【書評Lv.99】自分の意見を上手に伝えるコツとは?『伝わる・揺さぶる!文章を書く』山田ズーニー

この記事を書いた人

柿田ぴんと
チョコモナカジャンボが好き!
1日1冊ビジネス書を書評してます!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今日紹介する1冊はこちら!

伝わる・揺さぶる!文章を書く山田ズーニー

本書では
「意見」「望む結果」「論点」「読み手」
「自分の立場」「論拠」「根本思想」の七つの視点
から
よい文章を書くための戦略をアドバイス!

単なる文章のテクニックをこえ、自分の頭で考え
他者と関わることの痛みと歓びを問いかける
コミュニケーションの本質にも迫る1冊となっております!

どうすれば誤解されず思いを伝え
読み手の気持ちを動かすことができるのか?

さっそく書評していきたいと思います!

自分が一番言いたいことを発見する

ぴんと
あなたは自分が一番言いたいことを発見してますか?

本書では、文章を書く上で
自分の言いたいこと
「意見」を持つことが重要だといいます。

文章の核は、あなたの「意見」だ。
「言いたいこと」がなければ、文章は成立しない。

ぴんと
意見がある人は挙手を!

って言われると
すぐに意見でてこないし
そもそも意見を考えてなかったり
「なんとなく」生きてることって多いなと!

「なんとなく」生きるってことは
自分の中にあるものと向き合ってなくて

他人の言うことをや
読書で得た知識を仕入れては
切り分けて外に出すってことで!

そんな受け売りを繰り返していると
自分が本当に思っていることと
行動が一致せず、自分の内面が
まったく現実の世界と関わってない。

つまり「お前誰だよ!」って
「自分の中にある意見を出さない限り
あなたは存在しないも同じだよ」ってことで!!

そこで本書では
文章を書く事について
ズドンと重い言葉をいただきました!

あなたが文章を書くということは、あなたが納得いくまで自由にものを考えてよいということだ。
決められた1つの正解がよそに存在するのではない。
常識や模範解答のようなものがあるのなら、むしろ、打ち壊していくところに、他ならぬ考える意味がある。
自分が頼りにしてきた参考書だって、いったん否定してみたら?

ついつい、正解を知りたくなるし
常識を鵜呑みにしがちだけれども
それって単純に考えてないだけだなと!

ぴんと
じゃあ、どうやって考えればいいんや?

ってことで、さっそくい
自分の中にある意見を引っ張り出す
思考法を紹介していきたいと思います!

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意見とは何か?

ぴんと
そもそも意見って何やねん!

ってことで本書では
意見とは、自分が考えてきた「問い」に対して
自分が出した「答え」である。
といいます!

そこで「脳死の人から臓器移植について」
AさんBさんが自由に意見を言った例を紹介!

【意見A】
 私は自身、積極的に臓器を提供したいと思いますし、たくさんの人に臓器提供者になってほしいと思います。

【意見B】
 脳の死、心臓の死に限らず、死を法律で一様に決めるべきではない。その人の文化、まわりの人との別れまで含め、多様な個人の死の定義を認めるべきだ。

同じ題目のはずなのに
言ってること全然違うし
意見B、めちゃんこ深くまで考えてる感じする!

ちなみに「意見」から「問い」を
逆算してみるとこのようになる。

【Aの問い】
 臓器提供者になるかならないか?

【Bの問い】
 人の死とは何か?

つまり、意見の裏には必ず
問いがあって、問題意識がある
と!

それを日常生活に当てはめてみる!

ぴんと
俺はダメな人間だ!
ぴん子
問い、自分という人間はいいかダメか?
ぴんと
ぴん子を止められるのは、俺しかいない!
ぴん子
問い、だれが、ぴん子を制止できるか?

ここでわかるのは
「いいかダメか?」という
答えが2択しかないし

「だれか?」という問いも
答えが人物だけになっちゃて

つまり
いい意見を出す人は
「問い」も深くて

逆に「問い」が単純だと
意見も浅くなっちまうなと!

ここで本書では
人がなぜ悩むのかについて

多くの場合、問いは無意識の中にある。
正体不明の違和感、ひっかかりを抱えて、ある日、ふと、自分が何に悩んでいたのかに気づくことがある。
「問い」の正体がわかるだけで、ずいぶんすっきりする。

ぴんと
「問い」を意識しないまま、意見を言ったり、書いたりすることのほうが圧倒的に多すぎじゃね!?

って考えると、腑に落ちる。

ちなみに、こんな文章を書いてる人は
「問い」を意識してない可能性大!

    • 知識や情報を並べただけで、結局自分の見解がない。
    • 言いたいことがたくさんありすぎて絞れない。
    • 言いたいことが自分でもはっきりしない。
    • 「意見」は出ているのだが、どこか一般的な、自分が本当に言いたいことではない感じがする。 

え、全部当てはまるんですけど。
今まで、どれだけ考えてなかったんやつら!!

と思うわけですが
自分の意見がでない原因としては
以下の理由が考えられまっす!

  • 考えてない。
  • 大きすぎる問いをまるごと相手にしている。
  • 自分の根本にある想いにうそをついている。
  • その問題に対する基礎的な知識・情報が不足しており、意見を言う資格がない。
  • 決断によって生じるリスクを引き受けられない。

こう考えてみると
自分が意見だと思ってることも
ただの感想だったり
浅はかなるものだなと気づかされる!!

「なんとなく」生きるのではなく
自分が考えてきた「問い」に対して

自分が出した「答え」を出す。

常に、疑問を持ちながら
自分の意見を発信する習慣をつけていきましょい!

自分が描いた「問い」のかけがえのない価値

本書では天気について2つの問いを立てる!

A:明日の天気はどうだろうか?
B:天気は人にどう影響するか?
 

ぼくは完全にAなわけですが
Aの場合だと情報収集どまりで
あまり良いものは生まれてこなさそう!

Bの場合は、考えることありすぎで

人の心は天気と関係あるか?
体調と天気は関係あるか?
映画の名場面では天気はどんな役割を果たしてるか?

なんて、色々と問いが浮かんでくるっていう!
雨の中で人を追いかけるシーンとかめっちゃ多いよね。

学校の勉強も、問題解決も
「問い」の発見からはじまるように
その問いから生まれる答えこそが
自分にとってかけがえのない価値になると!

ちなみに文章を書くときに
意識する問いとしては

  • 自分は今何を書こうとしてるのか?
  • だから何なのか?それは読み手にとってどんな意味があるのか?
  • 読み手にどうなってもらいたいのか?そのためにはどう書けばいいのか。

望む結果をイメージすることができれば
一貫性のあるまとまった文章になるのでぜひ試してくだされい!

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問いを立てるエリアを広げていく

「問い」を立てていても
考えが行き詰ってしまうことがあると!

ぴんと
今後の抱負は?

今後、自分は何を目標にするのか?
今後、自分が力を入れるべきことは?
今後、自分が必ずやるべきことは?

コンゴコンゴコンゴ!!

つまり、今後という
直近のエリアにだけ
問いを立てようとすると
意見は狭くなり行き詰ってしまう
と!

そこで本書では
エリアを広げるためにどうすればいいか?
わかりやすく図で紹介!

そう今後のことをかんがえたいのなら
「過去」や「未来」へと視野を向けることが大事だと!

  • これまでの仕事で最も充実感があったことは何か?自分のどのような努力が成果に結びついたのか?
  • ここ数年で自分はどんなトラブルを起こしたか?自分の何が原因か?どう改めたらいいか?
  • 3年後、5年後、自分はどうなっていたいと思うか?そのために何が必要か?

みたいに今まで生きてきた自分
現在の問題点、3年後、5年後
こうなっていたいというビジョンへと
時間軸を移動させながら問いを立てていく!

その結果、今後の抱負が
浮かび上がってくるわけなんですね!

空間軸へと視野を広げる

過去、現在、未来!

時間軸の次は
空間軸をみていきましょい!

「自分の抱負は~」
「いま自分がやるべきことは~」
「自分はこう思うわけで~」

自分ばかり見ようとすると
かえって自分のことが見えなくなる
っていう
コミュニケーションの鉄則なわけですが

大事なのは、自分でなく
「他者」を照らしてみること!

本書では、

自分→自分の身の回り→会社→日本社会→世界

の順番で視野を広げて問いを立てることが大事だと!

例えば

  • 上司や部下は、現在どんな問題を抱えているか?私に何を期待しているか?
  • 所属する会社、チームは今後どんな展開をしていくか?どんな人材を求めているか?
  • 自分の関心ある方面で、社会にはどんな問題が起きているか?自分はどんな形で貢献できるか?

みたいに、仕事だけでなく
就活にもめっちゃ役立ちそうなわけですが

ここまで日本社会、会社
他者のことを考えた上ではじめて

自分は今後どうしたいか?

と「自分の」抱負を浮かび上がらせることが
重要になってくるわけですね!

問いに行き詰ったときは
「時間軸」「空間軸」と

立てるエリアを広げることで
自分のことが見えてくるのと思うので
ぜひみなさんも試してみてくださいね!

まとめ『伝わる・揺さぶる!文章を書く』山田ズーニー

伝わる・揺さぶる!文章を書く』山田ズーニー
いかがでしたでしょうか?

・意見とは、自分が考えてきた「問い」に対して自分が出した「答え」である!
・いい意見を出す人は、「問い」も深く、「問い」が浅いと意見もそれなりになる!
過去→現在→未来と流れる時間軸と、自分→自分の身の回り→会社→日本社会→世界へ広がる空間軸に視野を広げ、問いを立てる!

「問い」を意識しないまま、意見を言ったり
書いたりすることのほうが圧倒的に多すぎだなと!

「なんとなく」生きてきたことを痛感する1冊!

本書は上記以外にも

第1章 機能する文章を目指す―いい文章を書くとは、どういうことか?
第2章 7つの要件の思考法―書くために、何をどう考えていくか?
第3章 伝わる・揺さぶる!文章の書き方―実践編
第4章 より効果を出す!テクニック―上級編
第5章 その先の結果へ
エピローグ あなたと私が出会った意味

などなど!ちなみ今回書評したのは
第2章の「意見」1つだけ
っていう!!

最後に!本書は
単なる文章のテクニックをこえ、自分の頭で考え
他者と関わることの痛みと歓びを問いかける
コミュニケーションの本質にも迫る1冊だと思うので

誤解されずに思いを伝え
読み手の気持ちを動かしたい方
はぜひ
本書を読んでみてくださいね!

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!