【書評Lv.72】LINEの元社長が語る、ビジネスの本質とは!?『シンプルに考える』森川亮

こんちわ、柿田ぴんとです!

今日紹介するのは
SNSアプリ「LINE」の社長をしていた
森川亮さんの経営についての考え方をまとめた1冊

シンプルに考える』森川亮

本書は「あれも大事、これも大事」と悩むのではなく
「何が本質なのか?」を徹底的に考え

本当に大切な1%に100%集中する方法を紹介!

「戦わない」
「差別化は狙わない」
「計画はいらない」
「偉い人はいらない」
「自分を守らない」

いらないものを全部捨て
本質だけを追求するには
一体、どうすればいいのか?

さっそく書評していきたいと思います!

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ビジネスの「シンプルな本質」とは?

現代ではものすげえスピードで技術革新が進み
ビジネスの環境はめまぐるしく変化し続けてますよね。

そう考えると、5年後、10年後
今の仕事が存在するかもわからないし
将来どうなるねん!って不安を抱える人も多いはず。

しかし森川氏は
不安は無理やり消さなくていいと。

人は、不安だからこそ
自分なりに先を見通す努力をして

何か変化があったときに
素早く対応できるように準備をするから

不安をありのままに受け止めろといいます!

そしてここからが大事で、むしろ危険なのは
「漠然とした安心」を求めようとする人だと本書!

ぴんと
大企業に就職すれば一生安泰。
ぴんこ
偉い人の言うことに従えば大丈夫。

このような生き方は危ないぞと
すごく心配だぞと、本書は言うわけですが

じゃあ、なんで安心を求めることが危険なの?
ってことで、森川氏はその理由を

ビジネスの本質をがズレているからだと」わかりやすく説明しています。

ビジネスとは何か?
とてもシンプルなことです。

求める人と与える人のエコシステム(生態系)――。

これが、ビジネスの本質です。

お腹が空いた人に、おいしい料理を出す。
冬の寒い日に、あたたかい衣服を差し出す。
手持ちぶさたな人に、手軽なゲームを提供する。

どんなことでもいい。
人々が求めているものを与えることができる人は、どんな時代になっても生きていくことができる。
それが、ビジネスのたったひとつの原則だと思うのです。

大切なのは、人々が本当に求めているものを感じ取る能力と、それを具体的なカタチにする技術を磨き続けること。
そして、人々が求めているものが変化したときには、それをいち早く察知して新しいものを差し出すこと。

そこにひたすら集中すること以外に、不安から離れる方法があるとは思えません。

大企業に勤めれば、偉い人に従えば、出世すれば・・・・・。

このような漠然とした安心にしがみついていると、いずれエコシステムから排除されてしまう。
それが、自然の摂理(せつり)ではないでしょうか?

これってビジネスだけじゃなくて
人間関係の本質でもあるんかなと。

誕生日プレゼントでも
相手が本当に求めているものを感じ取って
それを具体的なカタチにすれば喜ばれるし

デートだったら

相手が何処に行きたいのか?
何を食べたいと思っているのか?
何を話せば、楽しいと思ってもらえるのか?

このように
相手の求めていることを
とことん考えるからこそ

あいてが喜び、また遊びたい!と思うんじゃないかなと!

ビジネスは、求める人と与える人のエコシステム。

自分があげたいものを渡す
自分が話したいことを話す

このように、
自分ファーストで考えて
相手に求めてばかりいるからこそ

仕事も人間関係もうまくいかず
いつまでも不安がつきまとってくると!

どんな時代になっても生きていけるように

人々が求めていることを与えることができる

そんな魅力的な人になっていきたいですね!

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ビジネスは「戦い」ではない

森川氏は、子供の頃から音楽が好きで、声代わりを機にドラムに専念。

中学、高校とバンドを続け
大学時代にはプロのジャズを目指し

社会人になってからも、時間をつくっては
友人と演奏するくらい音楽が大好きだと!

その経験から
ビジネスの本質は、音楽に近いもの」だと森川氏は説明しています。

ビジネスの本質も音楽に近いのではないか──。

僕は、そう考えています。

たとえてみれば、会社はバンドのようなもの。
歌のうまい人、ギターのうまい人、ピアノのうまい人……。

いろんなパートを受け持つ「腕利き」が集まって、
いい音楽を 奏でるために力を合わせる。

そして、いい演奏ができればメンバーも楽しい。
リスナー(ユーザー)も喜んでくれる。全員がハッピーになれるのです。

いい音楽を生み出すためには、

「リスナーはどんな音楽を求めているか?」
「そのためにはどんな演奏をすればいいか?」

という問いに向き合うことがいちばん大切です。

メンバー同士が戦っても意味がありませんし、
他のバンドと戦うことにも意味はありません。

一人ひとりが受け持つ楽器の腕を磨き、いいハーモニーを生み出せば、必ずリスナーも喜んでくれる。

それが、音楽だと思うのです。

言われてみると

ぴんと
ライバルより利益率を高めろ!
ライバルからシェアを奪い取れ!

って、ライバルに勝つことが
目的になってることもあるあるやなと。

大事なのは、ユーザーであって
ライバルに買ってもユーザーは喜ばないわけで
ただ「いい音楽」「いいモノ」が欲しいだけで!!

つまり、ただシンプルに
ユーザーのことだけ考えると。

ユーザーが本当に求めていることに集中すると。

それこそが戦わずして勝つという
本当の勝利ってことなんですね!

人と話すときでも、ブログを書くときでも
ユーザー第1にシンプルに考えていきましょい!

【書評Lv.49】この本を読めば文章の悩みはすべて解決する!『何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術』

「お金」を中心に考えない

もうここまでくるとね
お金のことを考えるよりも
もっとシンプルに考えることがあるよね!

ぴんと
ってことで、森川さんシンプルにおなしゃす!

会社は何のためにあるか?
僕の答えはシンプルです。

世の中に価値を提供するためにある。

これがすべてです。

もちろん、利益も大切です。
利益が出なければ会社を存続させることはできません。

しかし、利益が出るか出ないかは結果論にすぎない。
価値を提供すれば、その結果として自然と利益はついてくるのです。

ここで大事なのは「利益を目的にしない」ということ。

ブログやYoutuberであてはめると
お金目当てではじめると、最初の収益が低すぎて
はじめの3ヶ月で挫折する人が多いイメージ!

あと

ぴんと
お金がほしい!

と思う人と

ぴんこ
人を喜ばせたい、役に立ちたい!

と思う人では、どっちが良い記事、動画をとるでしょうってね!

もちろんお金がほしいことは
悪いことではないですが

結果的に、お金を考えると続かないし
稼げないことのほうが多いと思います。

ここで森川氏のお言葉を聞いてみましょう!

お金よりも大切なのは心です。

「世の中に価値を提供したい」
「たくさんの人々に喜ばれる価値を生み出したい」。

そんなピュアな情熱をもつ優秀な人だけを集める。
経営は、彼らがその能力を最大限に発揮できる環境を守り続ける。

そして、「こんなサービスが実現できたら、みんな喜んでくれるはずだ」とワクワクしながら仕事をする。
このワクワクする気持ちが大切なのだと思います。

(中略)

だから、僕はこう確信しています。

ユーザーを愛する気持ち。
自分が携わる商品やサービスを愛する気持ち。

これが、ビジネスを成功させるためにいちばん大切なものなのだ、と。 
大事なのは、利益よりも価値を生み出すこと。

とにかくユーザーの満足感を、高めることに注力すること。

自分の満足感を高めてる場合じゃないぞと!

ユーザーも企業も、相手も自分も
双方が喜べるモノを作り出すことが重要になってくると気づかされる・・・!

常に心はユーザーへ1点集中!
相手の価値を意識して、常に行動していくことが
仕事も人間関係もシンプルに上手くいくと、ぼくは思います!

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書評まとめ『シンプルに考える』森川亮

『シンプルに考える』森川亮
いかがでしたでしょうか?

・ビジネスとは、求める人と与える人のエコシステム
・ライバルと戦わず、ユーザーが本当に求めていることに集中する
・お金より大切なのは心、価値を提供すれば、その結果として自然と利益はついてくる

「シンプルに考える」とは
「本質を考える」ことだなと。

LINEがここまで人気な理由は
ムダを削ぎ落とし、ユーザーにとって
何が1番重要かを考えた結果だと。

自分が今までどれだけ
本質からズレた考え方をしていたのか
気づかされる1冊でした!

本書は上記以外にも

・「空気」を読まない
・会社を「動物園」にしない
・「成功」は捨て続ける
・優秀な人ほど「喧嘩」をしない
・会社は「学校」ではない
・「計画」はいらない
・「仕組み」では成功できない

などなど、LINE元社長が
本当に大切な1%に
100%集中するための
本質を追求した考え方を多数紹介しています!

感情に左右されず、あなたにとって
本当に価値があることが見つかる1冊なので
気になった方はぜひ本書を読んでみてくださいね。

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
【目次】
第1章 ビジネスは「戦い」ではない
第2章 自分の「感性」で生きる
第3章 「成功」は捨て続ける
第4章 「偉い人」はいらない
第5章 余計なことは全部やめる
第6章 イノベーションは目指さない
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ぴんと
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ぴんこ
再生した後でも何回も交換OKだから、
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また、あのメンタリストDaiGoさんも
本を聴くことで1日に3冊は読めるとおすすめしています!

読書やPC作業で目が疲れたときもインプットが続けられますし、移動時間も無駄にならない。

通勤に時間がかかる人なら、少なくても1日1冊分は聴けるんじゃないでしょうか。

テキストをフラットに聴くことにより、文章や論理の構造まできれいに頭に入るので、本がまるごと頭の中に入るような喜びが体感できます。

それによって話すことがうまくなり、言葉も出てきやすくなるので、本を耳で聴くのはおすすめですよ。

引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

さらに、人気俳優・声優のボイスが、
本の魅力をさらに引き出しているので、
スキマ時間を有効活用したい人は、この機会をお見逃しなく! 

 
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