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こんちわ、柿田ぴんとです!
今日紹介するのは
「努力するのに成果が上がらない人」
「余裕を持ちながら大きな成果を上げる人」
この2人の違いは
レバレッジの「考え方」にあると気づかせてくれる1冊
『レバレッジ・シンキング』本田直之
レバレッジとは英語で「てこ(の原理)」のことで
「少ない労力で大きな成果を生み出すこと」を示唆しています!
本書では、「労力」「時間」「知識」「人脈」
の4分野について、スポーツ・経営・投資・脳科学の方法論をベースに自己啓発に応用した仕事術を紹介!
訓練不要で誰にでも実践できる
ノーリスクのシンプルな方法論とは何なのか?
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レバレッジシンキング①トレーニング不足のビジネスパーソン
2001年の総務省統計局の社会生活基本調査によると、30~50歳代のビジネスパーソンが1日のうちに、「学習・研究」「スポーツ」「交際・つきあい」に費やす時間は40分足らず。
学習・研究だけに注目すると、わずか10分程度というさびしい数字になっています。学習・研究はビジネスパーソンにとってのトレーニングといえるでしょう。
プロスポーツ選手の場合、トレーニングと試合に費やす時間の割合は「4対1」程度といわれています。ところが、ビジネスパーソンは、「学習・研究」の時間が1日10分であるにもかかわらず、毎日10時間程度は仕事をしているのですから、学習・研究(トレーニング)と仕事(試合)に費やす時間の割合は、「1対60」程度になります。
つまり、多くのビジネスパーソンは
「練習」をせずに「試合」に臨んでいる…と!?
え、そんなことある!?!?と思うわけですが
ぼくも社会人なりたての頃
家に帰っては、ゲームして、アニメみて
ラーメン食べては、〆のチョコモナカジャンボ
まったく読書や勉強もしてなかったし
「そりゃ仕事の生産性も上がらんわな!!」
と過去を振り返って
反省してるわけなんですが
でもさ、逆に考えてみるとさ?
スポーツの世界でトップになるのは難しくても
世のビジネスパーソンが、練習不足ってことは
少しでも練習すれば、頭一つどころか
かなり抜け出すことができるんじゃね!?!?
と思うわけですよ。
つまり、ビジネスでうまくいっている人は
ビジネス書を読んだり、専門書を勉強したり
スポーツ選手のように絶えずトレーニング=自己投資(練習)をしているってことだと!
まとめると
多くのビジネスパーソンはトレーニング不足!
まずは練習(読書)をしっかりして、仕事に臨むことが成功するための第一歩です!
【書評】なぜ本を読むことが大切なのか?『レバレッジ・リーディング」
レバレッジシンキング②時間があるから成果があがらない
本書では
「時間がないから成果があがらない」ではなく
「時間があるから成果があがらない」といいます。
子供の夏休みの宿題を思い出してください。
40日近くある夏休みの中で、いっこうに進まなかった宿題が、夏休みの最終日になると一気に終わったのではないですか。
時間が限られてくると、人間は強烈なパワーを発揮するのです。
ぼくも1日1記事更新するようになって
「時間があるから成果があがらない」ことを
強く感じることが増えた。
平日は仕事もあるので、限られた時間の中で
「これだけは伝えたい!」という内容を絞って
書評を書くため、少ない時間で1記事更新できるわけなんですが。
休日になると「時間がたくさんある」ことで、伝えたい内容を絞らずに、あれもこれもと記事に盛り込んでしまう。
結果、時間がかかるだけでなく、情報量が多い「何を伝えたいかわからない」記事ができあがって後悔すると!
何が言いたいかというと
時間があるよりも、時間がないほうが
集中力もあがり、何が必要か必要でないかがわかる
最終的な成果物も、そんな変わらないんですよね!
俯瞰逆思考で立てるレバレッジ・スケジューリング
ではここで、本書で紹介されている
時間投資の方法「レバレッジ・スケジューリング」を紹介していきます!
みなさんは、仕事をするときに
・目標やゴールを基準に逆算して、仕事の段取りを考えている
どちらの「考え方」で取り組んでいるでしょうか?
レバレッジ・スケジュールは後者で
まずは、ゴールを決め、現状からゴールまで俯瞰し
逆算思考でタスクを決めることが大事だといいます
本書では、レバレッジ・スケジュールについて
このように説明しています。
これは、スポーツでいえば、試合の日程が決まっているようなものです。
試合の日程が設定されると。、そこにコンディションのピークを持っていくよう、逆算思考で、いつまでに何をやるかを決めていきます。
日程が決まった中で、対戦相手に勝つ、タイムをアップするなどの目標もでき、苦しいトレーニングに耐えられます。
引越しも同じかなと。
引越し日が決まれば、引越し業者に連絡や
荷造り、転出届の提出などやるべきことがみえてきますよね!
あとは、電車の乗り換えアプリ
目的地を入力すれば
そこまでに、どの駅で乗り換えればいいか
何分で到着するかも、明確になります。
逆に、目的地が決まっていなければ、どの電車に乗ればいいかもわからなくなってくると!
それはビジネスの現場でも同じです。
先ほども説明したように
はっきりしたゴールがないと
「やるべきこと」
「やらなくてよいこと」
というタスクの選択ができなくなります。
すべての仕事が大切に思え
あれもこれもとやらなくてはならないという状況になる。
結果、時間もなくなり、労力をかけたわりには成果もあがらなくなると!
わかりやすく説明するために本書では
一ヶ月の締め切りを抱えている
俯瞰逆算型(Aさん)と積み上げ型(Bさん)をこのように比較しています。
Aさんは俯瞰逆算の考え方でカレンダーを眺めて、空いている時間を把握し、その中での時間配分を考え、逆算でステップごとの締切を決めて行動し、締切までに「あとどれくらいの時間」があるのかを考えて、そこでできことに集中することで、確実な成果を出すことができます。
その反対に、Bさんは来月から始めれば・・・と考えますが、その時期になると他の仕事が入ってきて、自分の持っている時間の配分ができなくなり、残業や徹夜をするなどしてなんとか間に合わせようとしますが、こうしたギリギリの仕事なので、Aさんより質の低いものになってしまいます。
と思うわけですが
レバレッジ・スケジュールをまとめると
・一定の時間で成果をあげるために、何をやらなくてはならないかがわかる
・その中からゴールにつながる行動を絞り、1点集中する
この「考え方」をみにつけることで
「少ない労力で大きな成果」をあげることができるというわけですね!
「やっても先が見えない」
「終わりが見えない」
そう思う人は、ぜひ「俯瞰逆算的思考」
レバレッジ・スケジュールを試してみてはいかがでしょうか!
さらに、時間管理術が知りたい方はこちら!
【書評】お金も知識も健康もすべて手に入る!『レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 』
書評まとめ『レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術』本田直之
『レバレッジ・シンキング』本田直之
いかがでしたでしょうか?
・時間があるから成果が上がらない
・ゴールを明確にして、やるべきことに集中する
「努力をしても成果があがらない」のは
レバレッジの「考え方」を知らなかったからだと気づかされる1冊でした!
本書は上記以外にも
第2章 労力のレバレッジ
第3章 時間のレバレッジ
第4章 知識のレバレッジ
第5章 人脈のレバレッジ
レバレッジ・シンキング チェックリスト50
レバレッジ・シンキング おすすめブックリスト12
など「少ない労力で大きな成果をあげる考え方」が数多く紹介されており、今回の記事の内容は「労力」「時間」のレバレッジのほんの4%となっております!
そして最後に、これからの人生、いろいろな経験をして
自分なりの「考え方」を身につけていくと思います!
「考え方」は、時間と経験が積み重なりってできていくもので、自分ではなかなか気づくことはできません!
だからこそ
「自分の考え方」を確認したい人や
「少ない労力で最大の成果をあげる考え方」に気づき
「自分の人生にレバレッジをかけていきたい人」は
ぜひ1度本書を読んでみてはいかがでしょうか?