【書評Lv.94】完璧主義の人は○○を犠牲にしている?『すごい手抜き – 今よりゆるくはたらいて、今より評価される30の仕事術』佐々木正悟

この記事を書いた人

柿田ぴんと
都内ではたらくWebマーケター!
ビジネス書の書評ブログやってます!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今日紹介するのはこちら

すごい手抜き – 今よりゆるくはたらいて、今より評価される30の仕事術佐々木正悟

本書は、終わらない、余裕がない
目標に届かない完璧主義から

終わらせる、余裕が持てる
目標に届く手抜き思考にシフトする

今よりゆるくはたらいて
今より評価される30の仕事術
を紹介!

なぜ残業をしないあの人に成果が出るのか?

その謎を解明するためにも
さっそく書評していきたいと思います!

あきらめない目標設定をする

勉強でも仕事でも

目標設定をするものの
結果あきらめてしまう。

そういう経験をする人も
多いのではないでしょうか?

そこで本書では
英和辞典をまるごと暗記という
できっこない目標に対し
このように説明しています!

仕事でも勉強でもそうですが、一切の手抜きができない人というのは、必死に完璧を目指した挙句、途中であきらめるという傾向があります。
もちろん、英和辞典を丸ごと1冊頭に入れられば、少なくとも英単語のテストはよい点が取れるでしょう。
しかし受験前という限られた期間で1冊丸ごとの知識をつけられるはずがないことくらい、常識で考えればすぐにわかります。

「手抜かりが一切ないところを目指す」ということがそもそも非常識であり、非現実的なのです。
可能性が0%のモノを目指すというのは、理想にすらならないわけです。
ジョークでしかありません。

手抜きをするということは、常に悪いというわけではありません。
必要なときだってあります。
また、そもそも手抜きが一切ない仕事を成し遂げようという目標自体、理想ですらなく、ジョークなのです。

ぼくも、学生の頃

ぴんと
よっしゃ!英単語帳ぜんぶ暗記したるでい!

だとか、エンジニアになりたての頃

ぴんと
この技術本をすべてマスターすれば仕事で成果をだせるはず!

みたいに、必死にすべてを
覚えようとしてたわけですが
結果途中で挫折することもしばしば!

受験勉強の目的は
英単語帳をすべて覚えることじゃないし

仕事の目的は
技術本をマスターすることでもない

もちろん、良いことではありますが
それをしなくても、目的を達成できるのも事実!

ゲームの攻略本もそうですよね!

ゲームで行き詰った時
きっとそのステージをクリアできる情報のみ
攻略本を読もうとするのではないでしょうか?

ゲームを始める前から
よっし!この攻略本の情報をすべて暗記するぞ!
なんて人はいないし

それじゃいつまでたっても
クリアは夢のまた夢だし!!

それは勉強も、仕事も同じ。

可能性が低いモノを目指すのではなく
目的をしっかりと把握して
適切な目標設定を心がけていきたいものですね!

スポンサーリンク

両立しない完璧主義

日本のレストランって
メニューの写真通りに食事が提供されますよね?

ぴんと
そんなん当たり前やろ!

と思うわけですが
著者の地元のインド料理屋は

どの料理を注文しても
実際に出されるものが
写真通りであることは
ほとんどなかった
そう!

その理由をシェフはこう語る。

「旬のモノや、安いモノ、美味しそうな食材は、その日ごとに違います」
「だから、入手した食材で一番安くて、いいモノを作ろうと思ったら、毎日違う料理になるはずでしょう?毎日毎日、まったく写真通りの同じ料理を作っていたら、最高の料理をお出しすることはできないし、割高になります」

ぴんと
なんで今までそういう風に思わなかったんだ・・・

と思うくらい
深く納得したわけですが

日本そのものが「完璧主義」だと気づかされる。

日本人が一般的にサービスに求める
「完璧さ」ってのは
消費者と提供者の間の約束を
完璧に遂行すること!

レシピ通りに作るのが当たり前だし
仕事もマニュアル通りに進めるのが鉄則。

例え、奇抜なアイデアを思いつき
それがサービスの質を上げるとしても
1度決まったルールから逸脱するものなら
「おまえは変わり者だ~!」なんてこともあったり。

そう考えると

それが完璧なんだ!
いちばん良いんだ!

と考えてしまうのは
すんげー視野の狭いことなんだなと!

どうすれば、いいモノを!
最高のサービスを提供できるのか?
常に考えながら、「完璧主義」ではなく
「最適主義」を目指していきたいものですね!

大事にする人を逆にしてみる

完璧主義な人が真っ先に犠牲にするのは
自分自身の時間だと本書。

自分の時間を犠牲にすれば
仕事の成果や評価が手に入りますよね!

会社の仕事を立派に妥協なく仕上げるために
自分の時間をすべて犠牲にすると!

それでもなお、時間不足だった場合は
次は何を犠牲にするのでしょうか?

本書では、自分の時間の次に犠牲にしやすいもの
すなわち家族や肉親、友人との時間だといいます。

完璧主義的な人というのは

自分→肉親→家族→親友→友達→知人→他人

の順に犠牲にしていきます。

わざとやっているのではなく、期せずしてそうなってしまいます。
要するに、いざとなったら頼れる存在ほど、犠牲にするということです。

ぴんと
うう、胸が痛い、痛いぞ!!

ほんとグサッとくる言葉だなと
頼りになる人ほど犠牲にして生きているなと。

あと自分を犠牲にしすぎ!
睡眠時間を削ったり、食事の時間を削ったり
身体を壊しては元も子もないのにね!!!

ここでさらにグサグサっと来るお言葉

親友や友達との付き合いを犠牲にします。
それよりも大切なことがあるからです。

その、それよりも大切なことは、会社であり、会社の上司からの仕事です。
それほどまでに会社や上司を愛しているのでしょうか?

仕事人と呼ばれる人や、完璧主義的な人、職人気質のこだわりを持つ人は、まるで嫌いな人のことほど大事にしているようなところがあります。

批判的な人の言葉ほど、耳を傾ける。

好意的な人の言葉ほど、無視しがち。

睡眠時間を削り、食事の時間を削り
大事な人との時間を削りに削って
集めてきた時間を

自分の仕事に厳しくダメ出しをしてくる
批判者を満足させるために捧げていると!

大切にするものごとの順を逆にすることができれば
きっと、あなたの人生も変わってくると思います。

仕事を完璧にすることも大事ですが
本当に大切なものを忘れずに
毎日を楽しく過ごしていきたいものですね!

スポンサーリンク

まとめ『すごい手抜き – 今よりゆるくはたらいて、今より評価される30の仕事術』

すごい手抜き – 今よりゆるくはたらいて、今より評価される30の仕事術』佐々木正悟
いかがでしたでしょうか?

・可能性が0%のモノを目指すというのは、理想にすらならない!
・サービスは消費者と提供者の間の約束を完璧に遂行することでなく、その人にとって最高な最適なモノを提供すること!
・「自分→肉親→家族→親友→友達→知人→他人」の順番を逆にして、本当に大切なものを忘れないようにしよう!

完璧主義のぼくは既に瀕死状態。
けれども他の人の価値観を知ることで
仕事の生産性も、生き方もラクになる

そんな1冊だったと思います!

本書は上記以外にも

・計画だけで満足しない
・完璧主義に長所はないのか?
・異様な作業に没頭しない
・人に迷惑をかけてみる
・完璧は正常でない
・思い込みを捨ててみる
・ゆるく仕事に挑んでみる

などなど、耳が痛くなるような
今よりゆるくはたらいて
今より評価される30の仕事術が満載!

良薬は口に苦しっていうし
完璧主義のぼくには
欠かせない1冊になる予感!

完璧を目指してついつい
頑張りすぎてしまう人

ぜひ本書を読んでみてくださいね!

完璧でなくてもいいことに気づき
少しでも人生の見方が変わってくる
と思います。

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!