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30分、2時間、それとも、1週間?
同じ時間で読んでも、
人生に活かせる人と、そうでない人がいます。
わたしは後者の人間で、
時間もかかるし、本を買っても積みあがるばかり
ぜんぶ読んだとしても、まったく覚えてない!
今日は、そんな問題を解決してくれる
わたしの速読のきっかけになった1冊
『遅読家のための読書術』
を紹介していきたいと思います。
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①本は全部読まなくていい
「本を速く読める人」と「遅くしか読めない人」がいるのではありません。
「熟読の呪縛から自由な人」と「それにまだとらわれている人」がいるだけなのです。
大切なのは、その本を読んだ結果として、知識や発見のひとかけらが頭の中に残ること。ほんの断片でもいいのです。なにか印象的なことが1つでも残ったなら、その読書は成功したと考えるべきです。
ってめちゃくちゃ思いません?いまでも、少し思う
でも、たくさんの速読、読書術の本を読んで
かならず書いてあるのが、
「本を全部読むな!」
ってことなんですわ。
「そんな簡単にできたら苦労しねえええ!」
なんて、思う人も多いはず
でもね、
現実世界にあてはめてみると、
この「本を全部読むな!」って意外と出来てたりする
例えば、朝食のバイキング!
もう端から端まで、
あるものすべてを皿に盛る人いませんわな
自分が好きな食べたいだけ、
好きな量だけとって、お皿にのせるし、
なんてすると、胃袋パーンでケロケロケー
辞書とかもそうだよね!
「やべえ!この単語わかんね!」ってなると
わからない単語だけ調べるじゃんね
辞書をはじめから最後まで読んでみ?
苦痛すぎるし、読んでも覚えてるわけない!
つまり、
「買ったから、本をぜんぶ読まなきゃ」って
バイキングぜんぶ食べようとしたり、
辞書をぜんぶ読もうとしたり、
それと同じことをしてるってこと!
ぜんぶ読まなきゃ!ってのは思い込みで、
著者はそれを「 熟読の呪縛」って言うんだけど
「じぶんの好きなところ」だけ
現実の「問題解決に必要なところ」だけ読めば
本が速く読めて、人生に活かせるよってこと!
②本を読んでも1%しか残らない
1冊の本を1週間かけて熟読しても、1カ月後には「1%」しか残らないのだとしましょう。
だとしたら、同じ1週間で10冊の本をすばやく読んで、1年後に「10%」を得たほうがいいと思いませんか?1冊を深く読むのではなく、たくさんの本から「小さなかけら」を集めて、「大きなかたまり」をつくっていく。それが遅読家の人に決定的に欠けている発想なのです。
「お前は今まで読んだ本の内容を覚えてるか?」
まーじで、しょうじき覚えてない!
でも何百冊も読んでくると、
「あ、この内容ほかの本で見たな」
って知識が積み重なってくるのがわかる
1冊でぜんぶよむって、野球でいうと
「初心者が初打席でホームラン打つ」ようなもんよ
そんなのはムリな話で、
何千回もバットを振って、積み重ねてきた努力が
おおきな結果を生み出すわけで。
ここでの著者の例えがおもしろいから見てほしい
イメージとしては、組み立てブロックの「レゴ」でなにか大きなものをつくる感覚です。
1冊を熟読していきなり大きなブロックを手に入れようとするのではなく、まずはたくさんの本をすばやく読んで手持ちのブロックの数を増やす。
レゴで遊ぼうと思ったら、一定の数のブロックがないと楽しめませんよね?「読書がなかなか楽しくならない」という人は、そもそも手持ちのブロックが少なすぎて、そこから新しいものが組み上がっていく醍醐味をまだ味わえていないのです。
なるほどなあ
「いきなり新しいもの組み立てる」
料理で例えると、
包丁も握ったことのない坊やが
をつくるんです!!!
ってかんじ?
いやまず材料集めてこいと、
スキルも磨いて来いと!!!
なかなかに意味不明なたとえだけど、
本1冊、カンペキに読んだくらいじゃダメ!
この考えを、みんなからはぎ取りたいの!
メンタリストのDaiGOも言ってた!
本に書いてある重要な情報は、
実は 7~11%だってね!
必要なところをいろんな本からつまんで、
自分のオリジナルをつくりあげてこう!
たくさんの1%をあつめて、100%を作り出そう!
③著者の自分語りに気をつけろ!
そう思う方、必見
ビジネス書や自己啓発書には、必要以上に「自分語り」が入っていることがあります。
これは著者に「自慢したがりな人」が多いからというだけの理由ではありません。そうではなく、似たようなテーマやジャンルの書籍が多い市場だからこそ、著者自身について語ることで「この本はこんな点がほかの本とは違いますよ」とアピールしなければならないのです。
この「自分語り」を意識して本を読み始めると
「読むところが、めちゃんこ少なくなる」ですよね。
「わたしは〇〇大学を経て、〇年間〇〇の仕事をしてきて~」
だからなに?
わたしが知りたいところはそこじゃない!つぎい!!
って思ってくる
もちろん著者の人生や成果を知ることは大事
「説得力あるなあ!」なんて思うけど
その内容、実生活に役に立つ?
「あの人は、こんな人で~!」
「すごく成果だしてて~!」
実生活で例えると、
自分語りってこんなかんじで
読書は著者との対話なんですわ!
実際に目の前にいたら、
話を聞かなきゃいけないけど
読書だと読み飛ばしても、怒られないし
じぶんの知りたいことだけ知れる!!!
そう思ったら、著者の自分語り
読み飛ばしてもいいかな?って思えるよね!
自分の生活で、自分語りをしてないか見直してみよう!
④目的をもつことが速読の真骨頂
本を開く前には「目的」が必要です。
僕たちは、調べたい言葉が決まっているから辞書を開くし、知りたい情報が明確だからグーグルを開く。
これと同じように、本を読むときにも、「漠然とした期待」のまま放置せず、「なにを得ようとしているのか」をはっきりさせるべきです。
これは本だけでなく、
生きてくうえで大切なことだと思う
なんのために本を読むんだろう?
本を読んで、達成感を得て、満足するため?
いまある問題に必要な、知識をつけて解決するため?
後者のほうが圧倒的に多いと思う!
つくる料理が決まらないと、
必要な材料がわからないように
行きたい場所が決まらないと、
どのルートで行くかわからないように
何を得るかを決めて、本を読まないと、
必要な情報もわからなくなるんですわ!
本を読む前に、
この本から何を学ぶか?
なぜこの本を手にしたのか?
この2つを意識するだけで、
本を読む世界が変わってきます!
本を読む目的を見つめなおしてみよう!
書評まとめ『遅読家のための読書術』
『遅読家のための読書術』いかがでしたでしょうか!
まとめると、
・1%を積み重ねること
・自分語りは読み飛ばすこと
・目的を意識すること
もちろん、上記以外にも、
・読んでも忘れない技術
・ひつような本の選び方
など、本を読むうえで必要なヒントがたくさん盛り込まれています!
本を早く読みたい方、現実に活かしたい方は、ぜひ一度、読んでみてくださいね!
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