【書評Lv.79】文章を上手く書くコツは料理にあった?『書かなきゃいけない人のためのWebコピーライティング教室』

この記事を書いた人

柿田ぴんと
チョコモナカジャンボが好き!
1日1冊ビジネス書を書評してます!

こんちわ、柿田ぴんとです!

「おれ文才ないからなあ」
「どうも書く事が苦手で」

書く事に苦手意識を持つ人
多いのではないでしょうか?

そこで今日紹介するのはこちら!

書かなきゃいけない人のためのWebコピーライティング教室森田哲生

本書は、Webディレクター
ECサイト店長、企業のWeb担当者など
文章のプロではないけど
「書かなきゃいけない人」のための文章術読本!

「見出し」「キャッチコピー」「ボディコピー」
コピーの種類別の基本パターンはもちろん

・困ったときのネタの探し方
・トーン&マナーの設定方法など

現役コピーライターが実践する
ノウハウを紹介しています!

今日はその中でも、Webコピーの書き方を
「カレー」に例えているところ

非常に興味をもったので
さっそく書評していきたいと思います!

Webコピーのコツは料理のレシピにある!

みなさんは料理をするとき
きっと材料やレシピに沿って
作業を進めていく
と思います。

文章もそれと同じで
まずフォーマットに落とし込んだり
重要なキーワードを決めたり
目的を定める準備が必要である
と!

そこで本書では
ぐちゃぐちゃに書かれた
「カレーのつくり方」を例に
フォーマットに落とし込んでいきます。

ジャガイモ3個、ニンジン2本、タマネギ2個の皮をむき、食べやすい大きさにカット。
フライパンにサラダ油大さじ3杯をひき、十分に温めたら牛モモ肉(煮込み用200g)とタマネギ、塩コショウ、ニンジンを入れ、さらに5分ほど炒めたらジャガイモ、ニンジンを入れ、さらに5分ほど炒めます。ジャガイモに軽い透明感が出てきたら具材を鍋へ。ひたひたになるくらいまで水を注ぎ、そのまま強火で煮込み、沸騰したら浮いてきたアクを取り、ジャガイモとニンジンに完全に火が通ったら、ホールトマト、ヨーグルト、カレールー、チリパウダー、ガラムマサラを入れ、中火で5分→弱火で30分ほど煮込み、隠し味に醤油を大さじ2杯入れ混ぜたら完成。※お米を炊くのを忘れると悲しい結末が。

ぴんと
なんか読みずれえええ!

なんて思うわけですが
これをフォーマット(レシピ)
にするとどうなるのか!

材料
お米/ジャガイモ×3/ニンジン×2/タマネギ×2
牛モモ肉200g/ホールトマト/ヨーグルト
調味料
サラダ油 大さじ3/塩こしょう/カレールー
チリパウダー/ガラムマサラ/しょうゆ
工程-①/見出し:慌てずに米を炊く
米をとぎ、炊飯器にセットします。
 
工程-②/見出し:野菜をカット
ジャガイモ、ニンジン、タマネギの皮をむき
食べやすいサイズにカットします。
 
工程-③/見出し:具を炒める
フライパンにサラダ油を入れ、十分に温めたら
牛モモ肉とカットした野菜を入れ塩こしょうをして炒めます。
まず牛肉とタマネギを5分、
ジャガイモ、ニンジンを入れてさらに5分。
 
工程-④/見出し:煮る
炒めた具を鍋に移し
ひたひたになるまで水を注ぎます。
途中アクを取りながら強火で煮込みます。
 
工程-⑤/見出し:味をつけて仕上げる
具に火が通ったらホールトマト、ヨーグルト、
カレールー、チリパウダー、ガラムマサラを入れて、
中火で5分、さらに弱火で30分煮込みます。
しょうゆを垂らせばできあがり。
 
ぴんと
ん?この本は料理のレシピサイトで目立つ本やっけ!?!?

とブログを書いてて思ったんですが
フォーマットに落とし込んでみてわかるのは
料理も文章も、レシピと同じだなと!

 

例えば
「なんか適当に料理を作ってください!」
と言われても、何の材料を集めて
どのように進めればいいかわかりませんよね。

でも「カレーをつくれ!」と言われたら
何が必要で、何をすればいいか頭に浮かぶはず!

つまり、文章を書くときに手が止まってしまう人は
何を作るか?の目的が曖昧だったり
材料を集める準備が出来ていなかった
んだなと!

これはあくまで、ぼくの意見なので
ここで著者の考えをみてみましょう!

さて、カレーをつくるためには、最低限「つくる人」がいて、「食べる人」の要望や人数の把握があって、それに合わせた「食材」と「調味料」、「道具」を揃える必要があります。

でもそれは、コピーやテキスト作成でもまったく同じことが言えるんですよ。
「つくる人」そのメッセージの発信者ですし、「食べる人」はターゲットの設定です。
それに、「食材」は商品やサービスの情報、「調味料」はターゲットに合わせたトーン&マナー、「道具」はそのコピーや文章が掲載されるメディアにあたる…そういうふうに捉えてみてください。

この書評ブログも
わりと料理店を意識していて

まず本を読むときは
どの部分を引用すれば
その人の悩みを解決できるだろう?

と考えながら読む!

その中で、自分の考えをいれつつ
どのように文章を構成すれば
本の素材を活かすことができる
か?

この本を買えば
読者の悩み、実生活にも活かせると
思える記事にできているか!

と考えてブログを書いていると!

本(食材)
内容選び、文章作成(調理)
書評記事完成!(料理)

同じ本でも人によって
選ぶ箇所、文章の書き方が違う
から
本当におもしろいなと!

ぼくも書評界隈の三ツ星シェフになりたいなと
話がそれまくってるわけですが!!

まとめると、文章を書くときは
誰にその文章を届けたいのか?
どんな材料をどの構成で書くのか
フォーマットに当てはめて、準備すること

いい文章を書く第一歩だとぼくは思います!

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文章の「下ごしらえ」

文章は「料理」だと!
必要な情報、条件
材料や要素を整えていく

「下ごしらえ」が必要だということで

本書では、その工程を紹介しています!

下ごしらえ
「つくる人は誰だ?」~主語の設定
「なんのために料理するの?」=目的の設定
「具材はキーワード」=単語の選定
「皮をむく」=具体性の調整
 

今回はその中から
「なんのために料理するの?」=目的の設定
「皮をむく」=具体性の調整
をとりあげていきたいと思います!

「なんのために料理するの?」=目的の設定

どんな料理にも、食べさせる相手と感じて欲しい味わいがあるように、コピーやテキストにも、ターゲットと果たすべき使命があります。というか、ないと困ります。「なんかこの余白にいい感じのコピー入れてよ」という要羽球は、断固として拒まねばなりません。とにかくクリックされたいのか、ユーザーとコミュニケーションを取りたいのか、ブランドイメージを高めたいのか、使命の内容は千差万別ですが、そこをつかまなければ的確な言葉選びができないのです。

電車の乗り換えアプリもそうですよね!

目的地を決めるから
どこの駅で乗り換えて、何分で着くか明確になる!

あと、誰に文章を読んでもらうのか?も大事で
あいてにラブレターを書くときや
プレゼントを渡すとき
あいてによって、何を書くか、渡すかは
違ってくる
のではないでしょうか!

まずは、その文章をとおして
あいてに何を感じて欲しいのか
どのように行動してほしいのか
目的を明確にすることが大事になってくる
わけですね!

「皮をむく」=具体性の調整

ここでいう皮むき作業というのは
単語の具体性を高めて伝達力を増して
「キーワード」として有効に機能させること!

雑貨おしゃれな雑貨北欧の雑貨
豊富な品揃え < 1500点ものラインナップ
お得に買える < 100円から買える 
 

このように具体的に説明することは
コミュニケーションでも大事
だなと!

【抽象】友人としばらく会ってないなあ
【具体】もう5年以上会ってないなあ
【抽象】たまに電話がくるよー
【具体】年に2,3回思い出したかのようにくるよー
【抽象】かなり長い時間待たされたんだよね
【具体】ちょうど1時間待たされたかな
【抽象】ラーメン二郎の量マジでやばかった
【具体】カップヌードル5個分はあったと思う

このように、あいまいな言葉は多いなと
もっと具体性を高めんといかんなと!
思うわけですが

本書では、具体性を高めないほうが
文章、コピーやテキストにおいて
役に立つ
こともあるといいます!

コピーライター = 属性
Rockaku代表 = 社名+肩書き
森田哲生 = 個人名

個人名や社名の知名度が属性より低い場合は
あえて皮をむかない方が引きを生む(涙)

こちらはジャガイモの皮むきというより、「精米」みたいな話なのですが、あえて具体性を高めず、いい感じに調整することで、コピーやテキストをより伝わりやすく、共感を得やすいモノにするという、秘伝の技です。特に短い文章、キャッチコピーやニュース記事をつくるときに留意しなければならない大事なTIPSとなります。

チョコモナカジャンボが好きなんです!よりも
アイスが好きなんです!の方が、共感を生むなと!

ラーメン二郎が好きなんです!よりも
ラーメンが好きなんです!のほうが、話は弾むなと!!

具体性の低い、高いを使い分けて
あいてに伝わりやすい文章をこころがけていきたいですね!

あと、最後に本書の「初期設定表」だけは
どうしても見てほしい
ので、簡単にのせておきます!

【主語は?】
・○○商事
【目的は?(誰にどうしてほしい?)】
・既存ユーザーに参加してほしい
【コンテンツの種類は?】
・イベント告知
【キーワードは?】
・開催日:2014年7月7日
・参加特典アリ
・人数限定
・特別ゲストが登壇
【重要なキーワードを具体化すると?】
・参加特典=オリジナルマグカップ
・人数限定=20名様
・特別ゲスト=現役コピーライター

これはあくまで本書の例ですが
ぼくもたまにチェックすると
自分がいまから何を書くべきかが明確になるので
ぜひ試してみてくだされい!

まとめ『書かなきゃいけない人のためのWebコピーライティング教室』

書かなきゃいけない人のためのWebコピーライティング教室』森田哲生
いかがでしたでしょうか?

文章を「漠然と書く」のではなく
レシピをつくるように材料を揃え
可視化し、整理する=下ごしらえが
大事だと気づかされる1冊
でした!

本書は上記以外にも

・「魔法」でわかるWebコピーライティングの4大属性
・「看板」から学ぶ「見出し」の基本設計とは!?
・「トラウマ」からひもとく、キャッチコピー改善セラピー
・「ボディコピー」を「ナイスバディ」に変える方法
・「情報」を「コンテンツ」に変える告知コピー制作メソッド
・情報を掘り起こす「シャベル」のつくり方

などなど、Webコピーやブログだけでなく
オウンドメディア運営、コンテンツマーケティングに
取り組む方には必読の内容
になっています!

「うまい文章が書けない…」
そのような悩みを抱える人には
きっと役に立つ1冊なので
ぜひ読んでみてくださいね!

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!