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こんちわ、柿田ぴんとです!
今日紹介するのは
『どんな本でも大量に読める「速読」の本』宇都出雅巳
本書は、特別な技術や練習は不要で
早く読んだのに内容を覚えられて理解できる
「高速大量回転法」を紹介しています!
「速読って難しそう」
「あまり深く読んでなさそう」
などなど
速読に挫折した方はもちろん
速読未経験の方から積読している人
さらには読書が苦手な人まで
誰でも、速読を身につける方法とは何なのか?
速読・読書術のおすすめ本はこちら!
速読・読書術のおすすめ本12冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介!
目次
\30日間 無料体験中!/
小説 ビジネス書 ライトノベル
40万冊を「無料体験」で聴く
本や講座で教えない速読の秘密
ここでは「速読できる」ための重要なポイントを紹介!
本書では、そのポイントを理解するために
ある実験を例にわかりやすく説明しています!
ちなみに実験内容は
- あることわざが書かれているが
わざと語順がバラバラになっている! - それを一瞬見るだけで
並べ替えると何ということわざになるか?
というもの。さっそく実験に取り組んでいきましょい!
「に上も三の石年」
一瞬なので「に・うえ・も・さん・の・いし・ねん」と、一字一句読む暇もありませんが、ただ見るだけで理解できたでしょう。
これは速読技術の一つ「音にしないで見る」の一例です。もし、あなたが、一瞬見ただけでことわざの意味が理解できたのであれば、短い言葉ですが、速読できたわけです。
と思うわけですが、本書では「どんな本でも見るだけで理解できる」大きな勘違いだと!
あなたが見ていたのは
本に書かれた「に上も三の石年」という情報ではなく
あなたの頭の中にあった「石の上にも三年」という知識といいます。
つまり、ぼくらが何か本を読むときは
これまでに自分が蓄えてきた知識や情報
経験などの「ストック (蓄積)」を使って読んでいて
読む速さってのは
この「ストック」の量や質が大きくかかわってくるってこと!
って思うわけですが大丈夫!
その考えをぶち壊すために
「高速大量回転法」があるので
さっそく紹介していきたいと思います!
すぐに速読を体験できる「擬似速読訓練」
「高速大量回転法」を紹介するっていったけど
その前に、すぐに速読を体験できる「擬似速読訓練」を紹介してく!おい(゚Д゚)ノ
この本でも、あなたが読みたい本でも構わないので、本の中のどこか1段落だけ選び、そこをまず1回読んでみてください。従来の読み方で構いません。
さて、1回終わったら、もう1回読んでみてください。
おそらく、先ほどよりも楽に読むことができたのではないでしょうか?
今度は、一部でも「音にしないで見る」「わかろうとしないで見る」ことが自然とできたかもしれません。それでは、もう1回見てください。
今度は、できるだけ「音にしないで見る」「わかろうとしないで見る」を意識してみてください。
先ほどよりも、さらに楽に読めるようになったでしょう。並んでいる文字にもなじみが出て、内容もかなり理解し、頭に入っているので、「もうわかっているよ」という感じで、あっという間に眺められたかもしれません。
そして、音にしなくても、「わかろう」としなくても理解し、意味をつかんでいたでしょう。今、3回目で経験された感覚、読み方。それが速読です。
と思った方は鋭い!!!
実際に3回読んでみてわかるのは
「わかろう」としなくても
繰り返し読めば見るだけで理解できるってことで
1回目、2回目と読んでいくと
その文章に関する知識や情報
そしてそれを読んだという経験を蓄えることができる。それが「ストック」だと!
つまり「ストック」があれば
速読技術は自然と発揮できて
見る・読むということは
「眼」で行っているようで
実際は「頭」で行っているんですよね!
まとめると、速読に必要なのは
- 速読力 = 速読技術 × ストック(知識・情報・経験)
速読技術に重点を置くのではなく
ストックに重点を置いたほうが
速読力は結果的に早く身につくと!
では、さっそく
本の内容に関するストックがなくても速読できる
「高速大量回転法」を紹介していきたいと思います!
「高速大量回転法」で速読を実現!
まず「高速大量回転法」で大事なのは
「繰り返して読む」ということ!
同じ本を繰り返し読んで
その本に関するストックを蓄えながら
そのストックを使って速読する
最初から完璧に理解する必要はなくて
まずざっと目を通して本の特徴をつかみ
こうした知識や情報などのストックを積むことで
次に読むときには最初より早く読めるようになると!
と思うわけですが「速読しよう」と思うと、
「なんとか1回で終わらせる」と考えてしまいがち。
と感じる人も多いと思いますが、
- 目次だけ読む
- まえがき、あとがきだけ読む
- 見出しやキーワードだけ拾いながら読む
といった、気楽な読み方でも効果はあると!
ちなみに繰り返しのメリットについて
本書では雪玉を例に図でわかりやすく紹介!
ぼくはもともと完璧主義で
1冊をじっくり読む派だったので
速読を身につけるのは苦労しましたが
いま速読をしてわかるのは
本を読んで、行動に移すのであれば
まじで「本はじっくり読む」必要はないなと!
- じっくり読むから理解も繰り返しもできない
- 理解も繰り返しもできないから、さらにじっくり読む
- じっくり読みながら、さらに理解も繰り返しもできない
っていう悪循環だし
ほんと内容が頭に残らないっていう!
ここは話すと長くなりそうなので
本書におまかせするとして
では、さっそく「高速大量回転法」を用いて
30分でどんな本でも速読できる方法を紹介していきたいと思います!
「高速大量回転法」を使って、本を30分で速読する方法
「高速大量回転法」を使って、
本を30分で速読する方法はこちら!
今回は
①最初の2~3分で目次を5~10回転
②まえがき・あとがきを5~6分で10回転
について簡単に説明していきます!
①まずは目次を2分で10回転
1分で5回転くらいすると
スッと頭に入ってくる言葉や
よくわからない項目だったり
頭が受け付けないところが必ずでてきます。
ここで本書のポイント!
ちょっとイライラして、ピンとこない言葉、わからない言葉が気になって、そこをじっくり読みたくなる人もいるでしょう。
しかし、そこで止まって「わかろう」としてじっくり読み始めてしまうと、従来の読み方に戻ってしまい、速読になりません。
ここで大事なのは、読みたいと思っても
踏みとどまって、さらに目次を読み進めること!
目次は日常でいう地図みたいなもので、10回転くらいしてくると
- どこになんが書いてあるのか
- どの構成で内容が進んでいくのか
がある程度わかるので、このあとに読むのが格段と楽になります!
②まえがき・あとがきを5分で10回転
目次を超絶高速フル回転で読んで
全体の流れをなんとなくつかんだところで
次に読むのが「まえがき・あとがき」
場合によって「はじめに・おわりに」!
すぐに本文に入らない理由は、まえがき・あとがきには
その本の目的や最終的な結論が
コンパクトにまとめられていることが多いんですよね。
プレゼンやブログでも、
自分がいいたいこと、書きたいことを、
最初に知っていると、あとに聞く情報の理解度も変わってくるなと!
だからこそ、まえがき・あとがきは
著者の問題意識や1番伝えたかったこと
その本の全体構成などが簡潔に語られている
ので5分で10回転するくらい重要なわけですね!
ってなわけで「高速大量回転法」の触りだけを紹介していきました!
すごく中途半端ではありますが、
③本文は見出しの拾い読みから5~6分で3回転
④残りの15分で自分の気になった言葉・箇所を中心に回転読みする
が気になる方はぜひ本書を読んでみてくださいね!
「高速大量回転法」まとめ
『どんな本でも大量に読める「速読」の本』宇都出雅巳
いかがでしたでしょうか?
・ストックに重点を置いたほうが、速読力は結果的に早く身につく!
・同じ本を繰り返し読んで、その本に関するストックを蓄えながらストックを使って速読する!
個人的に今まで読んだ速読本の中でも
合理的かつ本質的な読書法だと思う1冊でした!
今回紹介したのは
あくまで表面上のものなので
「速読を身につけたい!」と思う人は、ぜひ本書を読んでいただきたい!
本書は上記以外にも
・分厚い本もすぐになじむ読み方
・前半の15分で本全体の構造が見えてくる
・後半の15分で回転しながら細部に入っていく
・速読後の注意点
・ストックを有効活用する「エコ」な読み方
・ビジネス書を何冊読んでも身につかなかったワケ
・自分を成長させる速読をしているか
本を読む目的でもある人生に落とし込むフォローまで充実した1冊となっております!
「たくさん時間をかけて読んでも、記憶に残らず、実践できていない!」
そう感じる人には、速読関係なしに
オススメの1冊だとぼくは思います!
(ちなみにAmazonの評価も✩4以上!)
ですので
速読に挫折した方はもちろん
速読未経験の方から積読している人
さらには読書が苦手な人は、ぜひ1度本書を読んでみてくださいね!
勉強法のおすすめ本はこちら!
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