【書評Lv.165】宇宙兄弟の編集者が実践する「仮説の立て方」とは?『ぼくらの仮説が世界をつくる』

この記事を書いた人

柿田ぴんと
都内ではたらくWebマーケター!
ビジネス書の書評ブログやってます!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今日紹介する1冊はこちら

ぼくらの仮説が世界をつくる佐渡島 庸平

本書は、600万部超『ドラゴン桜』
1600万部超『宇宙兄弟』を大ヒットに育てた
メガヒット編集者の仕事論を紹介!

・宇宙人視点で考える
・ドミノの1枚目を徹底する
・すべての革命は一人の仮説から始まる

などなど
熱い言葉と「なるほど!」と思える考え方が満載な1冊!

不可能を可能にする
メガヒット編集者の仕事論とは何なのか?

ぴんと
さっそく書評していきたいと思います!

「仮説を立てる」の本当の意味

何かを成し遂げるためには、仮説・検証が重要だ!

とよく言われるわけですが
実際に日常的に身についているか?
と聞かれると、微妙な人は多いはず。

「宇宙兄弟」を大ヒットさせた著者は
この「仮説・検証」をかなり意識しており

数年かかるような大きな範囲のことから
今日から始められるような小さなことまで

思いつくことすべて
「仮説・検証」の思考を繰り返し
ヒットを生み出してきたとのこと!

そんな著者がいつも念頭に
置いていることとは何なのか?

それは

仮説を先に立てる

ということ!

実は「仮説を先に立てる」ことを
実際に実行にうつしている人は少なく

多くの人が「情報を先に見て」
それから仮説を立ててしまうことが多い
と!

そこで著者は「あとで仮説を立てる」ことの
失敗体験をわかりやすく紹介しています。

ここでは、30人規模の会社
「コルク」の決算の打ち合わせでのお話

 決算の数値を見ながら、来期のことを考えます。そうしたら「 30 人に支払いをするためには、来期も最低でもこれくらいの売上が必要だな」とか「この仕事は継続しないとまずいな」なんて自然に考えてしまっていたのです。

ハッとしました。「会社というのは、こうやって守りに入って、ダメになって行くんだな」としみじみ思いました。

決算という過去の情報をもとに来期をイメージして仮説を立てても、今期の延長線上にあるアイデアしか思いつきません。
ベンチャーなのに「前例主義」的になってしまったわけです。

ちなみに前例主義というのは

「情報→仮説」という順番で
モノゴトを考えることで起きるもので

ついつい、目の前にある情報を集めて
仮説をたてると、大きな罠が潜んでいることが多い!

そもそも、決断するために集めた
情報の多くは「過去」のものなので

それに頼ると、新しいものは生まれなくて。

本書では、仮説を立てるときのコツとして

 仮説を立てるときは、誰でも得られるような数字のデータではなく、「日常生活の中で、なんとなく集まってくる情報」そして「自分の中にある価値観」のほうが大切なのです。

大切なのは「先に」に仮説を立てること!

そしてその仮説を補強するために情報を集める!

「情報→仮説→実行→検証」

ではなく

「仮説→情報→仮説の再構築→実行→検証」

新しいものを生み出すには
この順番で思考することが不可欠!

なので
新しいものを生み出したい人は
過去の数字を集めるのではなく

日々の経験の中の見えないデータを信じて
自分が正しいと感じる仮説を立てること!

そして、その仮設を実証するために全力で動くこと!

得られたフィードバックをもとに
仮説・検証を行うことを意識していきましょい!

圧倒的に生産性の高い人に共通する
問題設定&解決法を身につけたい人はこちらの記事もぜひ!

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「仮説」とは「定義」である

「じゃあ、仮説立てるかー!」

なんて言われても
いきなり立てるなんて無理な話で!

そもそも何が仮説なのか
どうすれば立てられるのかがわからない!

ってことで、本書では
仮説を立てることを

定義する

という言葉に置き換えて
わかりやすく紹介しています!

ちなみに著者は、質問攻めが多く

「なんでそうしたの?」
「どうしてそう思うの?」

と、心の中でいつも問いかけてるそう。

その「なんで?」と思うクセが
仮説を立てる「定義する」に必要だと!

 たとえば「『売れる』ってどういうことだろう?」と考えてみる。

作品が単にたくさん売れることか、作家の知名度が向上することか、日本だけでなく海外でも評価されるようになることか、何年経っても残る作品を生み出すことか……。

考えだすと簡単に定義するのは難しいものです。

このような質問を自分にして
自分なりの答えをだしていくと!

ぼくも、ヒットしている作品を見ると

「どうしてこの作品は売れているんだろう?」

と考えることがあって。

作品そのもののおもしろさが理由か
キャラクターに魅力があるのか
ストーリーがおもしろいのか

それともマーケティング戦略が上手いのか
それは誰がどういう風に仕掛けてるのか

考えると、次々疑問が浮かんできて!

なにごとも「定義する」訓練を積むと
自分なりの仮説を生むことができる
ので

あとは仮説を検証をして
さらに良いものにしていく

それができればより良い成果が
結果を生み出すことができるので
みなさんもぜひ意識してみてくださいね!

考えられない人の特徴を
知りたい人はこちらの記事もぜひ!
仮説思考に大切な要素が学べます!

まとめ『ぼくらの仮説が世界をつくる』

ぼくらの仮説が世界をつくる』佐渡島 庸平
いかがでしたでしょうか?

・前例主義は「情報→仮説」の順番で物事を考える
・「仮説→情報→仮説の再構築→実行→検証」の順番が大事
・仮説を立てるときに大切なのは、「日常生活で、なんとなく集まってくる情報」と「自分の中にある価値観」
・過去の数字を集めてきても新しいことはできない
・「仮説を立てる」ことと「定義しようと試みる」ことは同じ
・「定義する」訓練を積むことで、自分なりの仮説を生むことができる

「前例主義」のぼくにとって
胸に突き刺さるような1冊でした!

「宇宙兄弟がなぜヒットしたのか?」
という仮説・検証なども詳しく紹介
されており

宇宙兄弟・ドラゴン桜を大ヒットさせた
編集者のオリジナルの体験は見どころ満載!

思考力を高めたい人には
すごくマッチする内容だと思います!

本書は上記以外にも

・「宇宙人視点」で本質が見える
・明治維新のときに「一般人」は何を思っていたのか
・質を高めても売れない時代がやってきた
・インターネットで親近感をつくるには
・「やりたいからやる」が強いわけ
・自分の「好き嫌い」を把握しているか
・取ったリスクの対価しか手に入らない
・「好きを仕事にする」という最強の仕事術

などなど、不可能を可能にする
メガヒット編集者の仕事論を紹介!

情報を先に集めて仮説を立てると
いつまでも新しいことはできません。

先に大胆な仮説をて立て
それを全力で実現することが
これからの時代では必要になってきます。

「人生をメガヒットにしたい!」

そう思う人はぜひ、本書を読んで
不可能を可能にする、革命を起こせる
仕事論を身に着けてみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき
ありがとうございました!