【書評Lv.199】ホリエモン以来の天才、前田裕二とは?『人生の勝算』

この記事を書いた人

柿田ぴんと
都内ではたらくWebマーケター!
ビジネス書の書評ブログやってます!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今日紹介する1冊はこちら

人生の勝算前田裕二

本書は、今、最も注目される若き起業家が
生きていくための路上ライブで身につけた

人生とビジネスの本質をすべて明かす1冊!

SNS時代を生き抜く為に
必要な〝コミュニティ〟とは何か。

SNSの次の潮流である
ライブ配信サービスの最前線はどこか。

アーティスト、アイドル、モデルなどの
配信が無料で視聴・応援できる。そして、誰でも配信者になれる。

画期的な仮想ライブ空間の「SHOWROOM」を
創り出した前田裕二の全思考とは一体何なのか?

ぴんと
さっそく書評していきたいと思います!

【本の内容】
SNS時代を生き抜く為に必要な“コミュニティ”の本質と、SNSの次の潮流であるライブ配信サービスの最前線がわかる。

人は繋がりにお金を払う

前田裕二さんは
8歳のときに両親を失ってから

お金を稼ぐ手段として
路上で弾き語りをし、道行く人を感動させて
おひねりをもらうことが、自分に最も適していたといいます。

最初は、歌詞と曲を自分で考えた
オリジナル曲を歌うものの、お客さんは立ち止まらず。

そこで前田裕二さんは

・演奏技術を上げるべきなのか
・もっと歌がうまくなればいいのか
・そもそも、お客さんの側の立場だったらどうか
・僕の演奏に、足を止めて、耳を傾けるのか

とお客が立ち止まらない理由を必死に考えたそうです。

ぴんと
小学生でここまでドライに
お客さん側の目線で考えるってスゴすぎる・・・

そして、再び戦略を練り直した
前田裕二さんが次にとった行動は

歌う曲を、オリジナル曲からカバー曲に変えること。

本書では、その裏側について

 この裏側で立てていた仮説は「未知より既知」です。

つまり、音楽という分野においては、人は、新しく触れる未知のコンテンツではなく、「どこかで聞いたことのある」、既知のコンテンツにこそ琴線を揺さぶられるのではないか、という発想です。

言われてみれば、どんな音楽でも
気持ちが高まるのは「知ってる曲」が流れる時だなと。

このように、仮説を立てて、行動に移し
着実に結果が出ていくことを学ぶ小学生。

結果、人は集まるようにはなったものの
今度はお金が集まらない(1ヶ月500円)
という課題が前田裕二さんに降りかかってきて!

そこから、場所を葛飾から港区に移動したり
小学生が松田聖子や美空ひばり、吉幾三を歌っては

ぴん子
小学生が、どうしてそんな古い歌を知ってるの!?

というギャップ上手く使い、工夫を重ねた結果
半年で、月10万稼げるようになったとのこと!

では半年間でどんな工夫をしたのか?

前田裕二さんが試行錯誤の中で
わかった最も重要なこと、それは

「濃い常連客」を作ること

そのためには、大きく分けて
三つのステップがあるといいます!

成功する人のモノの見方を
身につけたい人はこちらの記事もぜひ!

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ステップ①「コミュニケーション可能範囲」に入ってきてもらうこと

1つ目のステップは

街行くお客さんに
会話のキャッチボールが成立する

「コミュニケーション可能範囲」に入ってもらうこと!

ぼくの場合は
路上の弾き語りを見ると

何か話しかけられるのが怖かったり
投げ銭を促されるのではと想像したり

見たとしても、遠巻きに眺める程度なことも多くて。
(結果的には感動して、お金を払ってしまうけどもw)

つまり、そういった人たちを
どう惹きつけるかが勝負だと!

そして前田裕二さんは

曲のセットリスト(当日歌う予定の歌を一覧にしたもの)を書いた、手書きのボードを掲げて

結果、お客がぐっと近くに
来てくれるようになったとのこと!

本書では、その理由について

 松田聖子やテレサ・テン、吉幾三などと書いてあると、街行くお客さんは、「小学生が歌謡曲を歌うの?」「吉幾三って……まさかこの子が?」という疑問を持ちます。

テレサ・テンの『つぐない』を見て、「あなた、『つぐない』の歌詞の意味わかるの?」と大人の女性が尋ねてきます。
「あっ、不倫の歌ですよね」と返すと、驚いたり、笑ってくれたりします。

ぴんと
これぞ、まさに戦略・・・

会話も、ブログも、音楽も
好きなことを話して、書いて、歌ってじゃ
人は集まらないし、お金も集まってこなくて。

この、通りかかった人が素通りできないような
つっこみどころを自分の中にどれだけ作れるか。

この発想が今の前田裕二さんを創り出していると!

ステップ②リクエストを受けること

前田裕二さんは、お客さんと
コミュニケーションを取れるようになった後は

より密度の濃いやりとりを繰り返して
親近感を持ってもらうことを意識しており

お客さんとの絆を深めるために

時間差でお客さんの歌のリクエストに応えたとのこと。

たしかに、知らないオリジナル曲を歌われるより

自分の聴きたい曲を自分のためだけに
歌ってもらうのは嬉しいし、応援したくなるなと!

そして前田裕二さんは
「赤いスイートピー」を聞いてくれた女性から

「『白いパラソル』って知ってる?」

とリクエストされたものの
無理して歌うのではなくて

「知らないので今日は歌えません」と答えたのだそう。

その意図はまた次に来てもらう約束を取り付けること!

本書では、その理由は2つあるといいます。

 一つは、僕が仮に、そこでどんなに上手にその歌を披露しても、それではたいした対価を得られないとわかっていたから。

(中略)

 二つ目は、歌のうまさや表現力で勝てなくても、お客さんと心を通じ合わせる度合いなら勝てるかもしれない、と思ったから。

つまり、歌のうまさで勝負しても
あくまでカバー曲、本人のライブにはかなわくて。

お客さんがギターケースにお金を入れるのは
「歌が上手だったから」という表面的なものではなく
心を揺れる、通じ合う」という感情起因なら勝てると!

そして、前田裕二さんは

「今日は歌えないのですが、来週の水曜の同じ時間に、もう一度この場所に来てもらっても良いですか?」

と次回の約束を取り付けて、
来てくれた女性に、心をこめて
一週間、一生懸命練習した『白いパラソル』を歌う。

結果、前田裕二さんが歌う『白いパラソル』は
この女性にとって特別なものになり、下手をすると
松田聖子さんご本人が歌う『白いパラソル』よりも価値をもつ
と!

本書では、大事なポイントについて

 それは、僕が歌う「曲そのもの」ではなく、1週間という時間にお客さんが思いを馳せて、その過程自体に強いストーリー性を感じてくれるから。

(中略)

 そして、そこで生まれた価値は、往々にして、非の打ち所のない上手な演奏など、パッケージされたコンテンツの価値を上回って、人の心に深く突き刺さります。付随して、色々な世間話をしたりして、お互いを一人の人間として認め合い、「ヒト対ヒト」の絆を作ります。

つまり、演奏や歌が荒削りでも構わなくて

ぴん子
私のためにこの1週間ぶっ通しで練習してくれたんだ。

という感情移入や共感が大切だと。

ぴんと
私の演奏を聴いてください!

という、供給側の一方通行なスタイル
モノ(演奏) 対  ヒトの関係ではダメで

絆を深めるには、モノを
一方的にぶつけるのではなく

他者への想像力と思いやりを持って

ヒト 対 ヒトの関係性を築くことが大事になってくるわけですね!

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ステップ③仲良くなったお客さんに、オリジナル曲を披露する

そしてここまできてようやく
仲良くなったお客さんに、オリジナル曲を披露すると!

何も関係性のない通りすがりの人々に
オリジナル曲を歌っても、誰も聴いてくれない。

けれども、すでに特別な
絆ができあがっているお客さんは

前田裕二さんの作った曲に深く耳を傾け
詩もメロディも心で噛み締め、感動してくれる。

ちなみに『白いパラソル』を披露した女性は
ギターケースにそっと1万円札を置いてくれたのだそう。

そんな過程の中で、前田裕二さんは
歌が別にうまくなったわけでもなくて

では、最初と今とで、何が違うのか?

それは絆の深さだといいます。

 最初は0だったお客さんと自分の間にある絆が、時間をかけて、じっくりと育っていく。

当初は誰も興味を持たなかったオリジナル曲に、いわば「絆」という名の魔法をかけて、まったく別の価値ある曲に昇華する。

こうして、いくつものストーリーを共有するうちに、お客さんは、決して裏切ることのない常連さんになっていきます。

コンテンツの価値以上に

ヒトは、絆、心への強い紐付きや
裏側にあるストーリーに価値を感じて消費する。

ぴんと
人は論理ではなく、感情で動く!
ぴん子
モノ消費から、ヒト消費!

どんなにいいモノでも
売れない時代がこれからやってきて

そこには「人との繋がりにお金を払う」
コミュニティ」と呼ばれる絆の集合体

これからのビジネスにおいて
外せない鍵になってくることに気づかされる。

そのためにも
周りのたくさんの濃い絆
コミュニティを形成して

裏側にあるストーリー
新たな価値を創っていきたいと思います!

村上春樹が天才な理由を
知りたい人はこちらの記事もぜひ!

まとめ『人生の勝算』前田裕二

人生の勝算前田裕二

いかがでしたでしょうか?

・通りかかった人が素通りできないような、つっこみどころを自分の中にどれだけ作れるか

・他者への想像力と思いやりを持って「ヒト 対 ヒト」の関係性を築くことが大事

・ヒトは、絆、心への強い紐付きや、裏側にあるストーリーに価値を感じて消費する。

【濃い常連客をつくる3つのステップ】
①「コミュニケーション可能範囲」に入ってきてもらう
②リクエストを受ける
③仲良くなったお客さんにオリジナル曲を披露する
 

今回紹介した路上の弾き語りは
まだまだ序の口。(本書の7%くらい

小学生時代から、外資系投資銀行時代
そしてニューヨークの奮闘からの、SHOWROOMの起業。

その過程の思考の深さ
そして逆境を乗り越える強さ

本書を読んでから
前田裕二さんリスペクトしすぎて

手帳もノートの書き方も
全て真似するようになるっていうw

それくらい本書には、心を動かされる
今まで感じたことのない感情が湧く1冊でした!

ちなみに(9/27)まで、Kindle半額!

本書は上記以外にも

・なぜスナックは潰れないのか
・AKBグループが強い理由
・コミュニケーションとは、さらけ出すこと
・営業で勝つためにはニーズの見極めがすべて
・ディベートで鍛えた瞬発的仮説思考力
・自分について考えたノートを何冊作っているか
・人生のコンパスを持つ
・他者の価値観という物差しを当てる
・「決めている」ことの強さ

などなど、成長ビジネスの勘所について
あらゆるビジネスの勝算」を上げる方法を紹介!

「勝算なんて何の根拠もないことを、この若き経営者は知っている。だから、前田裕二を信じた。」
――秋元康

「秋元さんが〝堀江以来の天才がいる〟というから会ってみたら、本当だった。」
――堀江貴文

そんな今、最も注目される若き起業家
前田裕二の人生とビジネスの本質を知りたい人は

ぜひ本書を読んで、自分の人生に勝算をもち
人生を1㎜でもプラスの方向に傾けてみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき
ありがとうございました!