【書評Lv.141】なぜ、あなたは「わかっているのにできない」のか?『わかるとはどういうことか 』山鳥重

この記事を書いた人

柿田ぴんと
都内ではたらくWebマーケター!
ビジネス書の書評ブログやってます!

こんちわ、柿田ぴんとです!

「勉強したのにできない」
「やる気がなくてできない」
「教えてもらったのにできない」

このように「わかってるけど、できない」
そう感じる人は多いのではないでしょうか?

ぼくもたくさん読書はするものの
その知識を実践出来てるかは怪しく

せっかくの知識がもったいない!
わかってることをできるようになりたい!

ということで
そんな悩みを解決するべく
今日紹介する1冊はこちら!

「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 』山鳥 重

本書は、人は、どんなときに

「あ、わかった」
「わけがわからない」
「腑に落ちた!」と感じるのか。

また「わかった」途端に快感が生じるのか。

そのとき、脳ではなにが起こっているのか。

脳の高次機能障害の臨床医である著者が
自身の経験(心像・知識・記憶)を総動員して
ヒトの認識のメカニズムを解き明かす1冊!

「わかる」とはどういうことなのか?

どうすれば、わかっていることができるのか?

ぴんと
さっそく書評していきたいと思います!

「わかったこと」は行為に移せる

世の中にはたくさんの

わかってるのに、できない!

が多数存在しますよね。

 

例えば、相手との会話であれば

「聞くことが大事だ!」

ってわかってても、できない。

 

ダイエットであれば

「摂取カロリーより
消費カロリーを増やせば痩せる!」

ってわかってても、できない!

 

ブログであれば

「読者をイメージして、書くことが大切だ!」

ってわかってても、たまにやらない!(゚Д゚)ノオイ

 

そこで本書では、どうすればこのような
わかる」ことが「できる」になるのかについて

 ちゃんとわかったかどうかは、一度実際に自分で行為に移してみないとなかなかわからないものなのです。

 筆者の考えでは、わかるとは運動化出来ることです。
 わかっていることは運動に変換出来ますが、わかっていないことは変換出来ません。

 運動といわれるとピンと来ないかも知れませんが、話すのも、文を書くのも、絵を描くのも表現活動はすべて運動です。
行為(発話行為、書字行為、構成行為など) という別の言葉を使いますが、要するに運動です。

ぴんと
「わかる」とは「運動としてできる」こと

ぼくの場合、読書で得た知識を
自分の言葉で説明する習慣があるのですが

わかってないことは
自分の言葉にできないし

説明しているうちに
よくわからなくなってきて

わかったように思っただけで
実はたいしてわかってないこともしばしば。

つまり、わかったか
わかったと思っただけかをチェエクするには

話す、聞く、絵を書く

実際に行為(運動)に移せるかで判断できると!

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「イメージ」をそのまま「アウトプット」する

 頭の中にぼんやりしたものがあるだけではそれを形にすることは出来ません。
表現のもとになるもの、表現しようとするもののイメージをはっきりさせておかないと、心の外へは持ち出せないのです。

 設計図がないと、ちゃんとした家が建たないのと似ています。表現は心にあるイメージをなぞることです。イメージがなければなぞりようがありません。

これを読んで、絵を書くときも同じだなと。

対象物をじーっくりと見て、イメージする。
その脳のイメージを、手でアウトプットする。

このイメージをはっきりとできるかどうかが
絵が上手い、下手の分かれ目になってくるわけで!

モノを1回見ただけ、本を1回読んだだけ

それじゃあ、「わかる」から「できる」
「イメージ」を「アウトプット」するのは難しいと!

ぴんと
家具を組み立てるときとか
説明書を何回も確認しちゃうよね!
ぴん子
たしかに。1回見ただけじゃ
家具を組み立てるのは難しいもんね!

つまり「わかる」から
「できる」ようになるには

脳に記憶を定着させる

ということがまず、必要になってきて!

「わかる」とは「運動としてできる」こと

言葉にしてみたり、図にしてみると

わかっていたつもりでいたことが
実は何もわかっていなかったことがわかるので

あなたもぜひ1度、試してみてくだされい!

「わかる」「わからない」について
あなたの頭の柔らかさをチェックできる記事はこちら!

モノゴトを細分化すれば「できる」ようになる

脳に記憶を定着させないと
「わかる」から「できる」にはならない。

これを、少し噛み砕いていくと

「考えるのが面倒」だから「できない」

という状態に表すことができる。

例えば、ダイエットをするとして

「朝は何を食べるのがいいんだっけ?」
「1日のカロリーはどのくらいに抑えるんや?」
「筋トレのメニューは、あれとこれと・・・」

このようにいちいち考える必要があると
人はわかっていても、できるようにならない。

結果、考える手間がダイエットの失敗になって!

逆に、「夜ご飯を抜くだけダイエット!」の場合
考える必要がないため、できる人の割合は増える。

つまり、考えることが増えるほど
人はストレスがたまり、しなくなってしまう。

 

じゃあ、どうすれば「できる」ようになるのか?

 

それはどれだけ「面倒なこと」をシンプルにできるか!

または、考えなくても手が動く状態にできるか!

これが「わかる」から「できる」ために必要な要素で

学んだことを一気にやろうとせず
小さなことからやりはじめる。

何回も参考書を見ながら、記憶に定着するまで
何も考えなくても手が動くまで習慣化する。

その地道な積み重ねと忍耐こそが大事だと!

そこを乗り越えた先に、自分がわかることを

絵にしたり、例にしたり、表現を変えたり
さまざまな方法で伝えることができるようなるので

みなさんもぜひ、面倒なことを細分化
脳に記憶が定着することを意識してみてくださいね!

1つの「わかる」で色々なことに
応用できるようになりたい人はこちらの記事もぜひ!

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まとめ『わかるとはどういうことか 』山鳥重

「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 』山鳥 重
いかがでしたでしょうか?

・わかるとは運動化出来ること!
・言葉にすると、実は何もわかっていなかったことがわかる!
・イメージがはっきりするまで、何回も見続けること!
・1回見ただけじゃわからない、記憶に定着させることが大事!
・面倒なことをシンプルにすることが、できるようになる第一歩!

1回本を読んだだけで
わかった気になってて

わかってないことを
理解できてない自分がいて!

1回説明書みただけで
家具が作れるわけはなく

何度も見返しながら
作業を進めていく必要があると!

インプットの履き違えに気づかされる

本質を見失いために
常に持っておきたい1冊でした!

本書は上記以外にも

・意識に呼び出しやすい記憶
・記憶がなければ「わからない」
・「わかる」にもいろいろある
・どんな時に「わかった」と思うのか
・「わかる」ためにはなにが必要か
・「わかりたい」と思うのはなぜか
・「わかった」ことは応用できる

などなど
脳の高次機能障害の臨床医である著者が
自身の経験(心像・知識・記憶)を総動員して
ヒトの認識のメカニズムを紹介しています!

そしてさいごに

世の中にはわからないことがたくさんあります。

わかっているつもり、ということもあります。

読書や勉強で学んだことを

「わかる」ようになり
「できる」ようになり
「教えられる」ようになる

そうなりたい人は、ぜひ1度
本書を読んでみてはいかがでしょうか?

きっとより深くものごとが
わかるようになると思います。

ぴんと
さいごまで読んでいただき
ありがとうございました!
【目次】
第1章 「わかる」ための素材
第2章 「わかる」ための手がかり―記号
第3章 「わかる」ための土台―記憶
第4章 「わかる」にもいろいろある
第5章 どんな時に「わかった」と思うのか
第6章 「わかる」ためにはなにが必要か
終章 より大きく深く「わかる」ために