【書評Lv.117】雑誌でも使われる、人を惹きつける77の文章例とは?『キャッチコピー力の基本 』川上徹也

この記事を書いた人

柿田ぴんと
チョコモナカジャンボが好き!
1日1冊ビジネス書を書評してます!

こんちわ、柿田ぴんとです!

「なぜ商品が売れないのか?」
「なぜ企画書が通らないのか?」
「なぜブログに反応がないのか?」

それらは、すべて
「キャッチコピー力」が足りないから!

「タイトル」「見出し」など
受け手の気持ちをとらえて
離さないワンフレーズが何より重要…

ということで

今日紹介する1冊はこちら!

ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック キャッチコピー力の基本川上徹也

本書は、仕事で一番必要なのに
これまで誰も教えてくれなかった

刺さる、つかむ、心に残る

コピーのつくり方を
ビフォー→アフター形式で紹介!

あなたの文章は
なぜスルーされてしまうのか?

仕事で一番必要なのに
誰も教えてくれなかった
言葉の選び方、磨き方、使い方とは何なのか?

さっそく書評していきたいと思います!

自分に関係があると思ってもらう

まずはじめに

自分に関係がある

と思わないと
人の心は動かないのが
キャッチコピーの鉄則!

日々の情報量が
ぼう大に増えている
ネット社会だからこそ

自分に関係がない情報は
簡単にスルーされてしまう現実!

だからこそ、本書では

大勢の人に向けて伝えようとするよりも
特定の誰か個人に向けて語りかける意識
常に持つ必要があるといいます。

ここで
『キャッチコピー力の基本』では
実用書やビジネス書などを例に
良いタイトルのつけ方を紹介!

普通
『仕事の整理術』

見本
『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』

これを見た瞬間

ぴんと
あ、これ自分のことやん!?

と思ってしまうし
言葉の力ってすごいし
この感覚が重要だなと気づかされるし!

でも

『気がつくと机がぐちゃぐちゃに
なっているあなたへ』

というタイトルだけじゃ
具体的に何を教えてくれるかわからんやん!

って思うのも確か!

だけど、どんなに良い文章で
すばらしい内容の本だとしても

興味をもってもらえなければ
その文章が読まれることはないと!

ちなみに、上記の「気がつくと机が~」
って本は、実際にベストセラーになってたり。

ここでもう1つ本書では
雑誌『AREA』の記事の見出しを例に紹介!

普通
子供を産まない女性が増えている

見本
産まないかもしれない私

女性にとって、「子どもを産むか、産まないか」は、人生において分岐点になるかもしれない大きな問題です。
しかし、まだ産んでいない女性は、気にしつつも先の問題だと考えている場合もあります。
「普通」の例文のような書き方だと、他人事のようにしか感じられないので、「ふーん、そうなんだ」で終わってしまう可能性が高くなります。
しかし、「見本」 のようなコピーにすると、「私も産まないかも」と自分事のように感じられて、記事の内容を読みたいと思うのです。

なるほどなあ、と関心するわけですが

「自分に関係がある」と思ってもらうことは

人の関心を引かなければならない仕事」の
あらゆる場面で必要な大原則だなと。

本のタイトルや、ブログの見出し
広告のキャッチコピーだけでなく

DM、メールマガジン
気になる人とのLINEとか

様々な場面で
不特定多数に発信する際は
特に重要だったりするので!

受け手の気持ちをとらえて
離さない文章を書くために

「自分に関係がある」言葉を
特定の誰かに向けて語りかけるよう
意識していきたいものですね!

メンタリストDaiGoの
相手を動かす文章術の記事もぜひ ↓

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強い言葉を使う

本書『キャッチコピー力の基本』では

言葉には

強い言葉」「弱い言葉

があるといいます。

強い言葉
・印象に残る
・心に刺さる
・行動したくなる
弱い言葉
・ありきたりな
・手あかのついた
・心が動かない
ぴんと
じゃあ、どうすれば強い言葉はつくれるん?

ってことで本書では
強い言葉をつくるための
2つの方法を紹介しています。

①抽象的な表現を避け、具体的に書く

ぴんと
ここで、あなたに質問!

あなたがお菓子メーカーの
営業マンだったとして

今までと口どけが違う
チョコレートを売り込むため

あなたなら
どんなふうに説明するでしょうか?

ぴんと
このチョコレート、口どけヤバいんです!すごいんです!最強なんです!

もし、この柿田ぴんとのように
抽象的な意味で伝えてたとしたら

相手の心に届かない
「弱い言葉」を使ってる可能性大

そこで本書では
このように表現しています。

普通
口どけの食感が新しいんです。

見本
口に入れた瞬間に溶けてなくなっちゃうんです。

このように具体的に言うことで
言葉は強くなっていくと。

何よりも相手にイメージさせる
想像させるのが具体的な言葉の
良いところでもありますよね!

ぴんと
口に入れた瞬間
なくなるチョコレートって
めちゃんこ食べてみてえええ!

みたいな!

これはコミュニケーションでも同じ!

【抽象】友人としばらく会ってないなあ
【具体】もう5年以上会ってないなあ
【抽象】たまに電話がくるよー
【具体】年に2,3回思い出したかのようにくるよー
【抽象】かなり長い時間待たされたんだよね
【具体】ちょうど1時間待たされたかな

てな感じで、文章も言葉も
「抽象具体」を意識すれば
相手の心を動かすことができると!

それが強い言葉をつくる1つめ
『①抽象的な表現を避け、具体的に書く』でした!

②ついつい書いてしまうような常套句を避ける

強い言葉をつくる2つ目のコツは

ついつい書いてしまうような常套句を避ける

ここで言う常套句ってのは
よく利用する飲食店を例にすると

・こだわりの~
・厳選された~
・独自の製法~

のような

キャッチコピーらしい言葉!

けれども本書では

このような常套句は
何も言ってないのと同じだと

受け手にとっては
簡単にスルーされてしまう
コピーの典型的な例だといいます!

ここである焼き鳥屋の
料理法について書かれた
キャッチコピーを紹介!

普通
厳選された新鮮な鶏を炭火でじっくり焼いています。

「純粋にうまそうだな~」と思うものの
これではまだ甘いと、甘すぎると本書!

ライバルがひしめく環境下だと、このコピーでは不十分です。
多くの店と差別化できないからです。
「厳選」「新鮮」「炭火」なども、今では手あかのついた弱い言葉になってしまいます。
より具体的な製法を書いて、強い言葉にしていく必要があります。

これは文章だけでなく
ブログでも、会社経営でも

もっと強みを押し出して
差別化することは大事だなと
思うわけですが

ここで先ほどの焼き鳥屋の
キャッチコピーの改善例をみてみましょい!

見本
朝引き薩摩鶏を備長炭でじゅわっとジューシーに焼き上げました。

たしかに手あかのついた常套句よりも
言葉は強くなるし、腹減ってきたんやが!!!

と思うわけですが

本書では、他にも具体的に
書き換えた例を紹介しています!

・迅速な対応 → 当日中に必ずお返事
・豊富な → 32種類ものバリエーション
・納得の → 一度使った人が必ずリピートする
・おいしい → 最後の一滴まで飲み干してしまうくらいの
・安い → 商品入れ替えにつき原価割れ処分
 

こうみてみると、仕事においても
いろいろと書く機会はあるなと

タイトル、見出し、商品
説明、キャッチコピー など

このような言葉が

抽象的な言葉になっていないか
それらしい常套句になっていないか

をチェックする習慣をつけて
多くの人の心に届く文章を
書いていきたいものですね

多くの人を引きつける
「自分に関係がある!」と思う
見出しのつけ方の記事はこちら ↓

まとめ『キャッチコピー力の基本 』川上徹也

ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック キャッチコピー力の基本』川上徹也
いかがでしたでしょうか?

・「自分に関係がある」と思わないと、人の心は動かない!
・特定の誰か個人に向けて語りかける意識が大事!
【強い言葉を作る方法】
抽象的な言葉になっていないか
それらしい常套句になっていないか

いろんな文章本を読んだ中でも
ここまで実践的なテクニックが豊富

簡潔に、心の響く文章の作り方が
わかる1冊は、なかなかに珍しいなと!

「短く、人の心に刺さる」

そんな文章を目指す人にとっては
文章術のバイブルになる本だと思いました!

本書は上記以外にも

・専門用語と定番の言葉を組み合わせる
・頭文字をつなげて興味を持たせる
・意表をついてドキっとさせる
・「アイ・ラブ・ユー」を別の言葉で言い換える
・五感を使った言葉で表現する
・イエス・キリストは名コピーライター!?
・野村克也の「名言力」に学ぶ
【目次】
第1章 「キャッチコピー力の基本」の基本3ヵ条
第2章 「言い切り力」をつける
第3章 「読み手」に考えさせる
第4章 「語呂のよさ」を考える
第5章 「比喩力」を磨く
第6章 「名言」を貯金する
第7章 「組み合わせ」て化学変化を起こす
第8章 「造語力」を身につける
第9章 「ストーリー」を喚起させる

などなど
実際の書籍のタイトルや
「小悪魔ageha」などの雑誌を例に
キャッチコピー77のテクニック
わかりやすく紹介しています!

「なぜ商品が売れないのか?」
「なぜ企画書が通らないのか?」
「なぜブログに反応がないのか?」

そう思う人は
ぜひ本書を読んで

受け手の気持ちをとらえて離さない

そんな「あなただけの魅力ある文章」
創りだしてみては、いかがでしょうか?

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!