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こんちわ、柿田ぴんとです!
今日紹介する1冊はこちら
『どこでも誰とでも働ける―12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール』尾原 和啓
本書はGoogle、マッキンゼー
リクルート、楽天など12回の転職を重ね
「AI以後」「人生100年時代」の働き方を先駆けて実践する著者が
あらゆるチーム・どんな職場でも使える
自由に生きるための超実践的な仕事術を紹介!
起業家・けんすう(古川健介)氏
YouTuber・ヒカキン氏も絶賛する
急速にインターネット化していく
社会の攻略方法&裏技とは一体何なのか?

【本の内容】
「AI以後」「人生100年時代」の働き方を先駆けて実践するITのエヴァンジェリストが圧倒的な経験をベースに記す新・仕事論。
\30日間 無料体験中!/
小説 ビジネス書 ライトノベル
40万冊を「無料体験」で聴く
自分がもつ知識は出来る限りオープンにしたほうが得をする
本書では「どこでも誰とでも」働くには
ひたすら相手のためになることをギブし続けること
が大切で、もっともギブしやすく
また受け取りやすいのが「知識」だといいます。
つまり、「自分がもつ知識は出来る限りオープンにしたほうが得をする」ということ!
そこで著者が実践しているギブの例を紹介。
たとえば、ぼくは毎朝1時間かけてニュースをチェックして、おもしろい記事があったら、その記事のURLをメールにコピペして、最低でも 20 人の人にギブしています。
といっても、Ccで全員に同じメールを送るのではなく、相手に合わせて別々の記事を取り上げ、「あなたはこういう視点でこのニュースを読むとおもしろいと思う」と一言添えて送っています。なぜそんなことをしているかというと、「このニュースは〇〇さんの役に立ちそう」「〇〇さんならこの記事をどう読むだろうか」とつねに視点を変えながら読むことになるので、結果として、 20人分の視点を自分の中にもてる からです。
誰かの目線で記事を読む習慣をつけることによって、ぼくは、お客様と打ち合わせをするときも、相手の視点に立って「どうしたら喜んでもらえるか」を考えることができるようになりました。

これは僕もかなり意識してて
人と話す時に
「自分を喜ばせる」ことを意識してると
自分の話したいことを話して
話を聞かなかったりすることもしばしば。
逆に、「相手を喜ばせる」ことを意識すると
相手の話をしっかりと聞いたり
相手の求めている内容を提供したり
コミュニケーションの質が向上するっていう!
つまり、ただ知識をギブするのではなく
相手の心に寄り添って提供することが大事!
さらに本書では、「自分の知識をオープンにする効果」について
自分のもつ知識をオープンにすると、「旗を立てる」という効果もあります。
要するに、最初にそれを言った人というふうに、まわりの人が認知してくれる。
最初に言ったということ自体がブランドだし、旗を立てたところには、それに関心がある人たちや情報がどんどん集まってきます。
SNSをやってると実感するんですが
どんどん情報をオープンにして回していったほうが
より多くの情報が集まるし
結果的に自分のためになることも多い。
社内であれば
自分が持っている情報を共有することで


みたいにアドバイスをもらえることもあって!
自分が情報を出せば、相手も返してくれる。
そして、自分の業績が上がるだけでなく
チーム全体の仕気も上がり、周りからも信頼される。
つまり、自分がもつ知識をオープンにしたほうが
得をすることが多いので、人とのつながりを大切にしつつ
情報をどんどん発信していきましょい!
仕事を効率化させたい人はこちらの記事もぜひ!
【書評Lv.179】効率的に仕事をこなす裏技とは?『すごい効率化』
つねにROIを意識し、最小の時間で最大の効果を
本書では、プロフェッショナルとして
また組織に頼らない個人として活躍するときに必ず意識するべきなのが
ROI(Return on Investment)
かけた投資(時間やお金)に対して
いくらのリターンが得られるかという視点!
これはぼくもすごく意識してて
いくら時間や手間をかけても
結果としてバリューを生み出さなければ
その仕事の価値はゼロに等しく、まったく評価されないんですよね。
ちなみにバリューってのは
お客様から見て、費用対効果が最大の状態のこと!
マッキンゼーではよく
「バリューを出せ!」ってのが口癖で
要するに
「最小の時間で最大の効果を生み出せ」ってことで!
そこで本書では、著者が新人時代のエピソードを紹介。
ぼくが新人のときによく言われたのは、「自分で全部やるよりも先輩の力を借りたほうが時間も短縮されるし、結果的にコストも安くなるということなら、ためらわずに聞きに行け」ということです。
とくに、必要と判断したら、 早めにSOSを出すことが重要 です。
経験がないから、できないのは当たり前です。しかし、できないことをギリギリまで言わないでいると、経験豊富なベテランでもカバーしきれません。
だから、何ができないのか、どこでつまずいているのかを早め早めに伝える必要があるのです。
つまり、新人が8時間悩んで出した結論と
上司が30分で出した結論が同じであれば
上司に30分相談して結論を出したほうが
最小の時間で最大の効果を生み出すことができると。
自分の給料がいくらなのか。
自分一人ではやりきれないことを相手に頼むと
どれだけ時間が短縮されて、最終的なコストはいくらになるのか。
つまり、どんなときでも相場観をもって
最小のコストで最大の成果を出す組み合わせを考えることが大事!
モノやお金だけでなく、時間も貴重な資源。
高いクオリティのアウトプットを出すためにも
価値を生み出す、最適な組み合わせをつねに考え
自分や周囲の人たちの時間をムダにせず
バリューを出すことを意識していきましょい!
書評まとめ『どこでも誰とでも働ける―12の会社で学んだこれからの仕事と転職のルール』

『どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール』尾原 和啓
いかがでしたでしょうか?
・自分がもつ知識をオープンにしたほうが得をする
・情報をギブすると、それに関心がある人たちや情報がどんどん集まってくる
・ROI → かけた投資(時間やお金)に対して、いくらのリターンが得られるかという視点!
・最小のコストで最大の成果を出す組み合わせを考えることが大事!
知識のギブ、最小の時間で最大の成果を生み出す
そこに「相手を喜ばせたい」という思いがあるか
この3つが意識できれば
どこでも働ける第一歩になりそうなので
本書を何度も読んでインプットしまくる所存!
個人的にも、起業家・けんすう(古川健介)氏
YouTuber・ヒカキン氏も絶賛するのも頷ける1冊でした!
本書は上記以外にも
・「ハイパー性善説」がグーグルの強さの秘密の1つ
・どんな会議も活性化させる3つの方法
・人生をゲーム化できれば、メンタルは最強になる
・楽天が教えてくれたAIに負けない働き方
・会社を辞めるつもりはなくても転職活動は毎年する
・社外で「すごい人」とつながって、認められる方法
・誰とでも仲良くなれる3つの方法
などなど
あらゆるチーム・どんな職場でも使える
自由に生きるための超実践的な仕事術を紹介!
会社が10年後に残っている保証はないし
あったとしても、一生同じ会社に勤める人はきっと激レアな存在。
そしてこれからは、誰もが一度は
転職やフリーランスを経験するようになるわけで!
10年前には無かった職業が
たくさんある今のような時代は
スキルではなくオリジナリティを伸ばすことが重要になってきます。
だからこそ「オリジナリティのベースをつくりたい!」
「急速にインターネット化していく社会の攻略方法を知りたい!」
そう思う人は、ぜひ本書を読んで
仕事観や働き方のアップデートしてみてくださいね!

ありがとうございました!