(笑)。
なぜなら、読み手が違うからです。A子さんとB子さんでは性格や価値観も違えば、興味や関心、Zさんとの共通話題も違います。
もっと言えば、A子さんとB子さんでは、それぞれ、Zさんにどれくらい好意をよせているのか・・・Zさんへの評価や関心、恋愛感情なども異なるはずです。
ラブレターを書くZさんは、A子さんにはA子さん向けの文章。B子さんにはB子さん向けの文章を書くでしょう。それが正しい文章の書き方です。ラブレターを書くときの、相手の立場で考えるこのスタイルのことを、本書では「読み手本位」と呼びます。

これ、誕生日プレゼントも同じですよね!

相手が欲しいものを贈れば(書けば)喜ばれるけど
自分が贈りたいもの(書けば)迷惑になりかねんみたいな!

【読み手本位の文章】
相手の立場&気持ちに寄り添った文章
望む結果が出やすい
【書き手本位の文章】
相手の立場&気持ちを無視した文章
望む結果がでにくい

つまり
自分のことを考えているか
相手のことを考えているかによって
結果、成果は変わってくると!

人との会話も当てはまると思います!

自分の話したいことを話す
相手の聞きたいことを話す

さて、どっちのほうが相手に喜ばれるでしょうか?

もちろん後者ですよね!

コミュニケーションは、相手がいてこそ成り立つものです。

自分本位の文章や、話ばかりしている人は
まず「相手を設定」して「どうすれば、この人は喜んでくれるだろうか?」と考えてみることからはじめましょい!

ビジネス文書でも「読み手本位」で成果が変わる

「読み手本位」っていうけど
どうビジネスに活かしていけばええんや!ってことで

本書では企画書を上司に提出する例を紹介しています。

《「地元の強みを活かす」企業プログラム開発の案件》
この企画書を読んだ上司は、果たして興味を持ってくれるでしょうか?
興味を持つ人がいれば、持たない人もいるはずです。人には個人差があります。しかし、「個人差があるのは仕方ないから」といって、「自分が書きたいことを書いてOK」ではありません。むしろ、個人差があるからこそ、その差に対応する必要があるのです。
ここでは企画書を読む人(上司)のタイプに合わせたアプローチを紹介していきます。

①採算を重視するタイプ
 →数字を盛り込んで、コストや売上、利益を明確に示す
②社会貢献を重視するタイプ
 →「過疎地域の活性化を図る」など、社会貢献要素を盛り込む
③画期的なことが好きなタイプ
 →企画の新しさ、斬新さを強調する
④部下の情熱を重視するタイプ
 →企画に対する企画発案者の意欲や情熱をアピールする

このように読者設定というのは、その読者がどんな興味やニーズを持っているかを把握する作業でもあるのです。「読み手本位の文章」を書くうえで、極めて重要なプロセスです。

相手のことをとことん考えてるかい?
って著者に言われてる気がする。

資料を上司に提出するときも
「また何か言われるんじゃないか?」
って自分の心配ばかりしてる
しな!

上司はどういうタイプで、どんな資料を出せば喜んでくれるのかなー?って相手のことを考えることができれば、そりゃ良い資料もできるわなと!

つまりここで言いたいのは
「どれだけ相手の興味やニーズを把握しているか」ってこと

それができれば、相手が欲しがっているものや
知りたがっている情報、読みたがっている情報をスマートに差し出すことができて、仕事の評価上がる
というわけなんですね。

相手のことを深く知る。
どれだけスキルやテクニックがあっても
相手とのコミュニケーションや信頼関係がなければ、相手の求めていることはわかりません。

まずは「相手を喜ばせること」を中心に、文章や会話をしてみてはいかがでしょうか!

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「抽象→具体」に置き換える

「この資料、早めに印刷しといてー!」
「あと少しで作業終わると思います!」

このような、「抽象」的かつ「あいまい」な言葉を言う人は要注意!

本書ではとにかく具体的に書く!
もう、それだけで文章力はあがる
といっています。

言葉の多くは「自己解釈」のうえに成り立っているのです。
たとえば「責任を取る」という言葉の意味。
責任を取ることとはAさんにとっては「頭を下げること」で、Bさんにとっては「◯◯を辞めること」で、Cさんにとっては「お金を払うこと」・・・というケースは、世の中に山ほどあります。(中略)
 「分かりやすい文章」を書く第一歩は、言葉の具体化にあります。具体化しない限り、書き手と読み手の間にある溝を埋めることはできません。あなたにもし「察してほしい」という気持ちがあるなら、その書き手本位な気持ちをは捨てたほうがいいでしょう。

ぴん子
柿田ぴんとくんって、かっこいいよねー!

も嬉しいけど

ぴん子
柿田ぴんとくんって、俳優の高橋一生みたいだね!
ぴんと
って具体的に言われる方が何倍も嬉しい!(高橋一生ファンのみなさますみません)

というように、抽象的な表現よりも
具体的な表現のほうがイメージしやすいし、伝わりやすいですよね。

ビジネスの場面だと

ぴんと係長、明日の会議ですが、参加者が少し増えるので、資料を多めに印刷しておいてください。
また、ぴん子専務の予定が詰まっているそうなので、いつもより早めに会議を切り上げましょう。

って報告されたらどうでしょう?

少し増えるってどれくらいだよ!
多めに印刷ってどれくらいだよ!
いつもより早めってどれくらいだよ!
ムキーーーーーー!!!

ってもう疑問ありまくりなわけであって
抽象的な表現はあいての負担にもなるし
仕事のミスや混乱が生じる可能性も大きくなる
んですよね!

そこでさっきの抽象的な報告を具体的にしてみましょい!

ぴんと係長、明日の会議ですが、参加者が5名増えるので、企画資料を計12部印刷しておいてください。
また、ぴん子専務の予定が詰まっているそうなので、15時30分までには会議を切り上げましょう。

いかがでしょう?

このように「5名」「計12部」「15時30分」と具体的な情報を盛り込むことで、より上司に対する負担も減らすことができ、自分が望む結果を得られることができると!

ではここで、日常的に「抽象→具体」の例を紹介していきます!
このような例を毎日意識して取り組むことができれば、必ず相手に伝わる文章、話ができるようになるんで是非試してみてくださいね!

【抽象】友人としばらく会ってないなあ
【具体】もう5年以上会ってないなあ
【抽象】たまに電話がくるよー
【具体】年に2,3回思い出したかのようにくるよー
【抽象】かなり長い時間待たされたんだよね
【具体】ちょうど1時間待たされたかな
【抽象】ラーメン二郎の量マジでやばかった
【具体】カップヌードル5個分はあったと思う

 

最後の例は気にしないでほしいんですけど
このように日常で「抽象→具体」を意識していくと
脳が自然と「具体的な言葉」を使うよう習慣化されていきます!

 

とくにビジネスシーンは、抽象的な表現はミスやトラブルの引き金になりかねません。

社会人として周囲から信頼や評価されたい人は、「具体的な言葉で伝えること」を目指して行きましょい!

まとめ『書かずに文章がうまくなるトレーニング』

『書かずに文章がうまくなるトレーニング』
いかがでしたでしょうか?
 
・読み手本位の文章を心がける
・「抽象→具体」に置き換える

 
相手のことを考えたり、具体的に説明することは
日常でも意識していないとできない
なと。
 
すぐ自分優先で考えたり、けっこう、かなり、めっちゃとあいまいな表現で誤魔化したり。
ぼくにとっては、日々のどれだけ甘えて伝えているかを痛感させられる1冊だっと思います。
 
本書は上記以外にも
 
タイトル

 
自分に問いかけると、文章の質が変わる
視点を増やすと文章に奥行きがでる
物語で人の心を動かす
導入で読む人の感情を動かす

「気づく力」を高めると書くネタはつきない
「ルーチン」を作ると集中力が高まる
 
 
 などなど、文章だけでなく
人と話す、つまりコミュニケーションに役に立つ内容が多いと思います。
また、実践しやすいトレーニングも紹介しているのですぐに現場に落とし込めるのもポイント!
 
いままで読んだ本のなかでも
 
「文章を書く力」「人に伝える力」
をここまでカバーできる本は珍しいのではないでしょうか!
 
 
 
文章力や話すスキルは早く知っておけば
思ったことが伝わるようになり、仕事の評価も人間関係も良くなります。
 
 
少しでも気になった方は、ぜひ『書かずに文章がうまくなるトレーニング』を読んでみてくださいね!
 
最後まで、読んでいただきありがとうございました!
 
【目次】
第1章 文章力が総合的に向上するトレーニング
第2章 分かりやすい文章を書くトレーニング
第3章 説得力のある文章を書くトレーニング
第4章 深みのある文章を書くトレーニング
第5章 興味を引く文章を書くトレーニング
第6章 文章であなたの世界と人生が変わる