【書評Lv.51】あいての話を聞くための3つのコツとは?『会話の達人の話し方を真似したら人見知りの僕でも楽しく雑談できました』松橋良紀

この記事を書いた人

柿田ぴんと
チョコモナカジャンボが好き!
1日1冊ビジネス書を書評してます!

こんちわ、柿田ぴんとです!

初対面で話すのが苦痛!
相手が心を開いてくれない!
沈黙がなによりも怖い!

このような悩みを抱えている人は
多いのではないでしょうか?

ぼくも
それほど深い関係じゃない人とは
何を話したらいいかわからず
気まずい空気が流れまくることもしばしば!

そこで、そんな悩みを解決するために
今日紹介する1冊はこちら!

会話の達人の話し方を真似したら人見知りの僕でも楽しく雑談できました松橋良紀

著者は、全国の営業マン430人中、常に下から数えたほうが早かったけれども、あるとき心理学を学んだことから雑談力がアップし、一気にトップセールスになったという経験の持ち主!

「雑談」と言っても「ただ世間話をすればいい」レベルのお話ではなく、かなりテクニカルなお話が展開されている1冊なので、さっそく書評していきたいと思います!

☆本の内容
「雑談にはルールがある!」23歳のコミュ障なサラリーマンを変えたのは突如現れた謎の人物の一言だった―会話がとぎれない!テクニック満載。

意識の矢印を「相手」にむける

まず「雑談」において大切なのが
意識の矢印を「自分」でなく「相手」に向けること!

雑談下手の人は「自分がどう見られるか?」
ばかり考えて、つい相手の話を聞かなかったり
自分の話ばかりしてしまいがち!

本書では、意識の矢印について
2つのポジションがあると説明しています。

「日曜日に富士山に行って来たんだよ」  
相手がこんなことを言ったとき、
「僕も行ったよ。あれは3年前だったかな。あのときは楽しかったなぁ」と返す。  
 こんな返事をする人は、自分にばかり意識が向いている状態です。  
 この状態を、「第一ポジション」 といいます。
会話が苦手な人ほど変に盛り上げようとして、自分の話をしてしまうのですが、それは大間違いなのです。

「日曜日に富士山に行って来たんだよ」
「そうなんだ? 家族で行ったの?」
「どうだった? 何が楽しかった?」   
このように、相手の内面に意識が向いている状態を、「第二ポジション」 といいます。 
常に第二ポジションで、意識の矢印を相手に向けるのが、達人の重要ポイントです。

ここで大事なのが
「私は」「俺は」と相手の話を奪わず
「聞き役」に徹すること!

相手は今、どんな心情なんだろう?
どうして、その話をするんだろう?
どうすれば、相手に喜んでもらえるかな?

と、相手がどう思っているかを考えること
本書でいう「相手」に意識をむけるコツだと!

相手に意識を向けると
「自分がどう思われるか?」気にしてられないし
相手の話をよく聞いているので、適切なアドバイスもできるようになります。

つまり「雑談がうまい人」は
あいての雑談を楽しそうに聞く人

まずは、自分の話をすることを控えて
「相手」に意識を向けることが
雑談が上手くなる第一歩
だと思います!

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会話の基本は「聴く」こと

相手に意識を向けるには
「聞くこと」が大事なのはわかったと!

けれども、この「きく」には
3つの表記があることはご存知でしょうか?

①「聞く
「聞く」耳という感覚器官を使って入ってくる音や言葉を認識するという意味。受動的な「きく」
②「聴く
「聴く」「聞く」よりも能動的。相手の感じたこと、伝えたいこと、言いたいことを理解しようとして、耳を注意深く傾けることから、傾聴とも言う。
③「訊く
自分の興味や関心があること、自分が知りたいこと、自分が質問したいことをたずねること

矢印が自分に向いている人は聞く
相手に向けている人は聴くのイメージ!

そこで、本書では
「聴く」ことが会話で大事だと
このように説明しています。

「聴く」という漢字を分解してみましょう。 
「耳」、「十」、「目」、「心」  
これらの漢字で構成されています。  
耳だけで音をとらえることを「聞く」。  
耳だけでなく、「十の目」と「心」を使ってきくことを、「聴く」といいます。  
さて、「心を使う」とは、どんなことをいうのでしょうか?  
相手の言葉の内容を、理解するだけが「きく」ことではありません。  
要素は3つあります。
まずは、相手が話す「言葉」そのもの。
そして、「声の調子」。
さらに、表情や姿勢など「ボディーランゲージ」。
この3つを頼りに、相手の感情を受け取ることが、「聴く」ということです。

つまり、ただ言葉だけを受け取るんじゃなくて
声のトーンや、大きさ、テンポの変化を聞く。

耳だけでなく、目や心を使って
相手の表情や、変化などを見る「観察の深さ」
も大事になってくると!

あなたは、どの「きく」を使っているでしょうか!

心を使って聞く技術=「聴く」
ことが会話の基本!

耳、目、心を使って、相手に寄り添って「聴く」ことから、はじめてみてはいかがでしょうか!

聴くための3つのコツ

ぴんと
「聴く」って具体的に何すればええのん?

ってことで、ここでは

①「あいづち
②「オウム返し
③「オープン・クエスチョン「クローズド・クエスチョン
聴くための3つのコツ
簡単に紹介していきたいと思います!

 

①「あいづち」

まず聴くための1つ目のコツがあいづち

ぴんと
「あいづち」くらいできるわい!

と思うぴんとくんのために
ここで、コミュニケーションの3大要素と言われる
「メラニアンの法則」について説明していきます!

コミュニケーション3大要素には
「3つのV」ってのがあるんですが


VISUAL 見た目(身だしなみ姿勢、顔つき)
VOICE   声の張り、抑揚、間のおき方
VERBAL  言葉(話す内容)

みなさんは、この3つのVのうち
どれが1番、相手に伝わると思いますか?

 

じつは 、行動心理学で検証した結果によると


VISUAL 見た目 70%
VOICE   声の張り、抑揚 20%
VERBAL  言葉(話す内容)10%

つまり、VISUAL(見た目)が70%もコミュニケーションに影響しているとのこと!

会話で例えるなら


目を合わせず、不機嫌そうに話を聞く人

(じつは、話を聞いてる)

興味深そうに相づちをする人
(でも、話を聞いてない)

さて、この2人を比べてみて
あなたは、どっちが「話を聞いてくれている!」と感じるでしょうか?

きっと、見た目だけなら
後者の「興味深そうに相づちをする人」
のほうが聞いてくれている感じがしますよね!

それだけ、話を聞くうえで
VISUAL(見た目)は重要になってくると!

ちゃんと話を聞いているのに
相手になかなか伝わらない!

そう思う人は、まずは「相づち」をすることから
はじめてみてくださいね!

②「オウム返し」

ぴん子
さっき、社長に呼ばれてっすごく怒られたのよ・・・
ぴんと
そうなんだ!
ぴん子
そう、すごく怒られたの・・・

このように、まったく雑談が広がらないことって
わりとあるのではないでしょうか?

そこで、聴くための2つ目のコツがオウム返し

これは初対面で雑談をする時にも効果的!

本書では、営業の場面を例に
「オウム返し」をわかりやすく説明しています!

自分「今まではどんな商品をお使いでしたか?」
相手「はい。今は、5年前に買ったA社のコピー機を使っています」
自分「5年前…」
相手「そうなんです。取引先から勧められて買ったんですよ」
自分「あー、取引先から……」
相手「ええ。これが、けっこうトラブルが多くってね〜」
自分「トラブル……ですか?例えば?」

ここで大事なのが
相手の単語を繰り返して返していること!

ぼくがオウム返しを使う前は
なにか話さなきゃ!
って逆に余計な言葉を挟んじゃって、会話が止まることも多かったんですよね。

オウム返しを使うようになってからは
相手の使った言葉をそのまま拾って返すだけで、相手への共感が瞬時に伝わって、よく話してくれたり、気分が良くなってくれたりすることが増えたように感じます!

「どうやって返事をすればいいかわからない!」
そう思う人は、ぜひ「オウム返し」を実践してみてくださいね!

③「オープン・クエスチョン」と「クローズド・クエスチョン」

ぴんと
あいづち!オウム返し!
大事なのは、わかった!
でもそのまえに、相手に話してもらわんと意味なくね!

ってことで、聴くための3つ目のコツが
オープン・クエスチョン
クローズド・クエスチョン
つまり、質問するコツですと!

クローズド・クエスチョン」ってのは

「学生の頃、部活はやっていましたか?」
「はい、やってましたよ」

「その映画、おもしろかったですか?」
「はい、おもしろかったです」

のような、「YES」か「NO」で答える質問で
なかなか話を広げることは難しくなります。

逆に、オープン・クエスチョン」は

「学生の頃、部活は何をしていましたか?」
「卓球部でした。青森は卓球王国ですから、いつもまけてましたね!」

「その映画は、どうでしたか?」
「ストーリーがおもしろくて、感動したよ。他にもね…!」

と、答えが限定されていないので
自由に話すことができる質問のこと!

ぼくも振り返ってみると
「きょう、お出かけ楽しかった?」
「この髪型どう思うよ!」
って良いか、悪いかの「クローズドクエスチョンが多かったり!

そりゃ会話も広がらんわなと!

「質問の技術を高めて、話を広げていきたい!」

そう思う人は、まず質問された人が思ったことを自由に答えられる「オープン・クエスチョン」をこころがけることからはじめていきましょい!

質問力について
もっと詳しく書いた記事はこちら!

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まとめ『会話の達人の話し方を真似したら人見知りの僕でも楽しく雑談できました』松橋良紀

会話の達人の話し方を真似したら人見知りの僕でも楽しく雑談できました』松橋良紀
いかがでしたでしょうか?

・自分の話をすることを控えて「相手」に意識を向ける
・耳、目、心を使って、相手に寄り添って「聴く」
・「あいづち」「オウム返し」「オープンクエスチョン」が聴くためのコツ

いままで、いろんな本を読んで話す技術を身につけても、話が盛り上がらない理由は、自分のことばかり考えていたから。
相手を喜ばせようという思いがあってはじめて、「あいづち」などの技術を使えるようになるんだなと気づかされる1冊でした!

本書は上記以外にも

・人が沈黙する3つの理由
・「電話」だけで深い人間関係をつくる技術
・子供や部下と会話がはずまない人の共通点
・「私、人見知りなんです」という人は実はワガママ
・知らない話題でも盛り上げられるあいづちのルール

など「聞き方」「質問」
「リアクション」「話し方」
雑談どころか、コミュニケーションのコツもたんまり紹介されています!

この1冊があれば、初対面と話を広げるどころか
「どんな相手とでも仲良くなれるな!」と思えるような内容ばかり
なので

人と話すときや、コミュニケーションに悩んでいる方
ぜひ1度本書を読んでみてくださいね!

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!

【目次】
人見知りで話しベタだった僕が、会話の達人に会って、年収10倍。人間関係が劇的によくなった。
第一章 あなたの雑談のイメージはまちがっている
第二章 誰でもできる 会話が途切れない「聞き方」
第三章 見知らぬ人とも1分でうちとける波長合わせの技術
第四章 沈黙も怖くない! 相手がどんどんしゃべりだす話題探しのコツ
第五章 もうドギマギしない 心を開く「リアクション」のコツ
第六章 悪用厳禁! 人の心にすんなりとけこむ裏ワザ
第七章 どうしても雑談を楽しめない人へ 会話の達人の手紙