【書評Lv.28】読書を人生に活かしたい人におすすめ!『一流の人は、本のどこに線を引いているのか?』

この記事を書いた人

柿田ぴんと
チョコモナカジャンボが好き!
1日1冊ビジネス書を書評してます!

ビジネス書を読んでいると
「せっかく買ったし、自分の生活に活かせるような、タメになる内容に線を引こう!」とマーカーペンでシャッシャと書き込むわけなんですが

見返してみると、「なんでこんなところに線ひいてんの!?」とまったく意味のない線が多いこともしばしば。

「これじゃ、現実に活かせんぞ!?!?」

という悩みを解決するためによんだ本がこちら
『一流の人は、本のどこに線を引いているのか』

著者の土井英司さんは、これまでに2万冊あまりのビジネス書を読んでおり、1冊の本にたったの1本の線が引ければ、本の価値を十分回収して余りある成果になると言っています。

そんな著者が、ビジネス書のなかから、どの本を見出し、何を吸収し、どのようなアクションにつなげていくのか、紹介していきたいと思います!

☆内容紹介

読書とは、数千行の中から自分の未来を拓く「1行」を見つける行為。日本一の書評家がその技術を明かす。

信念を確認するための「自己陶酔線」は無意味

「やっぱり自分の考えは間違っていない!」

そう思うような箇所に線を引く人は要注意!

ではなぜそのような、「自己陶酔線」を引くべきではないのでしょうか?

自分が「正しい」ことを確認したところで、パワーアップの糧にはならない。むしろ、新しい考えやノウハウを取りいれることのできない、かたよった人間になってしまう。
線は、新しい発見や役に立った箇所、そして自分の考えと「ちがう」箇所に引くことで、成長の糧になるのだ。

読書は自分の価値観、世界を広げるための行為
多少の嫌悪感がある「気になる」線こそが、成長に繋がるということですね!

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結果でなく、原因に線を引け!

本のなかに、「〇〇社は20期連続増収増益をしている」という記述があったとする。大したものだ、と感心しながらその1文にすっと線を引く。たしかに20期連続の増収増益とは、なかなかできるものではない。
しかし、である。ここに線を引いても、あなたにとって何らプラスになることはない。これはあくまでも「結果」だ。大切なことはその会社がなぜそのように成長し続けることができるのか、という「原因」の部分である。

本に線を引く場所は、「結果」ではなく「原因」ということ!
 
ぼくもそうですが、なぜ多くの人が「結果」に線を引いてしまうのでしょう?
 
それは、結果に線を引くのがラクだからなんですね!
 
原因に線を引くとなると
「なぜ、この結果なのか?」と
具体的に考える力が必要になります。
 
例えば、テストで80点とったとする
結果だけをみて、「まあまあやな!次も頑張るぞ!」と決意するだけなら正直だれでも簡単ですよね。
 
逆に、「なぜ、80点だったのか?」と原因にフォーカスしてみるとどうでしょう?
 
前日に遊んでしまって時間がなかった
時間配分を間違えて、最後までできなかった
わからないところを、そのままにしていた
 
など、、具体的な行動に落とし込まないといけないので、なかなかに億劫ですよね。
 
けれども、原因を考える力がつくと「何をすればいいかが明確」になるため、あとは実行するだけで、自分の成長に繋げることができます。
 
原因とは、ボウリングの10本のピンのうち、
真ん中かつ最も手前にある、絶対に外せない
センターピンのことです。
本を読んで「どこに線を引けばわからない!」という人は、
「なぜ、この結果が起きたのか?」と原因を探してみることからはじめましょう!
 
 

「だまされた!」と思う本にも学びはある

 
よく、アマゾンのレビューに
 
おもしろくない
価格ほどの価値がない
わかりにくい、だまされた
 
と書かれているのをよく見る。
 
けれども本書では「だまされた」と嘆くレビューを書くのは三流の証だという。
 

買って損した、だまされた、と感じる人には、あえてこんな考え方を提案しよう。  だまされることもまたビジネスの本質なのだから、「なぜ、だまされてしまったのか」「相手のどんな点が一枚上手だったのか」を楽しみながら考察してみるとみるといい。誤解をおそれずに言えば、ビジネスとはだまし合いなのだ。

ここで伝えたいのは、どんなものであれ
「学びにするのは自分次第」ということ!

その本の見た目が良くて買ったのか
著者のプロフィールが魅力的だったのか
アマゾンの説明文に惹きつけられたのか

など、自分がだまされた理由に気づくことができれば
次はより良い本を買うことができるのではないか?

これは、日常でも同じ
「相手から連絡がこなくて仕事が遅れた!」と他人のせいにするのではなく、
「どう自分が行動すれば、相手が動いてくれるか?」の、自ら働きかけることが大事!

「なぜ、そうなったのか?」
目の前の結果にまず疑問を思い、原因を探る癖をつければ、本であれ、世の中の出来事であれ、人生の学びにできるのではないでしょうか?

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おわりに『一流の人は、本のどこに線を引いているのか?』

『一流の人は、本のどこに線を引いているのか』
いかがでしたでしょうか?

まとめると
 
・新しい発見や役に立った箇所、そして自分の考えと「ちがう」箇所に引くこと
・「結果」ではなく、なぜ成果が出たのかという「原因」に線を引くこと
・騙された!と思う本にも、自分が買った理由を探して学べることができる
 
 
もちろん、線を引くだけでは人生に活かすことはできません。
引いた線からどのように、行動していくかが本を読む目的でもあります!
 
本書では、「良い線の引き方」以外にも
 
・「おもしろいかどうか」はどうでもいい
・「全部読まないといけない」という病
・小説は「消費」、ビジネス書は「投資」
・読むべき本を立ち読みで見抜く11の戦略 
・速読なんていらない。知らないことは遅くて当たり前
・できない人は「今年○冊読む」と目標を掲げる
・巻末付録 私の引いた44本の線
 
など、ビジネス書を読む人なら抑えておきたいポイントが盛り沢山!
加えて巻末には、著者の土井さんが読んだ2万冊のビジネス書の中から44冊を厳選し、具体的に引いた「44本の線」が紹介されています!

「新しく本を読みたいが、どのように読めばいいかわからない」

「本から大事なところだけ抜き出して、人生で活かしていきたい」
 
少しでも気になった方は、ぜひ1度本書に目を通してみてくださいね!
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!