【書評Lv.170】共感のコツはブルース・リーに学べ!『プロカウンセラーの共感の技術』

この記事を書いた人

柿田ぴんと
都内ではたらくWebマーケター!
ビジネス書の書評ブログやってます!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今日紹介する1冊はこちら

プロカウンセラーの共感の技術杉原 保史

本書は、共感をわかりやすく説くだけではなく
愚痴の聴き方からネガティヴな感情との関わり方

対立する相手への共感
言葉を使わない共感の伝え方など

プロカウンセラーならではの技の数々を紹介!

相手の気持ちに寄り添った
温かい人間関係を築くためには
相手への深い共感が欠かせません。

人の話を聴くプロのカウンセラーは、
どのようにして相手への共感を、自分の中に生み出すのでしょうか?

豊かな人間関係を築くためにも

ぴんと
さっそく書評していきたいと思います!

【本の内容】
なるほど!わたしに足りなかったのはこれだったのか!!40万部突破のベストセラー『聞く技術』に続く心のプロが教える対人関係スキル。

「考えるな、感じろ」ブルース・リーの教え

ぴんと
考えるな、感じろ!
ぴん子
Don’t think! Feel!

この言葉は、カンフー映画の歴史的名作
『燃えよドラゴン』での、ブルース・リーのお言葉!

本書では、この教えは
カンフーの極意だけでなく
「共感の極意」でもあるとのこと!

ここでは、感じることについて

 あなたは、ランチを食べているとき、何か考えごとをしていて、せっかくのランチの味を覚えていないということはありませんか?

 食材のにおいや歯ごたえ、喉ごしなどを、まったく味わうこともなく、考えごとに耽ったまま食事を終えてしまったということはないでしょうか?

(中略)

私たちは、一瞬、一瞬のこの今の現実を生き、感じています。
にもかかわらず、「感じていること」にまったく注意を払わず、「考えること」に没頭し、アタマの中に作り出された観念の世界の中で生きていることが実に多いのです。

つまり、まずは「感じる」ことが必要だと。

言われてみれば
シャワーを浴びる時も

お湯の温度、湿気
まったく感じることもなく
考え事ばかりしてるし

歩いてる時も

足の裏の感覚を感覚
季節ごとの香り、風のぬくもりを
感じずに物思いに耽ることは多くて 。

「共感」には「感」という字があるように

感じていることに注意を向ける

ことが必要だと
気づかされるわけですが

本書では、このようにリラックスして
感じていることに注意を向けることが

”共感”のはじまりだといい、相手を前にしても
考えに耽っていても共感はできないといいます。

 誰かと話をしているとき、話を聴きながらあなたは、どうやって相手を説得してやろうかとか、どう反論してやろうかとか、どんな小さな間違いであれ見つけ出して指摘してやろうとか、そんなことをずっと考えているかもしれません。

(中略)

 このように、せっかく目の前に相手がいて、一生懸命話を聞いている状況があったとしても、肝心の聴き手のほうが頭の中で必死に何かを”考えて”いて、自分が”感じて”いることにまるで注意を払っていないのであれば、それは共感からはほど遠い状態だと言えるでしょう。

これは、ぼくもよくやることが多くて

つい相手の悩みに対して

よい解決策はないかな?
気の利いたこと言えるかな?
次に自分がどんな話をしようかな?

なんて考えたりすることもしばしば。

共感をするためには

その考えている状態に気づくことがスタートで!

ちなみに、その状態に注意を払っていると
だんだん「何も感じない」状態になってきて

その状態で、相手の話に注意を向けていると
その感じる感覚が微妙に変化してくるんですよね。

その感じる感覚を味わうことが
「共感」には必須になってくるので

まずは、表情、温度、手の感覚、など

「考えるのではなく、感じること」からはじめていきましょい!

「聞く」と「聴く」の違いを知りたい人はこちらの記事もぜひ!

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すべてをありのままに感じる

本書は、感じることに注意を向けるコツとして

誰かと会っている時に
あるいは誰かを想いながら

その瞬間、その瞬間に
感じていることに注意を向ける

つまり共感は「プロセス」だといいます。

僕の場合、感じることに
意識しながら、話を聞いていると

快、不快、恥ずかしい、許せない

いろいろな価値観が生まれるわけですが

本書では、このような価値観を、判断抜きで
すべてありのままに、感じることが大切だといい

このような態度を、カウンセリングでは

「非審判的な態度」
「価値判断抜きの態度」

といい、共感において非常に重要とのこと!

ここで本書では

ぴん子
私、最近、クラシック音楽にはまっててね!
ぴんと
えー、クラシックって退屈じゃない?

という会話例について
わかりやすく解説しています!

 クラシック音楽に目覚めたという話し手に、聴き手は妬みや競争心を抱いたのかもしれません。
以前から自分には品のいい趣味や教養がないというコンプレックスがあり、話し手のこの発言にそのコンプレックスを刺激されたのかもしれません。

聴き手は、そういう気持ちに反射的に動かされ、そういう気持ちをそのまま言葉にしてしまい、相手をやっつけて自分の競争心を満たすような発言をしてしまったのでしょう。

つまり、クラシック音楽の価値を引き下げて競争に勝ったことにして、安心したくなったというわけです。

このように相手の発言に対して、つい反射的に言ってしまうことってあるなと。

相手の発言を聞くと
心の中に色んな思いや感情がわく

相手によっては、妬みや競争心
自分の中のコンプレックスが
刺激されたと感じることもあって。

けれども、その思いや感情を
自分も相手も自覚してるわけでなく

ただ、なんとなくモヤモヤして
「反射的に反論したくなる!」
ってことは、割と多かったりするんですよね。

本書では、その対処法について

 自分が感じていることにじっくりと注意を向けてみるのです。そうすれば、自分がコンプレックスを刺激されて嫌な気持ちになったことが感じられるでしょう。
それを、一度、「味わうようにじっくり感じる」ことをしてみましょう。

そして、そのまま放っておくのです。
それにとらわれる必要はありません。
自分の中にそういう気持ちがあったのだと気づいて、放っておきます。

それができれば、反射的に相手に嫌みなことを言う必要はなくなるでしょう。

感じて、気づいて、感じる

このプロセスが、共感には必要だと。

ちなみに、「感じるられること」に
正しい、間違ってるとかは関係なくて

競争心であれ、コンプレックスであれ
まずはニュートラルに目を向けることが大事!

その気持ちを大事にすることができれば
相手の話を素直に聞けるようになるので

「共感」だけでなく、聴く力を高めたい人は
ぜひ一度、感じることを実践してみてくださいね!

聴く力を身に着けたい人はこちらの記事もぜひ!

まとめ『プロカウンセラーの共感の技術』

プロカウンセラーの共感の技術』杉原 保史
いかがでしたでしょうか?

・「考えるな、感じろ!」ブルース・リー
・「共感」には「感」という字があるように「感じていることに注意を向ける」ことが大事
・共感は、その瞬間、その瞬間に感じていることに注意を向ける「プロセス」
・自分の感情を判断せず、ありのまま受け止めること
・反射的に反応しないコツは、自分の感情に注意を向けて、その気持を放っておくこと

相手の気持ちどころか
自分の気持ちにすら気づいてなくて

感じることの大切さだけでなく
共感が人間関係を良くする理由

日々のコミュニケーションに
どれだけ影響するのかを痛感させられる1冊でした!

本書は上記以外にも

・共感とは何か
・「悲しいんです」「悲しいんだね」─共感と反射
・相手に気づきをもたらす関わり方
・言葉にされないものを聴き取る
・浅い共感、深い共感
・言葉を使わずに表現する方法
・共感的な愚痴の聴き方
・共感が失敗する瞬間―愛情と虐待の表と裏
・どうしても共感できないとき

などなど
プロカウンセラーならではの技の数々を紹介!

相手の気持ちに寄り添った
温かい人間関係を築くためには、
相手への深い共感が欠かせません。

コミュニケーションをよくし
対人関係を改善したい人
には
特におすすめしたい1冊なので

気になった方は、ぜひ本書を読んで
豊かな人間関係を築いてみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき
ありがとうございました!