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こんちわ、柿田ぴんとです!
今日紹介する1冊はこちら
『死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33 』大津秀一
本書は、30万部突破
『死ぬときに後悔すること25』の著者が
たどり着いた「本当に幸せな生き方」を紹介しています!
縛られていたものを捨てたとき悲しみや切なさは消える。
過剰な執着から解き放たれた
自由な生き方とは一体何なのか?
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幸せな生き方①「運に向き合う」
著者は大病院のお医者さん。
その病院では、重い病気の方も多く
十、二十、三十代、十歳に至らなくても
容赦なく人の命は失われるといいます。
まず本書が、最初に伝えたいのが
人はあっけなく死ぬということ。
どんなに良い大学に入っても
必死にひたむきに仕事をしても
たくさんのお金を手に入れても
人は必ずいつかは死ぬ。
悪いことをしていなくても
嫌なことが終わって
これからの人生を満喫しようとしても
死は突然訪れる。
と僕は思うわけですが
人生はほんと何が起こるかわからないですよね。
そこで本書では「なぜ、人は死ぬのか?」について
なぜ、人は死ぬのでしょうか?
がんになっても早期に発見されて助かる人もいれば、見つかったときに末期で助からない人もいます。(中略)
後ろ向きでもひたすた後ろを向いたまま、長生きをした人もいました。
誰よりも前向きで、けなげに頑張ろうとしたのにも拘わらず、無情な短命の人もいました。
そもそも人の心身は、生まれ持った脳や遺伝子で形成されているという面が強いです。結局何なのでしょうか?
答えは運です。
残念ながら、そうなる運だったと思うしかないことがたくさんあります。
それを個人の責任に帰するのは、あるいは前世や来世等の得体の知れないものに預けるのは、実に酷です。
と思うものの、生まれ持って
与えられたものがなければ
いくら努力を重ねても
オリンピック選手や
イチローになるのは難しくて。
今まで目を背けてきたけども
遺伝子や外部の環境でさえも
生まれた瞬間に人によって違ってて。
スタート地点は選ぶことはできなくて
生きるも死ぬも運ってことに気付かされる。
ここで本書は、人生について。
日本はましなほうなのかもしれません。
子供でも自爆テロの道具や、薬物漬けにされて残酷な兵士にする、という野蛮な社会は、まだまだ世界的に見れば存在しています。そこではさらに思うようにならない人生でしょうし、それに違和感を覚えないまま、何も考えないまま、あるいは考えることさえ奪われたまま、短かったり、あるいは生活の質が劣悪な人生を終える場合だってあります。
そのような世界に生きる私たちにできることは、運が支配するこの世界の馬鹿馬鹿しさを受け止めることだと考えます。
そして、結局変えられるのは己の思考と行動のみです。
この本を読んでから
夢の中でもこの言葉が離れなくて
うなされてたのは内緒なんですけど
人生は運次第で終わってしまう残酷な世界
何も知らないよりも
「人生はそういうものだ」と知ることが
生きてくうえまず知っておく必要があると本書。
何かしらの苦境は
人生にはかならずあって
人の死亡率は100%なわけで
自らの死と向き合うことは必ずあるなと。
ぼくは、人生は厳しいものだからこそ
ある程度ショックな出来事を覚悟して
日々楽しく生きることを大切にしてて!
「いつ死んでもいい」と思える
日々を過ごすことが充実した人生を送る第一歩
人生は運次第で終わることを前提に
自らの人生を少しずつ積み上げていきましょい!
運がよくなる人の考え方を紹介した記事はこちら!
幸せな生き方②「競争のみに走らない」
本書では
ある有名企業の中間管理職からより上へ、
モチベーションが高く社内の出世争い、競争に没頭した
伊集院さんという男性のお話について
仕事は毎日夜遅くにまで及び、奥さんや二人のお子さんと過ごす時間はほとんどありませんでした。
奥さんは怒り、悲しみ、最後は諦めでした。「早く帰ってきてほしい」と言うたび彼はいら立った様子で答えます。
「俺の立場わかってる!?俺はお前たちの幸せを第一に考えているから、お前たちが豊かな生活を遅れるよう稼ぐためにやっているの」(中略)
順調に出世し、最年少の管理職も目前、彼に無情な診断が下されました。
膵臓がんの高度進行期、ステージⅣ。肝転移も顕著で、できることは限られてました。
手のひらの砂のように
失われていくこの感じ・・・
家族の幸せのために稼ぐのはわかる
でも、そう言いながらも大事な人が
家にいないのは寂しかったりもする。
けれども、病気なってしまったら
今までの頑張りも、会社の肩書きもなくなって
幸せを運ぼうとした伊集院さんも
それを待って耐えてた家族も非常につらいなと思うわけですが。
伊集院さんは
誰も見舞いにこない病室で
このような言葉を話しています。
「俺はね、偉くなりたかった。会社をこの俺が回したいという気持ちが誰よりもあった。あらゆる手を使ってでも、上にあがりたかったし、そうやって実際に出世もした。だけどね、無益だったよ」
はーっと息を吐く伊集院さんは、どこかすっきりしたお顔のようにも見えました。
「いいんですか? それで」と私は聞きました。
これまでの歩みを否定することが、彼のつらさにつながってはいけない。
そんな思いです。彼は破顔一笑しました。
「だって無益なんだもん。間違いは間違いと認めないと、そこから進めないよね。人って馬鹿なのよ。いつかこういう日が来るってのは誰でも知ってるじゃない? なのにさ、すぐには来ないって誰もが思ってる。だから、やればやっただけ、何かが変わるって思ってる。本当は……、俺みたいに、突然の落とし穴が待っているかもしれないのに、競走馬みたいに、一生懸命走るんだ。その挙げ句が『そして誰もいなくなった』ですよ。悲しいね」
と思うけども、伊集院さんは
スッキリとした表情をしてて!
競争とか出世に一生を賭けることが、どれだけ無益で、くだらないかと笑ってて!
でも現実には出世に賭けている人はいろいろな人がいることは事実。
大切なのは、そのバランス。
仕事、家族、友達、趣味
どれか一つでもやりすぎると
それ以外のものを失う可能性があって。
人は必ずいつか死ぬからこそ
バランスを大切にし、今あるものを受け入れ
今ある時間をできるだけ
大事に過ごすことが大事になってくると!
あなたの人生のバランスはどうでしょうか?
大切な人のためにも
バランスよく人生を楽しんでみてくださいね!
孫正義さんの生きる目的について紹介している記事はこちら!
幸せな生き方、まとめ『死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33 』
『死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33 』大津秀一
いかがでしたでしょうか?
・思うようにならないのが人生
・結局変えられるのは己の思考と行動のみ
・競争とか出世に一生を賭けることは無益
・バランスの良い人生が有益
もし今日が人生最後の日だとしたら
きっとあなたの行動は変わるはず。
そして死は誰しも訪れることで
死ぬときにはじめて気づくこともたくさんで。
本書を読んでいくうちに
人生で大切な33のことを知れたのは
今後の自分の人生を生きる上でとても有益だなと思える1冊でした。
本書は上記以外にも
・お金だけを求めない
・自分をダメだと思わない
・夢を抱かない
・生きる意味から離れる
・誰かの考えにとらわれない
・夫婦の愛を超える
などなど、社会、思考、人間関係から
医者である著者がみた、実際の話をもとに死ぬときに気づく大切なことを紹介。
死ぬときでないと気づけないこと
それは1つではなく33もあって。
悲しみや切なさと同時に
過剰な執着や執心から解き放たれ
自由な生き方をしたい
本当に幸せな人生をおくりたい
そう思う人はぜひ本書を読んでみてくださいね!